大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラント極めるには総義歯から3 技工士さん、歯科医へ送る総義歯臨床の鉄則

2011年05月06日 | 日々のインプラント臨床の話
研究用模型をしっかり採れること、まずこれが一番大事です。

概念的説明をすれば、加藤武彦先生が良く話されるアイロン掛けしたような印象を採る、と言う事です。

それにはアルジネート2重印象が良い、とお勧めします。

まず硬めに練った1次印象でトリミング、までの説明を致しました。

そこまでで来たら2次印象です。

1次印象をバーナー等で良く乾燥させます。

やり過ぎると変形を招くので、表面が焼けて白くなる程度に留めて下さい。

焼いたら当然熱くなっているので、その時に接着剤を十分に塗ります。

暖められているので、乾燥もきちんとできるし、変形予防の為の冷ます事にも繋がりますので、手早く行って下さい。

アルジネート印象材は、時間と供に変形をして行く定めにある印象材ですから、全ての作業は手早く行うことが重要です。

接着剤は必ず、内面だけではなく外側の越えている部分までしっかりと縫って下さい。

そして、いよいよアルジネート2次印象です。

これはかなり練習が必要で、かなりトロトロに練ります。

目安は、決められている水の量より1,2~1,5倍かなり多い水の量で頑張って練ります。

機械では練れないかもしれませんので、ラバーボウルで手練をお勧めします。

練習していないとまずできません。

垂れて垂れて仕方がないのを何とか使う、と言う感じです。

なので、患者さんの衣服の防御は完璧にして置いて下さい。

それ位トロトロなのを1次印象面に塗り,患者さんのお口に入れます。

勿論、座位で閉口状態にしていただきます。

トレーは決して動かさない、患者さんも歯科医も動かない、頑張る!です。

舌の位置、トレーの位置、真ん中で真っ直ぐ、咬合平面をトレーの取っ手が3次元的にチャンと正しく表現できている事、これらがチェックポイントです。

しっかり固まるまで頑張ったら、中は陰圧になっている筈なので、そのまま採ろうとすると変形させてしまいます。

なので、必ずエアーとか霧をスリーウェイシリンジで入れて、自然に浮かせるようにして外して下さい。

そっと外したら、直ぐに水で洗い流したら、即石膏を注ぐ、これが凄く大事です。

石膏は硬石膏が丁度良いです。

分液比を正確に守って、アイロン掛けしたのが全部写し取られるように石膏模型を作製して下さい。

これで、研究用模型は出来上がりです。

固める時に、印象材が何処かにぶつかって変形したりしないよう、十分に注意を払いましょう。

勿論、湿箱に入れて固める事は言うまでもありません。

本当は、トレーの取っ手が咬合平面を正しく表現できてれば、それを元にして石膏を注ぐと形態を具体的に表現している良い模型になります。

この話が次回に繋がる話に成ります。

今日はここまで、では又次回。

次代へ捧げる、即時荷重・極小侵襲・審美インプラントへの道1

2011年05月06日 | 日々のインプラント臨床の話
一番最初にお話したいのは、まず新しい時代には避けられない備えて置くべき機材等のことです。

歯科が精密なハイレベルな仕事である、と広く社会的認識を高める為には、必ず拡大視野で仕事をしなければいけません。

若い、目が良い先生は、俺にはそんなの要らない、て頑な方が時々いたりします。

しかし、視力が如何に良くても、拡大して見ると、裸眼の仕事が如何に粗いものか、愕然とするでしょう。

見えてるつもりと見えてるのは、全く違うのです。

私は普段から10倍の拡大視野で仕事しています。

ここまで来るのに8年は掛けています。

始めは2倍程度から慣れて行き、やがて3年程度でカールツァイスの3.5倍に行き着き、名器との出会いで強拡大視野の世界に踏み込みました。

カールツァイスはやはり名器です。

他のメーカーとは同じ倍率表示でも、大きさ、明るさ、クリアーさが全く違います。

視野広く見たい方には、恥ずかしいかも知れませんが、ヘッドバンド型をお勧めします。

私は拡大視野の仕事は、カールツァイスの3.5倍が最低基準だと信じています。

これは他のメーカーの5倍以上の性能を誇ります。

私も長く愛用してました。

拡大視野で仕事する。

これはインプラント、ペリオに留まらず、歯科という仕事に対する自分のスタンス、価値観を表明しているものだ、と私は明言します。

私が次代に伝えたい一番始めは、拡大視野で仕事する、です。

慣れないとかなり裸眼より作業に時間が掛かります。

更に言うと、アシスタントのトレーニングも必須で、先生が拡大に専念することで起きる危ない動きから、患者さん、スタッフを守るのはアシスタントです。

この医院全体で取り組む、作業するシステム構築が何より重要でしょう。

いくら精密で良い仕事しても、危なかったり、時間掛かり過ぎたりしててはまずいでしょう。

拡大視野でも裸眼と変わらぬスピードで、も凄く大切です。

それには慣らす、慣れるしかありません。

患者さんでやる前に、模型で充分に練習するのが良いでしょう。

私がこれから紐解いて行く世界最先端インプラント、ペリオの治療はまずここからスタートするべきです。

でないと、形だけ真似ても、同じ成果は出せません。

何となくできてるかな、ではなく、必然としてできる、のレベルが患者さん達が求めるものだからです。

それにはまず自分のレベルを把握しなければいけません。

拡大視野はそれを何よりも教えてくれます。

底辺からのレベルアップ。

それが最重要なのです。

5月5日(木)のつぶやき

2011年05月06日 | Weblog
21:49 from Keitai Web
私にとって人生の大恩人にあたられる方が、緊急で入院されたと知り、急遽お見舞いに行きました。心配しましたが、まだまだ顔色が良く、夕食のおかゆも食べられたと聞き、ほっと一安心。もっともっと長生きしていただきたいです。ご先祖様、神様、仏様のご加護がありますように。
by mgenchan on Twitter