3日目、夜来の雨で緑がきれいだ。朝食は外の「京都」という店だが、京都とどういう関わりがあるのだろうか、誰もが不思議がっていた。アマダイの干物とご飯、味噌汁とキムチが何種類かあった。アマダイの干物は済州島でしか食べられないそうで、確かにおいしかった。また、味噌汁も何とか日本のものに近い味付けだったのでよかった。
出発時には雨も止んで青空が見え始めた。一路金浦空港へ、9時50分発の飛行機に乗り、仁川空港到着は11時25分である。バスでソウル市内へ向かうが、首都高速のようなハイウエーがないので渋滞が激しく、都会に似合わずお粗末な道路状況である。
しばらく走ると川向こうに国会議事堂が見えた。市内に入ると、青色の瓦の民家が多く見られる。この国にも貧富の差はあるのだろうが、それほど生活水準に差があるようには見えない。それにしても、チマチョゴリ姿の女性が全く見られないのだが、何かの行事かお祝い事がなければ着ないのだろうか。
今日の昼食は、石焼ビビンバと食べ放題のキムチである。味付けはまあまあだった。食事後は南山韓屋村へ。2万8千坪の土地に韓国朝鮮王朝の伝統家屋5種類と韓国式庭園を移築したところで、この復元された5つの家屋を通して名家の士大夫の家から一般の平民の家までの生活様式を見ることができるという。が、一部工事中で入れないところもあった。また、ここから遠く山上にあるテレビ塔がよく見えた。
次に、コピー商品を扱う店へ案内される。上海と同じように看板も何もない狭い階段を上がった密室のような店である。ヴィトンのバッグ2万円、財布1万円、ローレックスの時計2万5000円などなど…。みんな買っているが、私は本物もコピーもまるでブランドには興味がないので見るだけ。呉れる言うならイヤとは言わないが(誰が言うか)。
そして繁華街へ向かうため、大統領官邸である青瓦台の前を通ったが、いやに警察車両や警察官の姿が目に付く。何事かと思ったら、この日は韓国全土の労組があつまりデモ行進をしているという。道路両脇に機動隊員を乗せた装甲車が隙間なくピッタリ止められていて、道の角々には機動隊員が固まって立っている。装甲車の数は100台以上は出ているようで、こんな大掛かりな警戒態勢を見たのは生まれて始めてである。その昔、安保闘争の様子をテレビで見たが、あれをしのぐほどの大規模な警戒である。おかげで道路は渋滞し、バスがなかなか前に進まない。
またまた免税店に立ち寄る。このツアーは免税店やショッピングセンターへ度々連れてゆくのには参った。次は、ソウルの中心地に近い繁華街でおろされ、自由行動。あいにく雨となり、傘を差してブラブラ、ジャスト ルッキング。屋台もたくさん出ている。韓国特有のあでやかな色彩の民族品がたくさんあり観光客で賑わっている。韓国は観光よりショッピング目的で来る人が多いらしく、ツアーの中にも何度も来ているという夫婦がいた。
今日の行程が終わり、ホテルへ。ここから15分くらいだとガイドは言ってたが、あいにくデモ行進の列に遭遇し、立ち往生してしまった。デモの列は車道も歩道も関係なく、車の前を堂々と歩くので、その列が渡り終わるまで待たなければならない。おかげでホテルまで1時間20分くらいかかってしまった。この国の道交法はどうなっているのか、車道の両側に駐車していても違反ではないらしい。また、日本では交差点の手前の白線で止まるので車はスムーズに進むが、この国では信号が変わっても交差点の中まで乗り入れる。だから、交差点の中の車の進行方向はあっちへ向いたりこっちへ向いていたり、無茶苦茶である。隙あらば割り込んでくるので車間距離などとれたものではないのだろう、前も後ろもピッタリで、よくこれで事故が起きないものだと感心する。
