ポラロイドカメラで撮った写真は商売を少しでも有利にしたいという彼の魂胆だろう、効果は大きかった。数個のブルーサファイヤの原石を村人が持ってきた。
石を鑑定する彼の目は真剣だ。
彼女が織っているのは土産物ではないだろうか、大した商売になりそうにない。
村に入るのに一人何がしかのお金を払うのかもしれないが友人の石の取引きが成立したようで自由に写真を撮って良いという事になった。フイルムがもったいないので5枚程で終わりにした。
首長族と言ったって、ただ真鍮のわっぱを首と足にはめているだけじゃないか。日本のろくろ首のように、にょろにょろと伸びる訳ではない。
と言う事で、彼は大きいブルーサファイヤをゲットし満足したので先へ進むことにした、ぼくの目的地へ・・・