原料の自家栽培紅アズマに傷みがでてきましたので、今シーズンのさつまいもまんじゅうは販売を終了させていただきます。
次にさつまいもあんが登場するのは、秋のおやきからの予定です。収穫を楽しみにお待ちくださいませ。
<今年の芋保存について>
芋の美味しさと、日持ちは、栽培方法はもちろんのこと、その後の保存方法にかかっています。
一昨年大失敗、昨年小失敗ときて、今年は、特に気を配り、畑のハウスでの地下穴貯蔵+加工所の冷蔵庫の上で保存、とやってきましたが、昨年と全く同じタイミングでの紅アズマ終了でした。
さつまいもあんは、加糖での味調整はしているとはいえ、ほぼ芋そのものなので、当たり前ですが、芋の味がそのままあんの味になります。
なので実はとても繊細で、芋の中に少しでも傷みがあると、エグみが全体にまわり、使い物にならなくなります。
昨年は途中の段階で傷みが少しずつ出てきていたので、あんをつくる際には大変気をつかいました。
その点、今年は途中で傷みに悩まされるということがほぼ無く、今日一気に来た感じですので、保存にはまずまず成功したと言えると思います。
ただ、種芋として使うには、この保存方法では駄目なようですね。まだまだ要研究です。
もっと貯蔵性の高い他の品種、紫イモ(パープルスイートロード)、紅はるか(念のためつくっておいた。水分が多く、甘さが全面に出過ぎているので、七草のあんには向かない)は、まだ傷みは出ていません。今後どれくらい持つのか楽しみなところです。
来年は、鳴門金時にもトライしてみようと思っています。