大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

次代へ捧げる、即時荷重・極小侵襲・審美インプラントへの道2

2011年05月07日 | 日々のインプラント臨床の話
第1回で、拡大視野で仕事しましょう、と言う話をしました。

その続きです。

拡大視野での仕事に欠かせない付属品、それはライトです。

拡大視野で仕事始めると、必ず光量が不足します。

だからこそ、ライトが必須なのです。

ライトまで付けると成ると、費用負担を大きくなるでしょう。

なので、推奨メーカーはマイクロテックです。

別にバックマージンは貰ってません。

でも、良いものは良いので、マイクロテックを買って下さい。

私の紹介と言えば、必ず定価より勉強してくれます。

ここのメーカーは値段と品質で群を抜いています。

2.5~6倍までありますから、これで充分です。

それ以上を望まれる方が、カールツァイスやサージテルの強拡大にランクアップして下さい。

私はオペ主体の仕事をしているDRなので、顕微鏡は使っていません。

10倍まで拡大鏡であるので、オペには使い勝手の良い倍率選択してやっています。

因みに、私は現時点でも最低3台の拡大鏡を使っています。

カールツァイス4.5倍、マイクロテック6倍、サージテル10倍を用途によって使い分けています。

勿論、全てライト付きです。

後一つ、5倍のサージテルでレンズに嵌め込んでいるのを普通使い、通常の仕事用にしています。

これにはライトは付いていません。

レンズ嵌め込みだと凄く視野が広く、普段の歯科治療、勿論保険診療含め、ユニットのライトで充分に使えています。

ライトが欲しい時には、ライト付きに変えています。

都合4つの拡大鏡を使い分けている、と言う事です。

今までを振り返ると、10台以上使ってきました。

使わなくなったのは、欲しいと言う方に譲り、今は上記の通りです。

2倍から始まり、今10倍。

皆さんも焦らず、順次ステップアップして下さい。


拡大鏡使う上でハンディキャップは、眼鏡の方でしょう。

そう言う方は、必ずヘッドバンド型で対応できますから、諦めないで下さい。

私は実は2000年にレーシック手術を受けていて眼鏡要らずに成ったので、慣れで眼鏡型ばかり使っています。

今反省していて、ヘッドバンドが良いなー、と思ってます。

何より視野の広さが違うし頭で固定した方がずれない。

私の反省点は、皆さんは活かして下さい。


後慣れるまで必ず眼精疲労、肩凝りが出ます。

これにはストレッチとか、寝る前に熱めの風呂に入り筋肉をほぐす、とかで解決して下さい。

日々の体のメインテナンスがモノを言います。

患者さんはあなたを信じて体を任せるのです。

ベストパフォーマンスを提供できずにどうする!です。

我々はプロです。

プロならプロとして振舞う。

精密、丁寧、綺麗な仕事を常時提供する為に、拡大鏡ライト付き。

絶対に守って下さい!

一流に成るには、まず形から。

頑張りましょう!

では又!

インプラント極めるには総義歯から4 技工士さん、歯科医へ送る総義歯臨床の鉄則

2011年05月07日 | 日々のインプラント臨床の話
硬石膏を注いだ研究用模型が出来上がって来つつあります。

そこから続きです。

もう十分に硬化してしまっていたら、底面に刻みを入れてそこに継ぎ足して下さい。

まだ硬化途中で表面が濡れているくらいだけど固まり始めていて型崩れしないくらいの時がベストタイミングです。

硬めに石膏を継ぎ足して底面に盛って下さい。

そして、トレーの取っ手を3次元的に床に対して平行になるように模型作りをする、これが大事です。

左右、前後、模型の厚み、下顎の模型は舌を再現できません。

顎底を表現して、最低でも5mmの厚みを保つように模型作りして下さい。

つまり、トレーを引っ繰り返して模型作りをすると言うことです。

引っ繰り返すので、石膏流したばかりではできないのです。

この作業が非常に重要なので、トレーの取っ手の印象時での設定が凄く重要なのです。

この設定ができるのが、有歯顎トレーでないとできないので、必ず有歯顎トレーを使うべきなのです。

閉口している自然な患者さんの口腔内の状態を始めから写し取る。

その意識、模型作りが、総義歯治療の大切な第1歩なのです。


謎解き、理解していただけたでしょうか?

知りたい事、突っ込んで欲しい事、遠慮しないで質問をして下さい。

公表しない設定で読めますので、恥ずかしいことはありません。

質問にはブログ内で答えます。


漫然と研究用模型を印象しない。

全ては連関して、掛け算で行くのです。

一つでもマイナスがあっては、それでパーです。

一つ一つ積み重ねて行って下さい。

皆さんが出来るようになるように、出来るだけ解説して行きますので。


やっと研究用模型が出来上がりました。

上手にアイロン掛け出来ている印象なら、シワはない筈です。

シワがもしあったら、それは研究用模型としては落第です。

でもめげないで下さい。

だいたいシワが出来るのは舌側でしょう。

これは、舌の位置の設定の仕方、患者さんの練習不足です。

チャンと模型を見せて、できていないと謝って、もう一度やれば良いこと、それだけのことです。

大した事ではありません。

写真で見るお手本は、何と言っても加藤武彦先生のものが素晴らしいので、成書をご覧になって下さい。


さて、研究用模型がちゃんとできました。

次は、その模型の読み方です。

読み方がちゃんとできないと、綺麗な良い咬合床が作れません。


トレーの設定がキチンと出来ていて、その通りに模型が出来ていれば、そのトレーの取っては咬合平面を再現している筈です。

出来上がった模型を正中、真ん前から見て下さい。

どうですか?

模型の底面と左右の顎提の高さ、同じですか?


実は、左右の顎提の高さは違う筈です。

さて今日の一番大事な話です。


そう、左右の顎提の高さは、歯の喪失の順が違うのですから、必ず差がある筈なのです。

ところが!学校で教わる時にはほぼ左右対称になっているでしょう、これが重大な問題なのです!


実際の臨床では有り得ないもので教育を行っている現実。

これが総義歯治療の壁に成っているんです。


普通に模型を見て、何となく咬合床作りをすると、左右の高さを揃えて作ってしまう。

これが、始めからボタンが掛け違って、総義歯を修得できない理由になっているんです。


患者さんは、歯を一気には失いません。

噛み癖に従って、順々に喪失し、顎、関節が適応して形が変わり、総義歯に到るのです。

この視点、概念を知る、それも体得する事が、何よりも大事な事なんです。


佳境に入って来ているところで、御免なさい、次回へ!

では又!


5月6日(金)のつぶやき

2011年05月07日 | Weblog
07:24 from goo
インプラントは、まず拡大視野から #goo_noritsugumatsumoto-implant1dr http://goo.gl/za324
10:14 from Keitai Web
魚みたいに死んだ目をしている若人に、我らは何ができるのだろう?なりだけはファッシナブルで集団だと賑やかだが、目は死んでいる。中身が空虚なのを自覚してるのに、真正面から向かい合わない、自分への弱さ悲しさが、そこには宿っている気がして仕方がない。可哀想だが、目醒めるのは自分しかない
12:16 from goo
総義歯臨床の鉄則3 #goo_noritsugumatsumoto-implant1dr http://goo.gl/TlQLa
by mgenchan on Twitter