大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

1回限りの手術で全て終われる低侵襲即時植立即時荷重インプラント 

2012年08月09日 | 日々のインプラント臨床の話

夏の日差しが熱い季節ですが、インプラント治療で、楽に早く綺麗に治せる希望を持って来られる方は絶えません。

火曜日にも午前、午後でインプラント手術をして、今日最も炎症反応が出て辛くなる時期ですが、患者さんがにこやかな安心し切った笑顔でメインテナンスに来られ、ホッとしました。

熱い季節ですから、中には手術は出来る限り避け、涼しくなってから、と言うお考えをされる先生もおられるようです。

しかし、病気の方は待ってはくれませんし、熱い時期に炎症があって痛かったり辛いのは嫌でしょうから、手術は引き受けなければいけません。

そう言う時にこそ、低侵襲手術で行える方法は非常に有効です。

今日のメインテナンスでも、全く外見上では腫れているのも分からないし、痛みも全然ないと言って、非常に喜んで下さっていました。

この患者さんも、以前の経験で歯医者不信になってしまっていて、歯が数か所悪くなってしまって、インプラントをするかも知れないけど良い所が見付からない、と言うことで私の元を訪れられました。

お話を伺うと、とにかく前の歯医者さんでは痛くて仕方がなかった、と言うことで、それ以後怖くて歯医者に行けなくなってしまった、とのことでした。

そこで、良くお話を伺って、麻酔がちゃんと効いている状態で処置をすれば、そんな辛い経験をさせることはないこと、多分お話を伺っていて、局所麻酔の問題があることと、治療前のお話合いで不安感を抱かせてしまったのでは、と言うことを伺わせられました。

そこで、決して痛がらせないこと、辛い処置はしないこと、止めて欲しい時には直ぐに止めること、不安感がどうしても強い場合には、鎮静法も併用することを提案して、充分に説明をして納得いただいて治療に取り掛かることになりました。

結果は、一番最初の処置で、虫歯になってしまった神経の処置からでしたが、決して急がず、順々に表面麻酔から効かせて行って、中に局所麻酔して行く、と言う方法で、全く痛くなく楽に局所麻酔出来たことで、相当に安心をされたようでした。

それでも実際の処置では虫歯を削る訳ですから、患者さんはかなりびくびくされていましたが、チャンと麻酔が効いていて、触っているのは分かるけど痛くない、と喜びながらビックリされていました。

 

そして、火曜日にいよいよ抜歯即時植立即時荷重インプラント治療となったのですが、マイナートランキライザーを併用して、無事に手術を成功させられました。

そして、本日手術後最も痛んだり腫れたりする2日後でメインテナンスでお越しいただきましたが、全く何ともなく、綺麗なお顔のままで、傷口も綺麗で、痛むこともなく腫れもせず、とても喜んでいました。

 

詳しい処置内容は、以下のようです。

まず局所麻酔ですが、やはり表面麻酔をしっかりとして、その上で浸潤麻酔を表面の方から少しずつ深部へ麻酔して行くようにして、患者さん自身が全然痛くない、と安心して下さる方法で行いました。

このコツは、ゆっくりと行うこと、これに尽きるでしょう。

浸潤麻酔は、いきなりブスッと深い部位へ急にされたら痛むのが当たり前で、その正反対を行えば痛くはないのです。

更に言えば、充分な量の麻酔を使うこと、広くしっかりと効かせること、です。

 

次に抜歯ですが、これも周囲の骨とか歯茎を一切傷付けずに、綺麗に抜歯して差し上げる、と言うことです。

これも、決して急がずに、しっかりと脱臼させ、歯根の曲がりに応じて、素直に抜歯することが重要です。

抜歯が綺麗に出来たら、ライト付き10倍の拡大鏡で中をしっかりと見て、病巣の状況を把握して、綺麗に丁寧に取り切ります。

この時、歯科用CTの画像での病巣の把握が非常に重要です。

それを参考にして、立体的に状況を読んで、徹底的に綺麗に取ります。

 

そこから、インプラントホールの形成です。

最初は、細いホール形成を行い、その位置で3次元的に間違いがないかどうか、歯科用CTを撮影して確かめ、もっとこうした方が良いと言う場合は、その修正をしてホール形成をします。

