大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

身体の中から歯周病を治す新しい考え方

2012年05月24日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

歯周病に関しては、感染症なら薬で治せないの?と言う疑問を、お医者さんの患者さん達から良くいただきます。

しかし、歯周病は複合感染で、原因菌が1つに特定出来ない為に、特定の抗生剤とかの薬を用いての治療方法には限界があるのです。

又、抗生剤と感染症で行う治療の場合、治療を続けて行くうちに、菌が抵抗力を身に着けてしまって、どんどん強い抗生剤を使わなければいけなくなる、と言う問題が生じてしまいます。

こんなイタチの追い掛けっこをしているうちに、人の体の方がダメージを受けてしまう、と言う大きな問題が生じますし、最終的には薬の効かない強い菌が出てしまう、と言う大きな問題が出るのです。

しかも、歯周病菌は元々人間の体にいる常在菌ですから、全く無くしてしまうのも問題があるのではないか、とも考えられています。

つまり、薬で治す方法には限界があり、対処し切れない、と言う結論になるのです。

なので、従来の歯周病治療の順当な方法、歯石、歯垢プラークを徹底的に取り、歯根面を綺麗に清掃して治す、と言う方法が最も効果的であり、持続効果も高いのです。

が、中にはどうしてもプラークの性状が悪くて付着し易い、歯石が直ぐに付いてしまう等の問題を持っている方も少ないです。

確かに歯周病の難しい状態に成る患者さんには、元々の条件で色々と先天的に不利な条件を沢山持っている方が多いな、と感じるのは臨床上良くあるのです。

そこで、今日ご紹介しているものなのですが、簡単に言えば、サプリメントです。

でもこのサプリメントが只者ではないのです。

これをお口で舐めて溶かして服用すると、歯周病菌とかの悪さをする菌が繁殖し難くなり、代わりに人にとって有益な乳酸菌が定着してくれるものなのです。

その効果によって、歯周病の増悪を防止し、治療効果の持続をしてくれる、と言う優れものです。

しかも、乳酸菌を体に取り込んであげることで、腸内細菌にも定着してくれて、腸内から出てくる免疫物質が何もしない方の3倍以上出て来ることが分かっているのです。

つまり、お口の中だけではなく、体の中から、歯周病を治し、体全体の免疫力も挙げ健康にしてくれるのです。

早速うちでは使い始めましたが、確かに効果があります。

どうも歯茎の状態が今一だな、と思われる患者さん達に改善が見られるのです。

これは凄いことです。

勿論、従来決められている歯周病治療は欠かすことは出来ません。

歯石、歯垢プラークの除去と歯根面清掃は必須です。

何もしないで、これだけ舐めていれば歯周病が治る、と言うものではありません。

でも、これを使うことで治り方が良い、何よりも患者さんが元気に成って来ている、と言う感触を得ています。

取り扱いはメディアさんです。

あのレセコンメーカーのメディアです。

うちはレセコンはメディアではないのですが、これは即入れました。

とても良いものなので、皆さんにお勧めします。

 私も使っていますが、今年の花粉症はとても軽くて済みました。

体の免疫力が高まっているんだと思います。

 

 


5月23日(水)のつぶやき

2012年05月24日 | Weblog
21:06 from Keitai Web
春風亭一之輔は良いですね。青菜笑わせられました。落語って素晴らしい日本の演芸ですね。凄い!

23:26 from gooBlog production
本田健さんのセミナーを受けて blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

by mgenchan on Twitter

本田健さんのセミナーを受けて

2012年05月23日 | 日々のインプラント臨床の話

昨日は、新宿の紀伊国屋ホールで本田健さんの出版記念セミナーを受講して来ました。

ユダヤ人大富豪の教えシリーズ始めとする、きっと良くなるとか、17のことシリーズとか、私もかなりの著作を読まさせていただいています。

毎回毎回とても励まされ、元気を貰えるセミナーで、そうだそうだと頷かされます。

 

