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インド・ネパール。心の旅・追想

ジャンキーの旅      薬物後遺症と心の傷・・・26

2012-02-07 | 3章 デリー中央精神病院・入院記録


  12月15日(金)(入院して12日)

 待っているんだが来ないんだ、マリーは。ドクターは心配しないで良い、メディカル・レポートを出すからと言っている。身体の動きは大分良くなり手の震えも止まったようだ。全身のだるさと頭の中にガス、靄みたいなものがあってぼんやりしている。強い薬による一時的なものなのか、スタッフの長期使用による脳神経の損傷なのか、ぼくには分からない。でもここは精神病院じゃないか。病院内にいたから分からなかったが髭の門番が立っている所から病院の建物を見ると白い外壁にDELHI CENTRAL PSYCHIATRY CENTREと書いてあった。毎日、変な人間が待合所のベンチに座っている。患者らしき者だけが座っていれば違和感を持たなかっただろう、が必ず付き添いの家族と並んで座っている。並んだ2人を交互に見ると何かおかしい、ドラックとは関係ない人種のようだ。まあそんなところも1度は経験してみても悪くはない。しかし9月下旬に刑務所から保釈され、12月にはすでに精神病院の捕らわれとなってしまった。なんと無様な人生を歩いていることか。
 病院だというのにホットシャワーの設備がない。料理担当のラウラシカに身体を洗うためのお湯を頼んでいるが用意が出来ない。調理場に行って見ると大鍋でお湯を沸かしている、何とも火力が弱く何時になることやら。

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