大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

痛くしない、腫らせない、怖くしない低浸襲な処置による再生歯周病治療とインプラント治療

2012年06月23日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

私は今は、とにかく患者さんが痛くて大変辛かったとか、腫れ上がって1週間以上も外に出られなかったとか、怖くて怖くて仕方がなかった、と言う歯医者の外科手術のイメージを変えようと、新しい本当に患者さんにとって治療受けたことが嬉しくなってしまうような、そんな再生歯周病治療とインプラント治療を、正しく広めたいと願っています。

それと言うのも、私自身が10年程前までは相当にGBR骨造成、歯肉移植等の手術を沢山やり、せっかく即時荷重でインプラント出来て、綺麗に歯が入っても、患者さんは歯が入った喜びよりも手術自体の辛さ、大変さで苦労されるのを目の当りにして来たからです。

それでも、その当時の私は、手術した最初から綺麗に歯が入っているんだから、それで充分ではないか、これ以上どうして上げれば良いんだ、と考えていました。

その当時のこととて、業界内の一般的な手術レベルからは遥かに高い、1回きりで全部を終わらせれる治療方法でしたし、私なりに出来る限り小さい範囲内で解決するように一所懸命に頑張っていたからです。

あの頃の時代背景から考えれば、止むを得なかった、これ以上のものを提供するのは無理だ、と思っていたのです。

それどころか、あの当時の私は、2000年のAAPで見た恩師DR.ラムの治療レベルを超えている治療をしているのではないか、世界でもこれくらいの仕事出来ている専門家はそうはいないだろう、と自信を持っていたりしました。

そんな時に、2003年サンフランシスコのAAPが開催されるのを知り、この機会にと図々しくもラム先生に個人的に連絡し、レクチャーするセミナーとかがないでしょうか、とお聞きしたのです。

そうしたら、私のコースは開催したばかりで、次は来年だよ(因みに、私は後で参加するのですが)、と言われ、がっくり肩を落とし、それではクリニックの見学だけでもさせていただけないだろうか、とお願いしてみたのです。

そうしたら、信じられない位幸運なのですが、じゃあ特別に個人レクチャーして上げるからAAPの1週間前からサンフランシスコへおいで、と言っていただけたのです。

私は、これはとんでもなく運が良い、最高のチャンスだと確信しました。

飛び上がらんばかりに嬉しかったです。

そして、ぜひ伺がいます、と約束しました。

その頃の私にとって、サンフランシスコに単身(正確には帰国子女だった勤務医と一緒でしたが、因みに、何もないですよ念の為)で渡るなんて凄く勇気が要って、半月以上もクリニックを空けると言う大変な決断だったのですが、愛弟子だった勤務医だった女医に留守番を頼んで、勇躍飛び出したのです。

 

それが、私にとって人生最大の転機に成りました。

お蔭で、何度も海外の学会に平気で出れるようになりましたし、何よりも、当時漸く始まりだした低侵襲再生外科手術による歯周病治療、インプラント治療を目の当たりに見ることが出来たからです。

正直に言って、私は自分の腕、実績には自信がありました。

これほどのことを成し遂げている専門家は早々いないだろう、ラム先生に見ていただいて評価いただこう、と考えていたのです。

 

しかし、見学が始まって、頭をハンマーで殴られた位の衝撃を私は受けました。

何をしているんだ?

これは何なんだ?

何故これで良いんだ?

でも、患者さんの治り方を見ていると、目茶苦茶綺麗、傷跡が全くない、痛がってもいないし、手術直後なのにニコニコ笑っている。

一体全体何が起きているんだ?

そんな感じでした。

 

私の元に見学位来られる先生が良くいます。

皆さん一概に、これは凄い、と言われます。

皆さん、信じられない、これで治るんですか?今までの自分がして来たことって、過剰侵襲だったって言うことですか?と嘆息されます。

そんな状態に近い、いやもっとそれ以上の強い衝撃を私はラム先生の元にいた1週間で受けた、と言って良いでしょう。

 

世界的に見ても、本当に低侵襲外科手術の始まり、そう言える現場に私は偶然にも立ち会わせていただけたのです。

何と言う幸運でしょう。

信じられない位の運の良さです。

 

