継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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経営者保証ガイドラインを斬るNo17 ガイドラインの対象

2014-06-17 13:38:05 | うんちく・小ネタ

 経営者保証に関するガイドラインは、平成2512月に公表され、平成2621日から適用となっています。
 それに先立ち、平成2212月に公表された「金融資本市場及び金融産業の活性化等のためのアクションプラン」において、「経営者以外の第三者の個人連帯保証を求めないことを原則とする融資慣行を確立し、また、保証履行時における保証人の資産・収入を踏まえた対応を促進する」ことが明確に打ち出されました。
 それを受けて、平成237月に、経営者以外の第三者による個人連帯保証等の慣行の見直しを行うべく、金融機関の監督官庁である金融庁から、「主要行向けの総合的な監督指針」「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」の一部改正案が公表されています。
 これらの中で、「経営者以外の第三者との間で個人連帯保証契約を締結する場合には、『経営者以外の第三者の個人連帯保証を求めないことを原則とする融資慣行を確立』するとの観点に照らし、必要に応じ、『信用保証協会における第三者保証人徴求の原則禁止について』における考え方にも留意しつつ、当該第三者と保証契約を締結する客観的合理的理由を顧客から求められれば説明する態勢の整備」を金融機関に要請しています。
 簡単にいうと「経営者以外の第三者保証は原則なしにするようにしてください。どうしても経営者以外の第三者保証をもらう場合には、信用保証協会の考え方を参考にして、客観的合理的理由を説明できるようにしてください。」ってことです。
 つまり、このガイドラインを活用しなくても、経営者以外の第三者が保証している場合は、保証を外せる場合があるということです。
 ただし、金融機関から融資を受けている中小企業自体の財務状況、担保状況、経営者保証だけでは融資ができないので、経営者以外の第三者の保証を受けている場合は注意してください。
 この経営者以外の第三者の保証をはずしてしまうと、融資の継続が難しくなる可能性があるからです。
 次回は、「経営者保証ガイドラインに頼らなくても、自力で経営者保証をはずす交渉をしてみせる。」という頼もしい社長さんのために、それに関する説明をしたいと思います。
 いつになるか分かりませんが。
 多分、その前に、6月20日に、「経理ウーマン 6月号」(研修出版刊)が出版されます。私が経営者保証に関するガイドラインについての記事を書いていますので興味のある方はご一読ください。
 拙著「本音を言わない銀行、言っても解らない中庸企業の社長」もよろしくお願いします。
 元地方銀行マンの52歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。

 


反省・工夫を英語で書いてみましたよん。

2014-06-16 22:00:52 | うんちく・小ネタ
 

私の6月第2四半月の365日継続記録表、365日勝敗表です。
 H260616
 20140616
 反省・工夫欄を英語で記載してみました。いろんなところで生活の中に英語を取り入れてみようと思います。
 でも、このブログは英語にはならないと思います。一部、英語を使う機会は増えるかも?しれませんが。
 6月14日(土)は久しぶりに黒星(負け)となりました。疲れが貯まっていたのか、うっぷんが爆発してしまいました。反省しています。(まだまだ未熟もんです。)
 繁忙期を通り過ぎたため、これからしばらくは知識のINPUTと体力アップ・体重ダウンを重点的にやる方針です。
 黒星(負け)は付きましたが、努力の継続しています。いつか花咲くことを信じて。
 52歳のオッサンがまだまだ頑張ってんですから、若い方も、年配の方も、何か努力を継続してみませんか。
 このブログが何か努力を継続されている方の励みになってくれれば幸いです。
 努力を継続する考え方、365日継続記録表、365日勝敗表については、拙著「意志が弱い人のための勉強を続ける技術」をご一読ください。左のおススメの本から購入できます。私の思いと行いと一端が読み取れると思います。
 減量のためか、本日、昼過ぎにフラフラしたため、昼食を多めにとってしまいました。それほど体重は増えていませんでした。 (良かった。) やっぱ、健康的に痩せないと駄目だわ。
 なんてことを考えている52歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


