つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

4ババの「小豆島珍道中」その1・・・

2012-06-10 | 

 60代と70代のババ4人で香川県・小豆島へ、久しぶりの1泊旅行である。前夜からソワソワ、朝は4時に起床、まるで遠足に行く子どものようだとおかしくなった。    
 わが家からフェリー乗り場へは5分もあれば行ける。「フェリーは12時35分発だから12時までに来たらいいよ」と言っておいたのに11時10分にやって来た。みんなもワクワクしてるのかな?          
 
お昼は船内で食べようと、前日に“ほか弁”を予約しておいた。途中でホカホカの弁当を受け取りフェリー乗り場へ。宿泊先のホテルから観光地の割引入場券とフェリー運賃割引券が届いていたので利用する。軽四車は運転手1人で5610円、あとの3人は乗船料金1000円。往復で合計17220円のところ2割引で13776円。3444円もお得、寝酒のチューハイが買えるー。         
 
いよいよ出航だ。今日の気温は28度とか、穏やかな瀬戸内の風が心地よい。“ほか弁”を食べて、うとうと居眠りをしているうちに1時間10分の船旅は終わり、大部港へ到着。運が良ければスナメリに出会えると聞いていたが、姿は見えなかった。
 
 
一番近い観光地は「寒霞渓」、ここはロープウェイから見る紅葉の美しさで有名である。今日は展望台から景色を眺めるだけにして、ロープウェイには乗らなかった。はるか向こうに、ぼんやりと四国の山並みが見える。     
 

 次は「道の駅 小豆島オリーブ公園」。オリーブ記念館に入ると、ギリシャ神話をモチーフにしたオリーブの女神アテナ像が真正面に立っている。   
 

 古代ギリシャの景観そのままの建造物、エーゲ海さながらの青い海、対岸には「二十四の瞳」の舞台となった田ノ浦半島が見える。


 ババ3人を脇に避けて撮ったつもりなのにその写真がない。もう、ジャマ!      


 ギリシャ風車と瀬戸内海。  

 小豆島は3回目なので「二十四の瞳」映画村はコースから外す。次は、道の駅・海の駅「小豆島ふるさと村」、ここで食べた“すもも”のアイスクリームがおいしかった。  
 
ホテルが送ってくれたマップで一応の観光ルートは調べておいた。が、親友の車は古いので“カーナビ”がない。そこで、私“バーナビ”の出番である。とは言うものの、自慢ではないがすんなり到着したことは一度もない。あっちへ迷いこっちへ迷い、人から人へ訊ねながらの旅となるのである。今回も同じで、土庄港の反対側の海沿いへ行くはずが土庄港へ着いてしまい、港の警備員を捕まえて道を教えてもらう。
        
 
今日の最終の観光は「エンジェルロード」だが時間がすこしあるので、海亀が産卵に来るという「戸形崎」へ。が、行けども行けどもそれらしき標識が見当たらない。あきらめて戻る途中に小さな石の標識を見つけて、下りてゆくとカメの像があった。      

 白砂青松の砂浜が続き、海の向こうには四角い屋根のような瀬戸内海国立公園の屋島が見える。




 「エンジェルロード」へ到着。潮の干満によって1日に2回だけ海の中から1本の道が現れる。大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うという言い伝えがあり、願いを書いたホタテの貝殻やハート型の絵馬が、小島の木の枝にたくさんぶら下がっている。もう少し長い道を想像していたが、パンフレットやネットの写真は撮り方が違うのだろう。   


 
 
今日の引き潮は6時20分で、それに時間を合わせたのだが、もうすっかり潮が引いてしまっている。前後2時間くらい前に行って道が現れるのを待つとよかったという。残念。

 「小豆島シーサイドホテル松風」に到着。こじんまりとしたホテルだが、外観に似合わずおしゃれなインテリアで、感じのいいホテルである。大笑いした夕食での話は次回へつづく。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 太陽の前を金星が・・・ | トップ | 4ババの「小豆島珍道中」そ... »

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事