そして、夢の1週間が過ぎ、AAPが開催されましたが、そこには見学させていただいたような内容は一切出て来ませんでした。

実に不思議な気分でした。

俺が見たのは夢なのか、あれは何だったんだ、と。

それで、会場でラム先生を捉まえて、先生学会で発表しているのは何なんでしょうか?と質問をしたところ、ラム先生はニヤッと笑って、ノリお前は真実を知っている、俺のことを信じるか?と答えたのです。

それに対して、私は即答してYes!!,私は生涯あなたを心から信じます、と言いました。

それで良い、とラム先生は答え、私の肩をグッと一度抱いて、会場を後にしました。

 

今でも忘れられません。

鮮明に覚えています。

私はその時に、本当の世界の最先端、新しい歯科治療、再生療法、インプラント治療の世界を見せていただいたんだ、何処の馬の骨とも分からない、極東の彼方の国、日本の名もないしがない一開業医に、惜しげもなく全てを授けて下さったんだ、と興奮して、嬉しくて嬉しくて仕方がなかったのです。

 

早速、帰国して、私は伝授していただいた低侵襲外科治療を始めました。

そうしたら、最初の頃は私のスタッフ、勤務医達までが、院長がおかしくなって帰って来た、又海外にかぶれて帰って来て、変なことし始めた、と言う反応だったのです。

正直に言えば、あんなことして大丈夫なのか、大変なことに成るだろう、と見ていたのです。

しかし、成果が目の当たりに出始めることで、彼女達の反応も変わって来ました。

院長、この方法凄いですね、全く腫れないし、患者さんが痛がってない、患者さん受けが凄く良いですね、と。

そして、他の先生方は、まだあの昔の仕方しているんですよね、可哀想ですね、とまで言わせられるようになったのです。

これは行ける、これこそ新時代の治療方法だ、と私は確信しました。

 

それ以降、私の最大の関心は、低侵襲で治すこと、患者さんにとって楽である、と思える治し方で治せるように、となったのです。

そして、今、思った通りに低侵襲は世界に広まり、日本にも入り始めました。

しかし、残念ながら、まだまだ正しくは広まっていない、と思います。

低侵襲の概念の定義も曖昧ですし、その先生が自分は低侵襲心掛けています、と言えば、それを信じるしかない、と言う状況です。

当院のスタッフもセミナー、学界に連れて行くこともありますが、その時に、院長あの先生あれで低侵襲って言ってますね、良いんですか、と周りに聞こえる位の声で言うので、私は冷や汗たらたらです。

でも、実際、私も低侵襲、痛くない腫れない手術、と言う考え方からは外れているな、と思うことばかりなのです。

どうやら、具体的な考え方、手技等の内容が、海外からですから正しく伝わってはいないようなのです。

ですから、概念の混乱が生じているのでしょう。

私はラム先生から正統な教えを直に授けられ、それを日本人向けに改良して応用して来ました。

なので、やや語弊のある言い方なのかも知れませんが、私の方法が源流はラム先生でも、源流とは何となく似ているな、と言う状態にまで変質してしまって、ほぼオリジナル、私自身の工夫の中で思い付いて成し遂げて来たことばかりです。

その為に、私の方法は何処にもない、独自の方法です、と言っています。

 

私独自の、痛くしない、腫らせない、怖くしない低浸襲な処置による再生歯周病治療とインプラント治療。

それを私は10年以上積み重ねて来ました。

お蔭さまで、傷口の全く分からない、手術直後から綺麗な、何処にインプラント入れているのか分からない、自然に歯がある感じで治っている、と言う状態を出来るようになりました。

歯周病の再生治療でも、必要最小限度で切開することで、殆ど骨を露出させない、だからこそ痛くなくて腫れない歯周外科手術が出来るようになりました。

それでも、患者さんはイメージとして怖いと言う感覚を強く持っています。

ですから、そう言う方には、手術中に寝ていていただき、仮歯入ったりする頃にチャンと目覚めて、麻酔が切れて来ても痛くも何ともない、と言う方法を取って、怖くないように怖がらせないように処置を出来るようにしています。

一番怖いのは、麻酔が切れた直後、そして翌日、翌々日なのです。

麻酔が効いている時は、痛くも何ともないので患者さんは平気です。

でも、麻酔が切れ、感覚が戻って来た時に、初めて自分がどれだけの侵襲のある手術を受けたのかを身を持って知るのです。

その一番怖い時、大変な時でも、患者さんがニコニコ出来ている位の低侵襲な外科治療を、私はしています。

その成果を目の当たりにするにつれ、新時代はこう言う手術、処置に必ずなる、と感じるのです。

 

