厳しい事を始めから言います。
自分が知っている正しいと信じている事を、本当に正しいか証明出来るのかどうか、自分自身の経験で語れるのか、を検証して欲しいと提言します。
日本の臨床家では、海外の論文等のデータでそのまま適応させて語る方が良く見られます。
最近では、日本人は難しいからの決定的な言葉で言い訳して、結果が違う事を認めるように成って来ていますが、それにも又やや問題があるのではないのか?と感じます。
要するに、自分自身の考察、経験上からの類推、推理する力で科学的に語れる内容に乏しいのではないのか?と言う問題提起をさせていただきたいと思います。
これは一事流行ったエビデンスと言う言葉に対する問題とも直結する、と私は考えます。
この点を話していると長くなってしまうので、今日は別の話を書きます。
今日書きたい事は、信じ切ってしまって、検証する心構えを失う事の恐さです。
これをこうすればこうなる筈、で臨床は必ず組み立てられて行きますが、じゃあそれって本当にそうなの?と冷静に見詰め直して確かめる姿勢こそが臨床医にとって宝物の心であって、もうこれで大丈夫と安心し切ってしまう事は、油断の元となり危険な事態を招きかねない、と言う重大な問題を指摘したいのです。
簡単な例で言います。
A地点からB地点に移動するのに、今まで通って来た道があって、そこを通れば必ず到着出来る事は分かっているとします。
しかし、区画整理とか、抜け道とか、実は自分が知らない道があって、もっと効率的に、時間も節約して、早く安全に到着出来る道があるのを指摘された時に、素直に耳を貸せるのかどうか、と言う事なのです。
何時までも自分の考えに執着する事で、自分自身が損をしたり周囲の人に迷惑を掛けてしまっていたりする可能性を、健全な心構えで疑う、検証する事が出来なければ、何時までも遠回りして時間も苦労もする道を通る事になりませんか?と言う事です。
つまり、拡大視野で仕事をしないと言う事は、これが正しいと知らせてくれるものを知りながら、それに耳を貸さない、自分の過去にしがみ付く執着する歪んでいるかもしれない心なのではないですか?と言いたいのです。
誰でも今まで自分がして来た業績にはそれなりの気持ちがあり、自信、背負っている思いもある事でしょう。
しかし、本当にそれでも良いのか?と言う健全な疑いを持つ心がないと、その執着は自分自身の進歩の妨げにしかならない、のです。
この心構え、常に初心を忘れない、0から再スタート出来るか否か、医療人は勿論患者さんも忘れないで欲しいのです。
いつもの宣伝します。
今回の著書と連動しているDVDがmediwillさんから既に出ています。
面白いと思われました方、是非DVDも見てみて下さい。
お申し込みはこちらからです。
http://seminar.mediwill.co.jp/2009/01/28.html
更に出版記念講演会のDVDもお分け出来ます。
今回のは上記のDVDのアドバンス編で、両方でワンセットとご理解下さい。
2枚組み10000円、受け取り人払いの宅急便でお送りします。
メールいただくか、FAX03-3775-0044までご連絡下さい。
ダイジェスト版http://www.youtube.com/watch?v=Muv_IR99Hu4で公開中です。
臨床の実力と書く実力、そしてそれを上手く伝える話し方が出来る事。
ハードル高いかも知れませんが、種火を灯す仕事を生涯の一つの仕事として頑張りたいと思います。
安全・安心な即時荷重MIS審美インプラント治療の基準を、世界に提言します。
渾身のインプラント専門学術解説書”MISを追究したインプラント”
ご注文はhttp://www.ds-pub.jp/bk40.htmlへお願いします。
プロの方々へ
直接学びたい方は、見学を受けていますので、お問い合わせ下さい。
又講演依頼、プレゼン依頼、出張オペ依頼もお受けしますので、お問い合わせ下さい。
短時間、少人数でも大歓迎です。
参照:http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/
http://www.j-dol.com/dr/noritugu/default.html
http://www.newton-doctor.com/doctor/tokyo5/matsumotonoritsugu/s40/
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しかし、本当にそれでも良いのか?と言う健全な疑いを持つ心がないと、その執着は自分自身の進歩の妨げにしかならない、のです。
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