大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

技術屋、仕事人としてインプラント手術に思うこと

2012年05月28日 | 日々のインプラント臨床の話

PHPアーカイブス2として私を勇気付けた言葉、と言う本を読んで感動させられました。

特に印象深かったのが野村克也元監督の文章で、あれ程の歴史に名を残された名選手である野村元監督が27年間の野球生活で、自分は駄目な選手なんだ、不器用なんだ、と言う意識を持つ続けていた、と言う一文でした。

結果から見たら、凄い成績を残し、歴史的にも超名選手と言って差し支えない程の方が、自分は駄目で不器用、だから努力し続けてきた、テーマを持って頑張り続けた、と言う。

凄いことだと思います。

イチローの言葉で、毎日毎日少しずつ努力し続けることがとんでもない場所に行けるたった一つの方法だ、と言うのも大好きですが、野村元監督の意識の持ち方、努力のし続け方も凄い、と思います。

我々も技術屋、仕事人ですから、インプラント手術では成果を上げることが求められます。

しかし、天才ではない、不器用な方に成る私は、直向きに努力するしかないです。

1つ1つの作業を疎かにせず、積み重ね、丁寧に繊細にやり遂げる。

集中力、持久力、忍耐力が何よりもモノを言う、と思います。

私は、しっかりとした成果を上げる為に、まずしっかりと見えることが最重要だと思います。

その為に2.5倍から始まって、3倍、3.5倍、4.5倍、5倍、8倍、そして10倍と拡大鏡の倍率を上げて行きました。

それぞれにマイクロテックとかカールツァイス、サージテル、その他と色々なメーカーを渡り歩き、使い心地の良いものに変えて行きました。

拡大率が上がるに連れて、ライトの必要性も感じるようになり、強拡大ではライトは必須だ、と思うようになりました。

とにかく良く見る。

これしかないです。

後は日々の修練で鍛えるしかないでしょう。

小さな小さな1歩1歩を進むことだけ、そしてテーマを持って努力し続ける、そうすることで始めて素晴らしいことが出来る。

不器用ですから、ひたすら即時荷重インプラント、低侵襲外科、その結果である審美にこだわり続け、痛がられない腫れない術後、治癒経過を追い求め続けます。

もっともっと良い結果を、自分は大したことはないと戒めながら、努力、精進し続け。