これからの世界経済の混乱予測、2012年までの間に、世界同時の多発不況が起きるのではないか、と言う心配。

それらに対して、何を同準備して置くべきなのか。

色々と考えさせられました。

 

 

大好きなことをして、喜ばれること、自分のお役目のことをして、支えてくれる人々を得よう、と言う考え方は、本当に納得の行く考えです。

何をしたいのか、心の底から感じられるもの、自分が求められているもの、使命として与えられているもの。

私の場合は、世界最小侵襲外科手術の生体再生治療、審美的超低侵襲且つ即時荷重インプラント治療を行い、患者さんたちを沢山救いたいです。

そして、それを正しく歯科界に伝え広めたい。

そうして、皆が健康に長生き出来る、幸せな人生を送れるお手伝いをしたい。

そう願っています。

 

まだまだ改善しなければいけない、古臭い術式、考え方が蔓延っています。

それを駆逐し、新しい患者さんにとって幸せが感じられる、歯科業界も幸せな、そんな時代の礎となりたい、そう念じています。

 

歯科業界が貢献して、皆さんの健康長生きが達成されるよう願って止みません。

 


5月22日(火)のつぶやき

2012年05月23日 | Weblog
17:03 from gooBlog production
上部冠をネジで留めているインプラント治療は介護に適応している、と言うのは本当か? blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

23:29 from gooBlog production
20日はBMPセミナーでした blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

by mgenchan on Twitter

20日はBMPセミナーでした

2012年05月22日 | 日々のインプラント臨床の話

そう言えば、書くのを忘れていましたが、20日の日曜日は渋谷でBMPセミナーでした。

もしこれがチャンとしたBMPなら、GBRが相当に楽になるんじゃないでしょうか。

凄く期待が持てますね。

私も即15セット購入しました。

韓国インプラント業界は元気ですね、熱気を感じます。

このままではどんどんやられてしまいますね。

危機感を持たないと。

アジアのインプラント治療の領主国は韓国になりつつあると思います。

負けられません。

 

そう言えば関西や名古屋から思わぬ凄い先生方が参加されていましたね。

凄いなー、尊敬します。


上部冠をネジで留めているインプラント治療は介護に適応している、と言うのは本当か?

2012年05月22日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

インプラント治療をしていると、病気とか色々な体の調子の変化で介護状態に成った時に大丈夫なんですか?と心配される方がいます。

これに対しては、歯科界でも意見が割れていて、上部冠をネジで留める治療方法なら、何かがあった時でも簡単に外せて、又、変化があった時にも対応できて良いと言う解説をされる先生もいますし、私のように仮止めの装着材を用いて付けて置くのが良い、と考えている者とか、何種類かの意見に割れているのが実情です。

ネジで留めているのが安全と言う考え方は、一般的に使われているネジのイメージで考えているのですが、それに対して私は、実際の介護現場に携わって来た者の一人として、そんなに簡単なものじゃないのでは、と考えています。

その理由を私なりの考えで述べます。

ネジで留めている場合、上部冠に必ず穴が開いています。

それを通してインプラントとネジで留める訳ですが、その穴は開けたままにして置く訳にはいかないので、必ず固まるセメントなりプラスティックなりで蓋をします。

そうなると、上部冠を外すとなると、その蓋のセメントなりプラスティックなりを必ず削って外す訳です。

これは、考えられているよりも難しくて、非常に患者さんにとって煩わしいものなのです。

だからと言って、簡単に外せるものだと、直ぐに凹んだり、駄目になってりしてしまうので、セメントやプラスティックで留める必要があるのです。

健常人でも煩わしいものは、介護状態に成ってしまった患者さんではもっと大変になります。

特に介護状態の患者さんは嚥下、飲み込むのが起き易い事故なので、非常に怖い訳です。

しかも、使われているネジは非常に細かいものです。

そのように細かい繊細なネジを介護状態の患者さんのお口の中で、ちゃんと扱えるのか否か、私には多大な疑問があります。

誤嚥、気道内迷入のトラブルが非常に怖い、と私には思えます。

万が一、寝たきりとかになった時に、ネジを外して取らなければいけない、と言う作業は非常に難しいでしょうし、危険が伴うものでしょう。

寝たきりになったらネジを外してあげれば、上部冠は外せてメインテナンスできる、とさもわかったような答えを言われることが良くあるのですが、その先生ご自身が介護や寝たきりの現場を経験された上で語られているのでしょうか?