経営者保証ガイドラインを斬るNo16 ガイドラインの対象

2014-06-13 15:50:14 | うんちく・小ネタ

 ガイドラインの適用対象の要件の最後は、主たる債務者である中小企業と保証人である経営者の両方が、「反社会的勢力でないこと」です。
 ガイドラインの本文では、「反社会的勢力ではなく、そのおそれもないこと」となっています。
 これを文字通り解釈すれば、「明らかに反社会的勢力である場合だけでなく、反社会的勢力であることが疑われるような場合もガイドラインの適用対象とはならない」ということになりましょうか。
 この「反社会的勢力」については、Q&Aで、「対象債権者(金融機関)が、主たる債務者(中小企業)、保証人(経営者)から提出される弁済計画や必要書類の記載内容、対象債権者において保有している情報を基に総合的に判断する。」という説明がなされており、その判断は、金融機関が行うこととなっています。
 反社会的勢力の定義が明確になっていませんが、それも含めて債権者である各金融機関が判断するということでしょう。そのような反社会的勢力に金融機関が融資をしているのかは疑問の残るところですが、まぁこの辺は金融機関が判断するということで大きな問題はないと考えますので、サラッと通り過ぎます。
 次回は、経営者以外の第三者による個人連帯保証等の慣行の見直しとの関係について説明します。
 いつになるか分かりませんが。その間に拙著「本音を言わない銀行、言っても分からない中小企業の社長」でも読んで待っててください。左のおススメの本から購入可能です。
 元地方銀行マンの52歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


大分から福岡まで研修に行きました。 It’s a good lessen for me.でした。

2014-06-12 07:34:45 | うんちく・小ネタ

 大分から福岡へ研修を受けに行きました。
 大分から福岡まで片道2時間ちょい、往復4時間半程度、乗り物に弱い私にとっては長旅です。
 疲れましたが、大変、有意義でした。時間とお金をかけて受講したかいがありました。
 It’s a good lessen for me.
 テキストを読めば分る、憶えられるような内容でも、研修を受けて、耳、目で体感すると理解度や記憶度が増すと私は考えています。
 実際に、そうでした。(寝ては駄目ですが)
 私の公認会計士試験の勉強は通信講座でしたが、ウェブ講座といって、インターネットで講義を聞くような形式にしました。時間が惜しかったのでスピードを速めに設定して時間を有効に使うようにしていました。
 時間があれば、研修に出て、理解と記憶をするというのは有効な手段です。
 しかし、研修に出てばかりでは実力は伸びません。自分一人でテキストと向き合う時間を多くとる必要があると思います。
 私は折衷案をお勧めします。うまくバランスをとって、理解・記憶していくのです。
 資格試験を目指している方、仕事の関係で勉強をされている方、学校の受験をされている方の参考になれば幸いです。
 国家試験が行われる季節になります。
 このブログを見てくれた方が、自助努力の精神で、正当な努力を継続し、目標、理想、夢に一歩でも近づいていただけることを願います。
 大分福岡を往復しただけで、メチャクチャ疲れてしまった52歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


成果は見えないが、特に過酷でもないから続けられる。

2014-06-08 21:57:23 | うんちく・小ネタ

 6月第一四半月が終わりました。
 私の365日継続記録表、365日勝敗表です。

  H260608

  20140608

 成果が見えません。あせる気持ちはありますが、そんなに過酷な訓練をしている状況でもありませんので、続けられます。
 勉強の集中力は持続できない、体重は減らない、家の周囲の掃除・補修等すること多いのにできない等々、なかなか思い通りにならずに、日曜日も終わってしまいました。
 まぁ、でも、公認会計士を目指して勉強をしていたときに比べれば、自分を追い込んでいませんので、堕落しないように少しずつでも努力を継続することはできます。白星が続いています。
 (成果は期待しています。なんか大きな成果がいくつも出そうな気がするんですけど・・・。)
 ところで、今週から継続項目を英語で書いてみました。何となくカッコいいと自分では思っています。読み返して何を書いているか分からないこともありますが。
 反省・工夫も英語で記録するように挑戦してみますか?

 52歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。