企業等の立場からは、前述したように、金銭的な負担は増えます。
厚生年金保険料の半分と子ども・子育て拠出金分です。
しかも、対象となるのは、企業規模が小さい中小企業や零細企業です。
さて、どうしますか。
いや、どうなりますか。
私は、短時間労働者に該当しないようする、短時間労働者を雇わなくていいようにする、短時間労働者の数を減らす等の傾向が続くと思います。
企業倒産も増えるかもしれません。
前述したように、短時間労働者とは、1週間の所定労働時間または1か月の所定労働日数が、通常の労働者の4分の3未満であり、次の全てを満たす方です。
・ 1週の所定労働時間が、20時間以上
・ 1月の所定内賃金が、月額88,000円以上
・ 学生でないこと
短時間労働者に該当しないように次のいずれかの措置を取ります。
・1週の所定労働時間を20時間未満にする。
・1月の所定内賃金を月額88,000円未満にする。
・学生アルバイトを活用する。
さらに、中小・零細企業には難しいのですが、機械化等の合理化により短時間労働者の数を減らします。
公的年金も生き残りをかけて、なりふり構わずやっています。
対象となる企業等も、生き残りのために、なりふり構わずやる傾向が現れるのではないかと思うのです。
逆の発想で、短時間労働者を正社員にして、バリバリ働いてもらって、滅茶苦茶業績を向上させるという手もあります。
(まぁ、難しいですかね。今の政府の下での経済環境では・・・)
もう一つ、公的年金の問題について、抜本的な解決を図る政党を支援するということです。
残念ですが、既存の国会議員を有する政党には、そのような考え方をする政党はないようです。
国民を統治するという考え方で、社会主義、共産主義、全体主義の考え方を持った政党ばかりだからです。
それが、国民に分からないように、うまいことやっています。
現在、物価高ですが、「年金受給者は困る」という話を耳にします。
どういうことでしょうか。
年金額の改定の話かと思います。
次回、説明してみます。(多分)
我が家の百日草に、蝶々が留まっていたので、カメラに収めました。
よほど、花の蜜が美味しいのか、逃げずに、しばらく、とどまってくれました。
なんか、ホッとしました。
ありがとうね。
会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
皆さんに、神さまのご加護がありますように。
63歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
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