私は少ない経験ですが、そう言う現場で仕事をさせていただいて来た経験があります。

その経験上、介護状態、寝たきりになってしまった時には、総義歯とかの方が良いかも知れない、と感じる位です。

私のインプラント治療に対するスタンス、考え方は、基本的にはインプラントも天然歯同様にメインテナンスし続けるものであれば良い、天然歯を冠だけ外してメインテナンスとかは有り得ないので、それと同じ考え方でインプラントも良いであろう、と考えています。

ですから、私の治療の基本はセメント固定です。

セメント固定はそれはそれで難点がありますが、それらに対しても、仮着用セメントではみ出した分は超音波スケーラー等で簡単に清掃して取れる、反固まり状態の時を狙って取り切りようにして、更にレントゲン写真撮影して取り残しのないように確認しています。

私はいつも思っているのですが、インプラントだけ特別視する考え方、捉え方は違和感があります。

それよりも、余程天然歯の方が虫歯になり、欠けたり折れたりして色々と問題を起こします。

実際のインプラントが入っている患者さんが介護状態に成ると、インプラントだけが残る、と言う問題が生じる位なのが事実です。

では、どうしたら良いのか、ですが、インプラントの残り方次第で入れ歯を作製するのか、インプラントの歯根の状態だけを残して総義歯のようにするのか、でしょう。

そうなると、結局は入れ歯の実力がモノを言う、と思っています。

最後の最後では、最早追加でインプラント植立したりは絶対に出来ないでしょう。

治療行為を口の中でするのが大変になるのが、介護、寝たきりの状態なのです。

それを解決するのは、歯を補修するのが口腔外で出来る入れ歯しかないのです。

インプラントとネジで留めれば補修出来るからとか言いますが、そんなに簡単なモノじゃない、その覚悟があって言っているのですか?と私には疑問です。

患者さんの体は必ず変化し続けます。

年を取ることは誰にも止められないからです。

しかし、それを許容する考え方で生体よりも脆弱なものを使うと、その皺寄せは天然歯に来ます。

部分義歯が最たる例です。

ならば補強するに当たっては、生体と同等か、それよりもやや強固なものが大丈夫、と言うのが私の考えです。

生体内で、ネジで留めるのが安全と考えるのか、皺寄せが来るから危ないと考えるのか、これは答えがまだ出ていない論争中のものなのです。

私は可及的にインプラントを天然歯に近付けたいので、セメント固定で治す方式を使います。

天然歯を治す方法に準じて治すのが基本、考え方を出来るだけ同じに出来るから、と言う考えです。

因みに、現在分かっていることですが、ネジ留めの上部冠を何度も外したりしてメインテナンスしていると、だんだん骨が痩せ歯茎も痩せて来る、と言う事実は報告されています。

この原因として、ネジで留めていると必ず歯周病の臭いが漂う、それは必ず隙間があるからであろう、と言う事実が報告され、それによる慢性炎症がその原因であろう、と今考えられています。

反面、全くピッタリと合っていないセメント固定の上部冠が、意外なほど骨も解けないし歯茎も下がらない、歯周病の臭いもしないと言う事実も分かっています。

これらの事実関係から考えても、私はセメント固定方式を取りたいのです。

勿論、私はピッタリと合っている上部冠を作製しますが。

今後色々と論争があるでしょうが、私は現在のように考えております。

 


5月21日(月)のつぶやき

2012年05月22日 | Weblog
08:12 from Keitai Web
行きたいですね。近いし。 photozou.jp/photo/show/990…

