低侵襲インプラント治療、MIインプラント治療を2003年から私は始めました。
今年で10年目に成ります。
症例として出している写真は、その代表的な例です。
4コマの写真の連続として見て下さい。
向かって左上のCTレントゲン写真が術前のものです。
第1大臼歯に大きな病巣があり、歯根を取り巻いていますし、上顎洞内も炎症性の肥厚が見られます。
このような病状を持っている歯の治療は、一般的にはまず抜歯だけして、出来る限り病巣を取って、骨とか歯茎だけ出来る岳綺麗に治るまで1ヶ月以上待つことでしょう。
向かって左下のコマのCTレントゲン写真が抜歯直後のものです。
病巣を綺麗に取り切ったことで、上顎洞内の肥厚が綺麗に納まっているのが分かります。
骨はとても薄くて、このままではインプラント植立が出来るとはとても思えない状態です。
普通ならGBR骨造成、サイナスリフトと言う骨を造成する手術を大掛かりですることになるのでしょう。
そうなると、患者さんは大きな手術をされることで腫れ上がるし痛いし、顔に大きなアザが一時的とは言え出るし、で大変です。
しかし、私は1回だけの手術でチャンとストローマンSLA純チタンインプラントを植立出来ます。
向かって右上のCTレントゲン写真が植立直後のものです。
低侵襲手術ですから、全く切り開いていませんし、大袈裟なGBR骨造成、サイナスリフトは全くしていません。
でもちゃんと、必要最低限のGBR骨造成処置をしてインプラント周囲に骨を再生させていますし、それによって1回でインプラントを初期固定させています。
最小侵襲手術ですから、全く腫れもしなかったし痛がらせることもありませんでした。
さすがにここまで骨がないと、骨とインプラントが落ち着くのには6ヶ月以上掛かりました。
但し、この患者さんの場合とても忙しい方で、超音波治癒促進器が使えなかった、と言う裏事情があります。
そのせいで、治癒期間が伸びた、と言うよりも一般的な長さになった、と言う真相です。
それでも、患者さんは手術自体が全く楽だったので、大変喜ばれていました。
向かって右下のCTレントゲン写真が、最終的にセラミックの入っているものです。
骨もインプラントも綺麗に安定しています。
勿論、上顎洞内の炎症何て全くありません、正常そのものです。
この患者さんの場合、結果的に治癒期間は一般的な長さに成りましたが、手術侵襲は最小限に出来ました。
これ以上侵襲を掛けない手術方法、治療方法はないでしょう。
一般的な治療方法なら、GBR骨造成サイナスリフト後、インプラント植立手術をして、その固定を待って、歯茎の広さを確保する歯茎移植手術と言う、これ又患者さんにとっては痛いし辛い手術がされて大変なことになるでしょう。
しかし、私の治し方なら、全くそんなことはしません。
手術も1回きりです。
こう言う治療方法を2003年から、たった一人で行って来ました。
その成果、結果は素晴らしいもので、私はこう言う治療が患者さんの望むものだ、と確信して今に到っています。
低侵襲手術によるインプラント治療は、私が国内のパイオニアで、先陣切ってし続けて来たものです。
最小侵襲手術で快適に治せるインプラント治療を受けたい患者さんは、私の元に一度ご相談にお越し下さい。
2時間カウンセリング、歯科用CT撮影料込みで10000円です。
ご相談は診療時間外でもお受けします。
03-3775-0044まで診療時間内に、直接お電話いただきご予約下さい。