10月16日(日)午前2:30まだ夜明けには程遠い暗闇で、25歳までの若者が浮立を海童神社に奉納するために集まりはじめた。奉行、太鼓、笛、そして打ち子と言われる「わさん」「鐘」といったそれぞれの役割を持ち、奉行は紋付の羽織に陣笠をし木刀を持つ、太鼓は着物をはおり、笛は紋付の羽織に笛竹と呼ばれる竹を切り出し手づくりで笛を作り漆をかけ龍や竹に雀といった縁起のいい絵柄を書いた笛を持ち、わさんは締太鼓を腰に巻き、きれいに飾りつけ5本の花を付けた笠をかぶり、鐘は直径40㎝ほどの鐘とシャグマといわれるかぶりものに5本の旗を立てるといった衣装を身に着け集まってくる。
私も「後ろ巻き」という役で、お唄いとお唄いにあわせた大太鼓を打つ手伝いをしている。浮立当日は、午前2:30に集まり全てを終え家に帰り着いたのが夜中の12:00だった。21時間程ほぼ歩きっぱなし。朝食、昼食、夕食と3度の休憩以外はゆっくり腰を下ろして休めないのだ。
午前中に海童神社を皮切りに奉納を行い、午後からは村廻りといい今年新築された家やお祝い事、商売をされている所など希望があった家々で奉納を行なうのです。
各奉納の最後は「舞い込み」といって玄関や店、事務所などに打ち子達が舞い込んで行く。ある商売人さんは、浮立を打ってもらい舞い込んでもらうと不思議と仕事が舞い込んで来るよ!って行っておられました。
以前から比べると打ち子の数もかなり減ってしまい、300年以上脈々と受け継がれてきたこの「浮立」もいろんな意味で考え直す時期が来ている。これから先もこの伝統文化を守りずっと続けていくために・・・。
私も「後ろ巻き」という役で、お唄いとお唄いにあわせた大太鼓を打つ手伝いをしている。浮立当日は、午前2:30に集まり全てを終え家に帰り着いたのが夜中の12:00だった。21時間程ほぼ歩きっぱなし。朝食、昼食、夕食と3度の休憩以外はゆっくり腰を下ろして休めないのだ。
午前中に海童神社を皮切りに奉納を行い、午後からは村廻りといい今年新築された家やお祝い事、商売をされている所など希望があった家々で奉納を行なうのです。
各奉納の最後は「舞い込み」といって玄関や店、事務所などに打ち子達が舞い込んで行く。ある商売人さんは、浮立を打ってもらい舞い込んでもらうと不思議と仕事が舞い込んで来るよ!って行っておられました。
以前から比べると打ち子の数もかなり減ってしまい、300年以上脈々と受け継がれてきたこの「浮立」もいろんな意味で考え直す時期が来ている。これから先もこの伝統文化を守りずっと続けていくために・・・。
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