08:14 from Keitai Web
金環日食幸い薄曇りのお陰で薄目の裸眼で見えました。曇りでラッキーでしたね。

22:51 from gooBlog production
審美的抜歯即時植立即時荷重インプラント治療 blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

by mgenchan on Twitter

審美的抜歯即時植立即時荷重インプラント治療

2012年05月21日 | 日々のインプラント臨床の話


前歯の部位でのインプラント治療を望まれる患者さんが増えています。

3次元的位置決め、対処の方法が肝心です。

最初の写真が術前、次の写真が手術の翌日、3枚目の写真がセラミックの歯を装着した写真です。

特筆したいのは、翌日の写真です。

腫れも出ていないし、歯茎も仮歯も綺麗です。

縫合の汚い糸もありません。

こう言うことを、チャンと鉄則を守って行うことで出来るようになるのです。

これからも最新最善、最小限侵襲、最小治癒期間で治せるインプラント治療を正しく行い、成果を上げ続け、広めて行きます。

 


5月19日(土)のつぶやき

2012年05月20日 | Weblog
10:50 from gooBlog production
即時荷重インプラントを成功させるコツ、成功率99%以上を達成するには blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

18:34 from Keitai Web
ハチ公付近凄い人波。おじさんには辛い。 photozou.jp/photo/show/990…

22:06 from Keitai Web
渋谷歩いている人は、全く避けようとしません。びっくり。実に歩きにくい。なんなんだ?

22:09 from Keitai Web
渋谷たむろってる人たちは、歩道占領して我が物顔です。歩いている人たちを通そうとも全くしません。見事な田舎者ぶりです。なんなんだ?

22:12 from Keitai Web
とにかく何でこんなに人がいるの?と言う感じで騒然としています。秩序なんてありません。江戸仕草は廃れました。

22:58 from gooBlog production
インプラントオーバーデンチャー blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

by mgenchan on Twitter

インプラントオーバーデンチャー

2012年05月19日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

インプラントのこれからの用い方を示すものが、こう言う使い方です。

部分義歯の支えがなくなってしまったので、大臼歯部にインプラントを植立し、支えに使います。

私がした手術はこれで終わりです。

患者さんは、支えがなくなって痛くなってしまった入れ歯が、この1本のお陰で何ともなく咀嚼できるようになりました。

実はこの患者さん、やや認知症も始まっており、ご家族が義歯を痛がっているのを何とかして欲しい、とのことでした治療です。

患者さんは80代後半の女性の方です。

清掃も今までと全く変わりませんし、メインテナンスも非常に楽だそうです。

噛めるお蔭なのか、患者さんは認知症も殆ど大丈夫な状態になって下さり、今は普通の生活されているそうです。

インプラントだからで、何でもかんでも固定式ではなくったって良いんです。

インプラントは正しく縁の下の力持ちで、部分義歯を強力に支えてくれています。

これで良いのだ!

 


即時荷重インプラントを成功させるコツ、成功率99%以上を達成するには

2012年05月19日 | 日々のインプラント臨床の話

即時荷重インプラント治療とは、植立手術したその日から仮歯が入る治療のことです。

従来のインプラント治療は、植立手術をしても安静を保つ為、歯根部分だけを入れるだけで、歯冠部分を入れるには下顎でも2ヶ月以上、上顎では下顎の倍以上、時には半年以上も待ってからでないと仮歯も入れられないものでした。

従来のような方法を取ると、インプラント治療して仮歯が欲しいとなると、取り外し式の入歯にするか、隣の歯に接着させるとかして、何れにしても、周辺の歯に負担を強いて造るしかないものなのです。

即時荷重インプラント治療は、インプラントだけで仮歯を入れますので、周囲の歯に負担を掛けないで歯が綺麗に入るという利点が最も大きな利点です。

今までの歯科治療は、歯を失うと必ず周囲の歯を巻き込んで修復するしかありませんでした。

そうやって治すから、残念ながら、何年か経つと周囲の歯まで悪くなり、徐々に歯を失い入歯になる、と言う状況になっていったのです。

それを回避することが歯を失わない為の一番大切なこと、そして、それが出来るのが唯一即時荷重インプラント治療なのです。

インプラントの持つ最大の利点、を活かす治療方法なのです。

 