私は、これからも益々鍛錬を重ね、より進化させ、患者さんの為に尽くす覚悟です。

低侵襲、だから痛くしない、腫らせない、怖くしない再生歯周病治療とインプラント治療。

この看板だけは、誰にも譲りません。 

 


患者さんの立場になって考える、再生インプラント治療。

2012年06月22日 | 日々のインプラント臨床の話

今日も、非常に難しい抜歯即時植立インプラント手術をさせていただきました。

いつものように今日の患者さんも、非常に痛いのがいや、腫れるのがいや、怖いのはいやと言う方で、10年以上も前からお付き合いがあって、昔にインプラントさせていただいていた患者さんです。

その方が、今回いよいよ犬歯がダメになって、抜歯しなければいけない状態で、インプラントを久しぶりでさせていただくことになったものです。

この方は、松元先生は痛くしない、直ぐに治るようになおして下さる、と信じて下さって任せて下さっています。

それでも、いつものように痛がらせたり腫らせたり、怖がったりさせてはいけないので、静岡の伊東先生に教わった特別な鎮静法を用いて、ほぼ寝ていただいている状態で手術させていただきました。

非常にハイレベルな難しい手術でしたので、繊細に丁寧に傷を極わずかしか付けないように配慮して綺麗に処置させていただきました。

全てが終わった後、患者さんは本当に何ともなかった、とニコニコされて自転車に乗って帰られました。

 

やはり、患者さんの身になって考えれば、傷を大きく付けられるのは嫌ですし、最小限の極小さい手術で治して欲しいものです。

更に、手術した後の治り方でも、綺麗に腫れたりせず痛くないように治せる為に、患者さんの自己血を使っての再生療法、PRP、PPP、CGF等を用いて手術しました。

自己血を使った再生療法でなら、拒否反応とか困った問題は出ませんし、何よりも再生因子を濃縮して使う為に、非常に傷口の治りも早いし、当然その効果で痛みも腫れも殆どなくすことが出来るのです。

 

今の手術は昔の手術に比べれば、5分の1程度の侵襲で出来るようになりました。

更に、再生療法を併用することで、より早く綺麗に痛くなく怖くなく治せるのです。

当院では、手術翌日の洗浄、メインテナンスで患者さんが来院されますが、全然痛くなかった、痛み止めの薬も飲まなかった、腫れてない奇跡だ、と喜ばれるのが普通です。

 

インプラントしたいけど怖い、と言うのはごく普通にあることです。

そのような心配、不安に対しても、予め心が落ち着く安定剤も服用いただいています。

手術の当日は最初に直ぐに薬を飲んでいただいて、クリーニングとかの準備をしている間に、患者さんはうつらうつらする状態になっていただきます。

その状態で、表面麻酔薬をしっかりと作用させ、浸潤麻酔を拡大鏡で粘膜をよく見て、痛みの出ない部位を見付けて、そっと極少量だけ粘膜直下だけに注入します。

そうすることで、何時麻酔したのかすら分からない局所麻酔が出来ます。

それと並行して、特殊な鎮静剤を投与することで、患者さんはすやすやと寝ているような状態になります。

その中で、手術に必要な深い部位への麻酔を確実に効くように注入して行くのです。

痛くなく何ともない麻酔をすることで、麻酔の効果は最大限に出ますし、患者さんは寝ていますので、全く手術中に痛みを感じることはありません。

 

そして、本当に怖いのは、実は麻酔が切れる時、そして、翌日です。

それに備えては、極小さい低侵襲な外科手術をすることで、本当に外科手術したの、と周りの人に疑われるくらい何ともない状態を提供出来ます。

このような繊細で丁寧な処置をするのですから、私には1本のインプラント手術であっても、時には数時間を要することもあります。

ですから、私は1000本とか数を誇るようなインプラント医にはまずなれません。

でも、それで良いと思っています。

一つ一つのインプラントを細心の注意を払って、丁寧な綺麗な手術をする、それが痛まない腫れない怖くないインプラント手術の大元なのですから。

私は全てのインプラント手術で最善を尽くし、最高の成果を上げようと頑張っています。

何回も手術されるのは嫌だろう、痛い手術されるのは嫌だろう、怖いのは嫌だろう、綺麗じゃないのは嫌だろう、長持ちしないのは嫌だろう、患者さんの立場になって考えるなら、本当にどうしたら良いのか。

