大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

20日はBMPセミナーでした

2012年05月22日 | 日々のインプラント臨床の話

そう言えば、書くのを忘れていましたが、20日の日曜日は渋谷でBMPセミナーでした。

もしこれがチャンとしたBMPなら、GBRが相当に楽になるんじゃないでしょうか。

凄く期待が持てますね。

私も即15セット購入しました。

韓国インプラント業界は元気ですね、熱気を感じます。

このままではどんどんやられてしまいますね。

危機感を持たないと。

アジアのインプラント治療の領主国は韓国になりつつあると思います。

負けられません。

 

そう言えば関西や名古屋から思わぬ凄い先生方が参加されていましたね。

凄いなー、尊敬します。


上部冠をネジで留めているインプラント治療は介護に適応している、と言うのは本当か?

2012年05月22日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

インプラント治療をしていると、病気とか色々な体の調子の変化で介護状態に成った時に大丈夫なんですか?と心配される方がいます。

これに対しては、歯科界でも意見が割れていて、上部冠をネジで留める治療方法なら、何かがあった時でも簡単に外せて、又、変化があった時にも対応できて良いと言う解説をされる先生もいますし、私のように仮止めの装着材を用いて付けて置くのが良い、と考えている者とか、何種類かの意見に割れているのが実情です。

ネジで留めているのが安全と言う考え方は、一般的に使われているネジのイメージで考えているのですが、それに対して私は、実際の介護現場に携わって来た者の一人として、そんなに簡単なものじゃないのでは、と考えています。

その理由を私なりの考えで述べます。

ネジで留めている場合、上部冠に必ず穴が開いています。

それを通してインプラントとネジで留める訳ですが、その穴は開けたままにして置く訳にはいかないので、必ず固まるセメントなりプラスティックなりで蓋をします。

そうなると、上部冠を外すとなると、その蓋のセメントなりプラスティックなりを必ず削って外す訳です。

これは、考えられているよりも難しくて、非常に患者さんにとって煩わしいものなのです。

だからと言って、簡単に外せるものだと、直ぐに凹んだり、駄目になってりしてしまうので、セメントやプラスティックで留める必要があるのです。

健常人でも煩わしいものは、介護状態に成ってしまった患者さんではもっと大変になります。

特に介護状態の患者さんは嚥下、飲み込むのが起き易い事故なので、非常に怖い訳です。

しかも、使われているネジは非常に細かいものです。

そのように細かい繊細なネジを介護状態の患者さんのお口の中で、ちゃんと扱えるのか否か、私には多大な疑問があります。

誤嚥、気道内迷入のトラブルが非常に怖い、と私には思えます。

万が一、寝たきりとかになった時に、ネジを外して取らなければいけない、と言う作業は非常に難しいでしょうし、危険が伴うものでしょう。

寝たきりになったらネジを外してあげれば、上部冠は外せてメインテナンスできる、とさもわかったような答えを言われることが良くあるのですが、その先生ご自身が介護や寝たきりの現場を経験された上で語られているのでしょうか?

私は少ない経験ですが、そう言う現場で仕事をさせていただいて来た経験があります。

その経験上、介護状態、寝たきりになってしまった時には、総義歯とかの方が良いかも知れない、と感じる位です。

私のインプラント治療に対するスタンス、考え方は、基本的にはインプラントも天然歯同様にメインテナンスし続けるものであれば良い、天然歯を冠だけ外してメインテナンスとかは有り得ないので、それと同じ考え方でインプラントも良いであろう、と考えています。

ですから、私の治療の基本はセメント固定です。

セメント固定はそれはそれで難点がありますが、それらに対しても、仮着用セメントではみ出した分は超音波スケーラー等で簡単に清掃して取れる、反固まり状態の時を狙って取り切りようにして、更にレントゲン写真撮影して取り残しのないように確認しています。

私はいつも思っているのですが、インプラントだけ特別視する考え方、捉え方は違和感があります。

それよりも、余程天然歯の方が虫歯になり、欠けたり折れたりして色々と問題を起こします。

実際のインプラントが入っている患者さんが介護状態に成ると、インプラントだけが残る、と言う問題が生じる位なのが事実です。

では、どうしたら良いのか、ですが、インプラントの残り方次第で入れ歯を作製するのか、インプラントの歯根の状態だけを残して総義歯のようにするのか、でしょう。

そうなると、結局は入れ歯の実力がモノを言う、と思っています。

最後の最後では、最早追加でインプラント植立したりは絶対に出来ないでしょう。

治療行為を口の中でするのが大変になるのが、介護、寝たきりの状態なのです。

それを解決するのは、歯を補修するのが口腔外で出来る入れ歯しかないのです。

インプラントとネジで留めれば補修出来るからとか言いますが、そんなに簡単なモノじゃない、その覚悟があって言っているのですか?と私には疑問です。

患者さんの体は必ず変化し続けます。

年を取ることは誰にも止められないからです。

しかし、それを許容する考え方で生体よりも脆弱なものを使うと、その皺寄せは天然歯に来ます。

部分義歯が最たる例です。

ならば補強するに当たっては、生体と同等か、それよりもやや強固なものが大丈夫、と言うのが私の考えです。

生体内で、ネジで留めるのが安全と考えるのか、皺寄せが来るから危ないと考えるのか、これは答えがまだ出ていない論争中のものなのです。

私は可及的にインプラントを天然歯に近付けたいので、セメント固定で治す方式を使います。

天然歯を治す方法に準じて治すのが基本、考え方を出来るだけ同じに出来るから、と言う考えです。

因みに、現在分かっていることですが、ネジ留めの上部冠を何度も外したりしてメインテナンスしていると、だんだん骨が痩せ歯茎も痩せて来る、と言う事実は報告されています。

この原因として、ネジで留めていると必ず歯周病の臭いが漂う、それは必ず隙間があるからであろう、と言う事実が報告され、それによる慢性炎症がその原因であろう、と今考えられています。

反面、全くピッタリと合っていないセメント固定の上部冠が、意外なほど骨も解けないし歯茎も下がらない、歯周病の臭いもしないと言う事実も分かっています。

これらの事実関係から考えても、私はセメント固定方式を取りたいのです。

勿論、私はピッタリと合っている上部冠を作製しますが。

今後色々と論争があるでしょうが、私は現在のように考えております。

 


5月21日(月)のつぶやき

2012年05月22日 | Weblog
08:12 from Keitai Web
行きたいですね。近いし。 photozou.jp/photo/show/990…

08:14 from Keitai Web
金環日食幸い薄曇りのお陰で薄目の裸眼で見えました。曇りでラッキーでしたね。

22:51 from gooBlog production
審美的抜歯即時植立即時荷重インプラント治療 blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

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