こんなひどい話はない。28日に宮崎市で起きた、軽乗用車が歩道を暴走し7人が死傷した事故は、あきれたことに軽乗用車の73歳の運転手は「認知症」の治療を受けていて、事故の2日前まで入院していたという。知人の話では、彼は認知症の症状があったが、日常的な運転に特段支障はなかったようで、外出の際には家族が財布や荷物を持って付き添っていたという。
また、彼には「てんかん」の持病があったという報道もある。てんかんの持病があり、その上認知症を患っている者が運転していれば、いつ事故を起こしても不思議ではない。そんな最悪の状況にありながら、運転できる人がいなくて不便だからと黙認していたという家族、その無責任さがこの大事故を引き起こしたのである。
さらに分かったことは、認知症の症状が出た後に、数回にわたり交通事故を起こしたことがあったという。その数回の事故の処理に警察の介入があったのか、なかったのか? 警察の介入があったならば何らかの異常を察知できたはずだが…。家族は、その時点で車の運転を止めさせるべきだった。
この事故で亡くなった会社員・高木喜久枝さん(50)は母と子ども2人の母子家庭だとか。娘を育てながら大手保険会社の宮崎支社に勤務し、営業を担当していたという。理不尽にも奪われた母の命、一生懸命生きてきた母娘の幸せの代償は、一体だれが、どのように償ってくれるというのか。他人の私でもやり場のない怒りが湧いてくる。
ところで気になるのは、認知症ドライバーが起こした事故の責任はどうなるのか、である。たいていは認知症ではない人と同じように罪に問われたり、賠償責任を負う。賠償金も、請求される金額は変わらないという。しかし、認知症で「責任能力なし」と判断された場合や、本人に損害賠償金を支払う能力がない場合には、家族が「監督責任」を問われることもあるという。では、家族に支払能力がないときはどうなるのか、泣き寝入りするしかないのか? これではおちおち道路も歩けない。とにかく認知症の兆しが見えたら、家族は即刻免許証を取り上げ、返納することだ。これを法的に義務付け、違反した場合の罰則も定めるべきである。
私は車に乗らないから心配ないけど、―認知症の疑いがあるドライバーに見られる特徴―というのがあった。高齢者でなくても要注意だろう。
・運転中に行き先を忘れる ・駐車や幅寄せが下手になる
・交通ルールの無視 ・運転中のわき見 ・車間距離が短くなる
・運転中にぼーっとする、注意散漫になる
・ハンドルやギアチェンジ、ブレーキペダルの運転操作が遅くなる
・知らないうちに車に傷をつけている
・運転はできるが、とっさの際にアクセルやブレーキを間違える
ついでに、「認知症になりやすい8つの性格」とは、次のような人だとか。(詳しい内容はサイトで)
①【皮肉屋である】 ②【心配性である】
③【出不精、ひきこもりである】 ④【美白命である】
⑤【せっかちである】 ⑥【がんこである】
⑦【パン好きである】 ⑧【ほれっぽくない】
以上の8つのうち、一つでも当てはまったら要注意! だって、どうしよう。私は②、③、⑤、⑥、⑦の5つが当てはまるのだけど…。もうこの性格は直せないしな。ああ、最悪!
ほんとにそう思います。加害者に責任能力なし、そう判断されたときには殺され損ですからね。
昔の事を思えば車がなくても生活できるはずですけどね。人間は便利さに慣れるともうダメですね。
何のために2本の足があるのか。認知症にならないためにも、しっかり頭と手足をつかわなくちゃー…。
昔もボケた老人は居ましたが、今のように大きな社会問題になるほどではなかったように思います。なぜ、認知症になる人がこれほど多くなったのでしょうか。
宇宙開発より認知症の研究の方が大事なような気もするけど…。特効薬を発明した人はノーベル賞間違いなしですね。
記憶を失うなんて、考えるだけでも背筋が凍る思いです。
最近、知人の1人が認知症になったと聞いてショックでした。とてもしっかりした人だったのに…。
私も認知症が一番恐いです。認知症になるよりガンのほうがいい、そう思います。
昨日は93歳の女性がひき逃げしたとか。元気がありすぎてもこまりますね。80歳を過ぎたら免許は返納させなきゃー、家族の責任重大です。
持って生まれた性格はどうしようもないですが、精神修養はできますね。
「なりやすい」を「なりにくい」に明日から
精神一到何事か成らざらんでやってみます。
だって1つでも要注意!なんでしょ。
悲惨な高得点は願い下げで~す
身近な人で3人、それぞれまさか・・と思う人格者ですのに、そうした神様こそ「ニンチショウ」かと思うほどです。
「なりやすい性格」もほぼ90点くらいで
ますます施設入所を想定しなくちゃ