やっとホテルへ到着。バスタブにお湯をためようとバスルームへ行って見ると、洗面所がガラス戸で仕切られていて、バスタブはなくシャワーだけ。その上、近代的でシンプルなシャワーなので、お湯を出すコックが分からない。フロントへ尋ねると、シャワーを持って右に回せという。回すとシャワーのヘッドが外れて大笑い。またまた電話。温度調節がコックになっているらしく、それを右に回せというが、回すのでなく右に開くのだ。やっとシャワーを浴びたが、全然お風呂に入った気がしない。照明もエアコン調節もすべてテレビのリモコンでするようになっていて近代的なのはいいが、慣れない田舎者は戸惑うばかりだ。疲れ果てて、隣のコンビニで買って来たチュウハイを飲んでバタンキュー。第3日目終了。
出発時には雨も止んで青空が見え始めた。一路金浦空港へ、9時50分発の飛行機に乗り、仁川空港到着は11時25分である。バスでソウル市内へ向かうが、首都高速のようなハイウエーがないので渋滞が激しく、都会に似合わずお粗末な道路状況である。
しばらく走ると川向こうに国会議事堂が見えた。市内に入ると、青色の瓦の民家が多く見られる。この国にも貧富の差はあるのだろうが、それほど生活水準に差があるようには見えない。それにしても、チマチョゴリ姿の女性が全く見られないのだが、何かの行事かお祝い事がなければ着ないのだろうか。
今日の昼食は、石焼ビビンバと食べ放題のキムチである。味付けはまあまあだった。食事後は南山韓屋村へ。2万8千坪の土地に韓国朝鮮王朝の伝統家屋5種類と韓国式庭園を移築したところで、この復元された5つの家屋を通して名家の士大夫の家から一般の平民の家までの生活様式を見ることができるという。が、一部工事中で入れないところもあった。また、ここから遠く山上にあるテレビ塔がよく見えた。
次に、コピー商品を扱う店へ案内される。上海と同じように看板も何もない狭い階段を上がった密室のような店である。ヴィトンのバッグ2万円、財布1万円、ローレックスの時計2万5000円などなど…。みんな買っているが、私は本物もコピーもまるでブランドには興味がないので見るだけ。呉れる言うならイヤとは言わないが(誰が言うか)。
そして繁華街へ向かうため、大統領官邸である青瓦台の前を通ったが、いやに警察車両や警察官の姿が目に付く。何事かと思ったら、この日は韓国全土の労組があつまりデモ行進をしているという。道路両脇に機動隊員を乗せた装甲車が隙間なくピッタリ止められていて、道の角々には機動隊員が固まって立っている。装甲車の数は100台以上は出ているようで、こんな大掛かりな警戒態勢を見たのは生まれて始めてである。その昔、安保闘争の様子をテレビで見たが、あれをしのぐほどの大規模な警戒である。おかげで道路は渋滞し、バスがなかなか前に進まない。
またまた免税店に立ち寄る。このツアーは免税店やショッピングセンターへ度々連れてゆくのには参った。次は、ソウルの中心地に近い繁華街でおろされ、自由行動。あいにく雨となり、傘を差してブラブラ、ジャスト ルッキング。屋台もたくさん出ている。韓国特有のあでやかな色彩の民族品がたくさんあり観光客で賑わっている。韓国は観光よりショッピング目的で来る人が多いらしく、ツアーの中にも何度も来ているという夫婦がいた。
今日の行程が終わり、ホテルへ。ここから15分くらいだとガイドは言ってたが、あいにくデモ行進の列に遭遇し、立ち往生してしまった。デモの列は車道も歩道も関係なく、車の前を堂々と歩くので、その列が渡り終わるまで待たなければならない。おかげでホテルまで1時間20分くらいかかってしまった。この国の道交法はどうなっているのか、車道の両側に駐車していても違反ではないらしい。また、日本では交差点の手前の白線で止まるので車はスムーズに進むが、この国では信号が変わっても交差点の中まで乗り入れる。だから、交差点の中の車の進行方向はあっちへ向いたりこっちへ向いていたり、無茶苦茶である。隙あらば割り込んでくるので車間距離などとれたものではないのだろう、前も後ろもピッタリで、よくこれで事故が起きないものだと感心する。