そればかりを考えて、私の現在の処置、手術の仕方はあります。

だから、世界最高倍率の10倍のライト付き拡大鏡を常時使って、丁寧に手術しています。

個人的にはこれ以上小さく、侵襲を与えない手術はないだろう、思える方法でしています。

 

患者さんの身になれば当たり前のこと。

それを追及して、最善の成果を上げる。

矛盾しているようにも思えることですが、この道を志して10年になります。

私は更にこの道を極めて行くつもりです。

頑張ります。

 

 


6月21日(木)のつぶやき

2012年06月22日 | Weblog
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歯周病治療が私の主な仕事であり、インプラントはそれを補強するものですね。 blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

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歯周病治療が私の主な仕事であり、インプラントはそれを補強するものですね。

2012年06月21日 | 日々のインプラント臨床の話

昨日は早春塾で、長谷川先生が武田先生に代わってレクチャー、アドバイスして下さいました。

長谷川先生のレクチャーの聞いていて、凄く自然に入ってくる感じで、自分はつくづくぺリオ屋さんなんだなー、歯周病治療を主に手掛けて治そうとして頑張っているDRなんだなー、と実感してしまいました。

即時荷重を手掛けて12年、抜歯即時植立は15年以上とインプラント関連の術式で離れ業をやって来ているせいか、私のことをインプラント屋さんだと思っている同業者の方、患者さんが非常に多いのですが、私自身は長谷川先生のお話に凄く親近感を持ってしまうのでも分かる通り、歯周病治療をやっている歯医者なんだ、と感じています。

別の顔として、最初の師匠が総義歯の大家であったので、総義歯専門家と言う顔もありますが、今現在としては歯周病を専門的に治したい、再生歯周治療にこれからの仕事を捧げたい、と願っています。

私の目指す歯周再生治療は、インプラントを主とするものではなく、歯を残す為の強力な助っ人として位置付け、歯を残す為の補強として使いたいのです。

その為に、即時荷重インプラントも存在しており、従来の歯周病治療では歯周病治療がかなり進んでから初めてインプラントに取り掛かる、と言う固定概念がまだまだ凄く強くあるのですが、それを根本から変えて行くもの、として臨床を深め、確実な成果を残し、広めて行こう、と願っています。

そういう面で、昨日の長谷川先生のレクチャーは非常に親近感が持てるものであり、私自身が目指して来た方向性が合っていた、私の考えていたこと願っていたことが間違っていなかったんだな、と嬉しくなったのです。

 

私が最近強く考えていることは、歯周病で揺れて来たり、ポケットが深くなって問題となる部位は、患者さん自身にとって噛み易いところで、所謂噛み癖の部分だろう、その部位が良く使われるが故に先に駄目になってしまって、揺れて来たり、ポケットが深くなっているんだろうな、と言うことです。

だからこそ、そういう特異的な部位こそ、抜歯即時植立、即時荷重インプラント治療を成功させることで、相当に早く治すことが可能になるだろう、と考えていますし、現実に自分の患者さん達の治り方の早さを見ていると、当っているんだろうな、と感じているのです。

即時荷重インプラントを使いこなすことで、最大の問題をサッサと解決出来るから歯周病の方も早く綺麗に治る、そう言う手応えを私は得ています。

そう言う歯周病治療+インプラント治療を思い付いて、手掛け始めて10年以上に成ります。

それと言うのも即時荷重インプラントが非常に上手く行き続けていたので、これなら、歯周病の問題を抱えている歯を支えられるのじゃないだろうか、そうすることで歯周病の治療成果を確実に出来、早く得ることが可能になるんじゃないだろか、と考えたのです。

結果は、私の予想を超えて上手く行き、これは凄い、と自分でも感動して、その道にまい進する、歯周病を治すことに一所懸命になることに成ったのです。

なので、今私は歯周病を治すこと、再生させることに自分の使命を感じ、遣り甲斐を見出して仕事をしています。

言うなれば、即時荷重インプラントも抜歯即時植立も私にとっては出来ることが当たり前のものなので、それを如何に歯周病再生治療に活かすのか、に私は燃えているのです。

即時荷重インプラントに関して言えば、ストローマンSLAインプラントを35N以上で植立出来ていれば出来ることですし、抜歯即時植立は、99%以上出来るものです。

治癒期間を劇的に短く出来るこう言うインプラント治療方法を用いることで、歯周病再生治療もスムースにかなり早く治せるのです。

 