即時植立即時荷重で審美的に綺麗な歯を手術終了時には入れて差し上げないといけませんから、ホール形成は細心の注意を払い、精密に物凄く丁寧に行わなければいけません。

ホール形成が出来たら、ストローマンSLAインプラントを丁寧に植立して行きます。

 

当院では患者さんの自己血から再生因子、PRPやCGF、PRFを生成し、インプラント表面に塗布して植立をしています。

これは、2003年にサンフランシスコのラム先生の元で学び、ラム先生が生理食塩水で濡らして植立していたのから改善して、PRPとかを塗布するようにしているものです。

これによって、インプラントと骨の結合がしっかりと早くなる、と確信しています。

 

幸い今回も35Nを軽く超え、恐らく50N以上は出せているだろうと思えるしっかりとした初期固定で植立出来ました。

 

後は綺麗に仮歯と作り、骨と歯茎が痩せないようにする為の処置、GBR骨造成と歯茎再生処置を行います。

これで終わりです。

 

今回の処置でも、抜歯も非常に難しかったですし、病巣の除去にも慎重に慎重に徹底的に行いました。

その上でのインプラントホールの形成では、骨の斜面に形成しなければいけませんから、とても難しい処置であり、それが故に歯科用CTでずれていないか、これで良いのか、の確認が重要なのです。

仮歯の作製、骨、歯茎の処置も、精密に丁寧に行うことで、患者さんが手術後麻酔が切れた後とか、翌日翌々日まで苦しまないで治る大きなコツになるのです。

 

ここで意外に重要なのは、全く縫合がないこと、です。

個人的な感想ですが、縫合があることが患者さんを痛がらせてしまったり、辛い思いをさせてしまう原因の一つではないだろうか、と疑っています。

なので、私のインプラント手術では縫合がない、と言う大きな特徴を持っています。

そのお蔭で、非常に傷口も綺麗ですし、仮歯が入ってしまうと、普通に歯の治療をした、と言う状態にまで治せるのです。

 

全ての手順、処置に置いて、患者さんにとって何が楽なのか、どうしたら術後苦しませないで出来るのか、と考え尽くしながら処置をしています。

その成果が、術後最も炎症が出る筈の2日後でも全く何ともない、となり患者さんがニコニコ出来る手術となるのです。

鎮静処置、マイナートランキライザーだけに頼っている無痛処置手術では全くない、だから、麻酔が醒めた直後から手術した筈なのに何ともない、全然平気と言っていただけるのです。

 

今回の手術も、一般的な手術方法では4回位手術されてしまうものです。

一般的には、抜歯して病巣除去して1回目。

2回目で歯茎の治癒を待って、インプラント植立と同時でGBR骨造成処置をして、完全に歯茎を縫い合わせて閉じるようになります。

そして、3回目で、インプラントの頭出しの手術です。

それから、歯茎の安定をはかる為の歯茎の移植手術をして仮歯を入れて仕上げて行くので4回目。

このように、綺麗に仕上げる為には4回の手術が最低でも求められます。

 

それを当院では、1回限りで全て終わって、最初から綺麗な歯が入って後は治るのを待つだけです。

それも、当院では超音波治癒促進器を使いますので、恐らく1ヶ月半過ぎれば、もう最終的なセラミックの歯の型取りでしょう。

一般的な治療方法では1年半位掛かるものでもです。

 

このように患者さんにとって、手術も低侵襲、治癒期間も最短で低侵襲、1回の手術の費用負担で済みますから低侵襲で長期的安定の出来る審美的なインプラント治療が出来るのです。

なので、当院の治療以上に低侵襲のインプラント治療はありません、と明言しています。

 

余談ですが、使っているインプラントも純チタンインプラントで、世界的にまだ懐疑的に見られているHAハイドロキシアパタイト表面処理のインプラントでもありませんから、そう言う点からも安心です。

類するインプラント治療で混同されることが多いので、一応注釈させていただきます。

 

世界標準でのインプラントを用いての、世界の何処にもない、1回限りの手術で全て終われる低侵襲即時植立即時荷重インプラント。

2003年からの長い経験で、患者さんの夢を叶えます!!!