つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

変りつつある公務員・・・

2006-02-28 | Weblog
 今日午後から、民主党執行部と永田議員の会見があるそうだが、メール騒動もこれで解決となるのだろうか。それにしても、永田議員による爆弾発言の後、当の本人は姿を見せず、代わりに前原代表と野田国対委員長が表面に出たことによって、ますます事態は収拾のつかないことになったように思う。
 また、永田町特有の雲隠れであるが、老齢の身ならともかく、入院という卑怯な手段をとったことによって、永田議員の個人的な印象は悪くなる一方で、いっそ、議員辞職して再起を図るほうがイメージとしては良かったのではないか。しかし、組織の中のコマであれば、色々な駆け引き、思惑などによりそれもままならぬことか、まさに追い詰められた中での謝罪か釈明か知らぬが、悪あがきはよして、自分の意志で決断するべきである。よもや、このまま議員を続けられるとは思っていないだろうが。

 話は変るが、1月に急性虫垂炎で入院した際、支払った治療費の高額医療費払い戻し制度を利用するため、昨日、半年振りに地元管轄の社会保険事務所を訪れた。中に入って「あれっ! 違う所に来たかな」と思うくらい変っていた。今までは年金相談の窓口が3箇所くらい、健康保険などその他の窓口が2箇所くらいだったのが大幅に改造されて、窓口が一括され10箇所くらいに増えていた。そのおかげで大して待つこともなく事務処理を済ますことが出来た。そして、何より職員の態度、対応が良くなったのがありがたい。
 そして、今度は税務署へ。わずかの個人年金の源泉徴収のため、毎年申告書を提出しなければならず、面倒この上ない。いつもは出向いてパソコンに入力して申告書を作成するが、今回は作って持っていった。提出窓口の職員が目を通して不備があれば指摘してくれるのだが、今回は定率減税が2割あってその金額の記入漏れを教えてくれた。おかげで還付金が15000円くらいもあり、儲けた気分になった。
 若いときの私の仕事は自営業種だったため、ずっと青色申告だったので税務署には大分通った。昔の税務署員はこわいイメージがあって、些少な申告内容でもびくびくものだったが、昨今の官公庁の不祥事のせいで、どこのお役所の職員も態度がやわらかくなってきて、足が運びやすくなったことはうれしい。
 そして、最後は郵便局、ここも民営化が決まってからは客が入ってくると「いらっしゃいませ」の声が聞こえる。そして、もちろん対応も丁寧である。
 このように、本来は庶民のための官公庁であるべきで、昔の親方日の丸にあぐらをかいたお役人はいなくなり、公務員の姿も変りつつある。

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