長谷川先生のような高名な歯周病専門家の方が、全く同じ方向を目指し、色々と取り組まれているのを見ることが出来て、昨日はとても嬉しかったです。

インプラントは残存歯を助ける為のもの、出来る限り自分の歯を残す、その為のインプラント。

勿論、歯周病を確実に治せる実力が必須なのは言うまでもありません。

歯周病治療もしないで抜歯してインプラントすれば治せる、と言う考え方では全くありません。

歯周病を治す上で、インプラントを最大限に活用する、そう言う概念です。

その上で、最小限の介入、最小回数の手術、最小の手術でも従来の手術と変わらない成果、と言う患者さんにとって優しい、痛くない腫れない辛くない治療を目指しているのです。

かつては賛同者なんて殆どいなくて、変人、気違い、嘘吐き扱いをかなりされて来ました。

それも昔だったから、仕方がないことだったのでしょう。

しかし、今日漸くこうして賛同者、実践者が出て来てくれているのを見て、本当に嬉しく感じました。

この道を更に深く極める。

私は頑張ります。

 


6月20日(水)のつぶやき

2012年06月21日 | Weblog
13:05 from gooBlog production
本日も主張インプラントオペ goo.gl/Sv652

19:19 from Keitai Web
明日は夏至。昼が長い。今の時間で夕焼けで、凄い綺麗です。この写真は早春塾してるマイクロテックの入っているビルからのものです。 photozou.jp/photo/show/990…

21:16 from Keitai Web
ライトアップされた五重の塔とスカイツリー綺麗ですね。早春塾の帰り、観音さまにお参りして帰ります。 photozou.jp/photo/show/990…

21:18 from Keitai Web
同じくです。 photozou.jp/photo/show/990…

21:20 from Keitai Web
photozou.jp/photo/show/990…

21:21 from Keitai Web
photozou.jp/photo/show/990…

21:22 from Keitai Web
photozou.jp/photo/show/990…

21:24 from Keitai Web
photozou.jp/photo/show/990…

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本日も出張インプラントオペ

2012年06月20日 | 日々のインプラント臨床の話

今日も出張オペで、抜歯即時植立インプラント治療をさせていただきました。

歯根が咬合力負担過剰で割れてしまって、インプラントになる、と言う症例です。

やはり根管治療されていて、長く使われている歯は割れ易い、と思います。

歯を残したいなら、歯髄は出来るだけ取らない、と言うのが大事でしょう。

それには、虫歯にしないこと、なったとしても早期に発見して治療して置くこと、でしょう。

ところが、虫歯は初期の頃には殆ど痛みが出ません。

冷たいものが染みたり、甘いもので痛んで来ている時には、手遅れの場合も多くなります。

そう言う場合、歯髄を取らなければいけないのです。

取るにしても、出来る限り歯質を残す、厚みを保つ治療方法が、長持ちさせられる鍵になります。

どんな場合でも、介入は最小限がベスト、と言うことなのです。

今日のオペは、唇側の骨の喪失が相当に大きい為にその部位への骨造成GBR、歯茎再生手術と、色々とインプラント周囲への配慮を考えて行わなければいけませんでした。

それでも、患者さんが痛がられたり腫れたりされては可哀想ですから、そうならない低侵襲の手術を心掛け、綺麗に治るように処置しました。

骨の方も、歯根が割れている炎症が波及しているので非常に硬く変性しており、インプラントホールを綺麗に形成するのにも細心の配慮が必要でした。

全て事前の準備歯科用CTでの計画を細かく緻密に立案し、それをその通りに実行する、と言うことで可能になるものです。

手術が始まる前に80%は終了している、後は実行するだけ、それ位の準備があるからこそ、痛まない腫れない、だから怖くない低侵襲の手術が可能になるのです。

余りにも骨が硬過ぎるとかで出血が乏しい場合には、治りも悪くなって、患者さんが痛まれることがあります。

そう言う場合には、事前のCTの精査で分かっている骨髄のある方向へ出血を促す極小さい穴を開けて対応します。

何かがあっても、次その又次と対策をしっかりと練って置けることが、安全安心なインプラント手術が行える理由なのです。

今日のオペでも、計画通りに手術する為に細心の注意を払い行ったので、背中が汗だらけになりました。

でも、最終的に良い結果に出来たので、ホッとしています。

こう言う実に繊細な手術を行うのが常なので、私には沢山過ぎるインプラント手術はまず無理です。

今日のように丁寧に精密に美しく手術をすること、1人1回きりの手術で終わらせて差し上げるように心から願い、私はメスを持ちます。

 