当院では即時荷重インプラント治療を2000年から行って来ています。

それから、12年全く軸をぶらさずに即時荷重インプラントをし続け、成果を上げ続けて来ています。

 

専門家である歯医者の先生方だけでなく、患者さんも良く即時荷重インプラント何てして大丈夫なんですか?やはり安静にして最初は歯根部だけでした方が安心なんじゃないでしょうか?とご質問を良く受けます。

それに対して、私の答えはいつも同じで、私は何でもかんでも即時荷重している訳ではありません。

ただ、私の元に来て下さる患者さんは、入歯は絶対に嫌だとか、色々な理由で最初から歯が入れて欲しい、と言う患者さんが、最後の最後で困って辿り着いて来られているのです。

ですから、私はインプラント治療をお引き受けする場合には、必ず即時荷重するつもり、しっかりとした植立手術をさせていただくように手術させていただいています。

どんな患者さんであっても、インプラントをしっかりと植立させて欲しい筈で、ユラユラでやっとこ立っている状態で植立させられて良いと考えている患者さんは一人としていないでしょう。

だから、私は全てのインプラント手術で即時荷重出来るレベルのしっかりとした植立になるようにしています。

そして、私に完全にお任せいただく他ないのですが、私の持っている基準、一つ一つの評価基準をチャント超えて植立出来たインプラントに関しては、通常言われているインプラントの成功率97%と言うデータと全く遜色のない、私個人のデータではここ4~5年のデータでは99%以上成功させられているので、植立手術済んだら後1時間ほどいただければ綺麗に仮歯が入るので入れているだけです。

なので、勿論、私の持っている基準に到達しない場合とか、患者さん自身が不安とかの理由で、直ぐに仮歯が欲しい訳じゃない、と言う方の場合には、即時荷重を無理してまでは行なっていません。

即時荷重出来るんですよ、と言うのは、私の持っている技術でインプラントはかなりしっかりと植立出来て、それが私の成績の良さになっているんです。

それだけなんです、とお話します。

 

インプラント治療成功の要諦は、言うまでもなく、しっかりとした植立を行えることです。

ガタガタに埋めているインプラントが上手く行く可能性は、しっかりとしているものに比べれば当然かなり下がることでしょう。

その技術で私はかなり良い成績を出せている訳です。

 

では何故、そのようなことが可能になるのか?なのですが、簡単にコツを言ってしまうと、植立するインプラントサイズよりもやや細くインプラントホール形成をすること、です。

但し、その患者さんの骨質、密度に合わせて行わなければいけないので、そのへんのノウハウが非常に難しい点があります。

 

このテクニックは、アダプテーションテクニックと言う名称で世界的にも有名です。

実は私は2000年以前から、植立をしっかりさせる為に、細目にした方が良い、と思い付いていて密かに行って来ていました。

なので、アダプテーションテクニックが紹介された時に、誰でも思い付いてしていたのかと思っていたけど、と不思議に思っていた位です。

 

即時荷重インプラントを成功させるには、植立する力の強さ、トルクを35N以上にしなければいけません。

これは最低基準で、これが出来れば、後は咬合調整で横揺れの力を掛けないようにして、私がいつも推奨している超音波治療器をチャンと当てて治癒促進をする、更に言えば自己血を用いての再生療法を組み合わせれば、早く楽に綺麗に治癒します。

私の場合は、これらに加えて2003年以降MI最低浸襲外科手術と言う改良点が加わり、全く一般的なインプラント手術とは違ったオリジナルの方法で行なっていますが、即時荷重に関してだけ言えば、35N以上、超音波治療器だけでも相当の成功率の向上が認められると思います。

 

この他に、最近話題の光機能化で紫外線をインプラント体に当てる、と言うのもありますが、ある一定以上の紫外線であればインプラント表面の血液の馴染みが良くなることは確かに起きている現象であり、それが骨との結合を早く良くしてくれるらしいので、持っておられる先生方はされるのも良いでしょう。