やっとホテルへ到着。バスタブにお湯をためようとバスルームへ行って見ると、洗面所がガラス戸で仕切られていて、バスタブはなくシャワーだけ。その上、近代的でシンプルなシャワーなので、お湯を出すコックが分からない。フロントへ尋ねると、シャワーを持って右に回せという。回すとシャワーのヘッドが外れて大笑い。またまた電話。温度調節がコックになっているらしく、それを右に回せというが、回すのでなく右に開くのだ。やっとシャワーを浴びたが、全然お風呂に入った気がしない。照明もエアコン調節もすべてテレビのリモコンでするようになっていて近代的なのはいいが、慣れない田舎者は戸惑うばかりだ。疲れ果てて、隣のコンビニで買って来たチュウハイを飲んでバタンキュー。第3日目終了。
コピー店があったり免税店廻りをするのもいまだに需要があるからなんでしょうね。それも旅の目的といえば目的かも。
でも、私ならお金もないし、ひたすら観光ですね。
景色を眼に入れるのが目的。
ジャストルッキングです。(´∀`*)
特に知り合いと一緒に行ったのでもなく、一人で申し込んで行ったようですが、なかなか勇猛心がありますね。
日本人って、「ネギ背負ったいいカモ」ですね。みんなどれだけ持ってきたのか、行くところ行くところで買い物をします。
私など、みやげはお互い様ということにしているので、ほとんど買いません。何も旅に出て人のために金を使うことはないと割り切っています。自分の物も何か1点記念になるものを買うぐらいですので、小遣いはあまり使いません。みんな土産物をたくさん抱えているのに、私は何もないので恥ずかしいので、友人のを持って自分が買ったような振りをします。
いえいえ、いつも親友と一緒です。1人でなんて、国内でも行けません。1人で食べ物屋に入るのも躊躇します。
若いときには一人旅にあこがれたこともありますが、旅は誰かと一緒でなくては面白くありません。 コピーと分かっていて買う人の気が知れないのですが、みんな買いますね。私はブランドに興味がないので、コピーと買うより、名もないもので気にいった物を買いたいです。
最近のホテルは設備がいいのか悪いのか、説明書もないし、これが日本語の通じるホテルだからまだいいけど、そうでなかったらとても困ったでしょうね。
旅行社も宿泊ホテルの設備についてガイドに説明させるべきだと思います。
韓国の地酒マッコリをお飲みになりましたか?
白濁した米のお酒で、ほんのり甘く飲みやすいです。
5~6%の度数で、アミノ酸たっぷりで百薬の長だそうです。
好韓の友人が、日本酒党の私に、必ず振舞って
くれる酒でもあります。
機会があったら、試飲してみて下さい。
もっとも、飲兵衛の偏見ですが。
写真楽しく拝見させて頂きました。
そして、国民性が垣間見える、お話等ありがとう
ございました。
これからも、ご自分のキャラを大切に・・・
3日目も楽しく読ませて頂き、ありがとうございました♪
「京都」と「警察官」と言うのに、敏感に反応してしまいました(笑)
韓国の道交法にはビックリしました。
いかに日本がしっかりしているのかが分かりますね。
今日5日は、林一歩警部の四十九日です。
嫁とお供えを買って来ました。
「林一歩警部の分まで、これからもっと頑張ろう!」と思います。
お酒は飲みませんでした。ツアーの男性はどぶろくを飲んでいましたが、あまりおいしくないとか。
メモした事柄について思い出しながら書いたので、たいした文ではありません。それに詳しく知ろうと思えば、今はネットで何でも知ることができますからね。
読んでいただいて有難うございます。
反応される語句が「警察官」とは(笑)、でも韓国の警備体制は半端ではありませんね。不謹慎ですが火炎瓶が飛ぶような場面が見たかったです。多分日本の警察のように大人しくはないと思いますね。
今日でしたね。よろしくお願いします。奥様にもよろしく。きっと天国で見てくれていると思いますよ。