私の場合は、そこまでの設備はないのですが、紫外線は歯科業界では色々とあるので、それで代用しています。

その結果ですが、確かに血液の馴染みが良くなっていますので、付加的価値としてはこれで良いのではないか、と考えています。

それよりも、今までして来たこと、成果が間違いなく上がっていることを厳守して行なっており、それで最初に挙げたようにここ4~5年では99%以上の成功率を達成出来ています。

 

個人的な感じですが、今現在の到達点で、世界レベルでも最高の基準に到達しているので、これで良いのではないだろうか、と考えています。

 

勿論、改善改良は常に止まらないので、世界国内の学会、セミナーに参加して、さらに向上させ続けます。

 

 


高齢者ほど即時植立即時荷重インプラントで、直ぐに治す

2012年05月18日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話


高齢者の患者さんほど、QOL、ADLの維持、早期の回復が非常に大切です。

勿論、若い患者さんでも早期の回復は重要ですが、高齢者の場合、食事が出来ないこと、栄養が取れないことが、体の健康状態に大きく影響しかねないからなのです。

今回紹介している患者さんも高齢者の方です。

一番後ろの歯が入歯を支えていて、その歯がしっかりしているうちは然程困られていなかったのですが、その歯が割れてしまって駄目になったとたん全く噛めない状態に追い込まれ困った状態に成ってしまいました。

それで、ご家族の紹介でインプラントを検討したい、と言うことで来られ、直ぐにインプラント即時植立即時荷重治療する決意をされました。

私は、手術を徹底的に楽にして差し上げること、腫れたり痛んだりさせないこと、直ぐにしっかりとインプラントで固定された歯を入れられる治療をするお約束をして治療に掛かりました。

仕上がりは、ご覧のように非常に上手く行きました。

術後の腫れ、痛み、辛いことは全くなく、快適は綺麗な固定されている歯が最初から入っている状態に治りました。

後は、インプラントの状態が落ち着いているのを確認出来ればセラミックの歯が入って終了出来ます。

但し、有り難いことにこの患者さんの場合、他の部位も治療しようと言うことになりましたので、全体的に治療を進めて、綺麗にバランスと審美と機能を満たすセラミックの歯を後で入れさせていただきます。

その間も、綺麗に仮歯が入っているので、日常生活のQOL、ADLには差支えがないようになっています。

高齢者の場合、特にこの点が肝要です。

このような治療を行えるには、抜歯即時植立、即時荷重インプラント治療を充分に行える実力、経験が大切です。

私どもは、こう言う治療を10年以上行い続けています。

高齢者の歯科治療にも、特別養護老人ホームに6年以上う往診で関わって来ています。

戦後の日本の再興に貢献されて来た高齢者の生活、QOL、ADLを守る正しい良き治療を、頑張って広めます。


5月17日(木)のつぶやき

2012年05月18日 | Weblog
17:07 from gooBlog production
即時荷重の大きなケースでは噛み合わせの治療の対応が成功の要諦です!大先輩への私のメール blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

21:46 from Keitai Web
田町にセミナーで来ました。東京タワー綺麗です! photozou.jp/photo/show/990…

23:25 from gooBlog production
2007年のPRD 懐かしいですね。 blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

23:36 from Tweet Button
因幡晃 わかって下さい: youtu.be/tPFY3KnRyjE @youtubeさんから 懐かしい。染み入る名曲ですね。

by mgenchan on Twitter

2007年のPRD 懐かしいですね。

2012年05月17日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

もう5年も前になるんですね。

2004年に続いて連続で発表したのは私一人でした。

あの頃に私が主張していた治療法は、まだまだ一般化せず、逆に出来る歯医者の数はどれだけいるんだろうか、と言う感じです。

凄く残念です。

力不足を反省します。

即時荷重と同時のGBR骨造成による審美的インプラント治療は、まだまだハードルが高いのです。

患者さん達の望みを叶えて差し上げる為に、もっともっと頑張らねば。