インプラントは歯周病を治すことに意味がある

2012年06月19日 | 日々のインプラント臨床の話

昨日に引き続きですが、インプラントと歯周病のお話を書かせていただきます。

歯周病治療は、歯を支えている骨と歯茎の病気を治すものです。

当然、骨と歯茎は歯を支えるために、出来るだけ健康でいてくれないといけません。

神様から与えられた天然歯が、歯茎と骨の健康で長持ちするものなのですから、人の発明したインプラントが神様の作った歯を超える、という思い上がりはとても危険なのです。

そんな筈がない、神様のルールに従って、漸く我々もインプラントを安定させられるのだ、と知って欲しいのです。

ここらへんの感覚がズレている、何か人の力を過信している、そんな気がしてなりません。

インプラントは所詮人工物である、と言う感覚は必ず持ち続けてもらいたい、と思うのです。

機械には失敗の3兄弟というものがあるそうで、疲労、腐食、摩耗だそうです。

これは全くそのままインプラントに当て嵌ります。

過剰な力が掛かれば疲労して折れたり壊れたりするでしょうし、お口の中は湿っていて温暖な環境ですから金属は腐食とまでは行かないまでも変性はするでしょうし、摩耗も使い続けていれば当然起きてくるでしょう。

こう言う一般的な原則は、インプラントと言えども例外はないのです。

それを、何故だか過信して、やたら目たらインプラントにしたがる風潮こそがおかしいのです。

ですから、私はラスベガスのレオン・チェン先生のような治療は大嫌いです。

歯周病への配慮もへったくれもない、インプラントの乱立としか言えないような本数の植立。

上顎に18本もインプラントがある症例を私は見たことがあります。

こんなのは歯医者じゃない、インプラント屋だ、と私は腹立たしく思いました。

振り返って、国内の状況は如何なのでしょう?

歯周病の配慮、インプラントの適正配置、本数、色々とまだまだ論争中ではありますが、見識を疑うような治療も散見されます。

今はまだ、ゴールデンルールとされているものは歯周病を治してからインプラントです。

私も、基本的には賛成です。

しかし、歯周病を治すことを諦め、何でもかんでもインプラントにする、と言うやり方を好む歯医者、患者さんがいるのではないでしょうか?

私もインプラントは使います。

しかし、いち早く即時荷重することで咬合負担してくれる部位を増やし、歯周病になっている歯を救うためにインプラントを使うのです。

このような考え方は、異端児です。

それは自覚しています。

それでも、そうしないとかなりの歯が厳しい状況に追い込まれ、非常に治療が難しくなり、時間も掛かる、と言う患者さんが現実にいるのです。

私のスタンスは、どうしても残せない歯を抜歯してそこに即時植立即時荷重して、綺麗に歯があるし、咬合の負担域も増えて、歯の負担が軽くなる、それによって歯周病治療の効果が得やすくなり、成果も上がり、治療期間も短くなる、と言うものです。

何でもかんでも抜歯して、やたら目たらインプラント立てて噛めるようにして終わり、と言う治療とは全く違います。

それでも世間では同一視され、色々と言われてしまうのも事実です。

でも、誰かが新しい道、患者さんを本当に救う道を探し出し、築き上げ、整地して、次代に手渡さなければならないのです。

そのお役目の一端が、私にあるのだとしたら、私は逃げる訳にはいきません。

今の世の中は、歯周病を治した後にインプラントでないといけないと言います。

それは全く正しい。

しかし、私は即時荷重を使いこなすことで、歯周病の歯を救う、並行して行えるところはしてあげないと救える患者さんも救えない、と言いたいのです。

大変に生意気ですが、セミナーとかでプレゼンを拝見していて、私ならそんなに遠回りしない、ダイレクトに歯を救う為にインプラントで支えさせる、と感じることが非常に多いです。

せめて、今の世の中、暫時的インプラントもあるのですから、それを用いて歯を咬合負荷から出来る限り開放し、歯周病治療をすべき時代になっているのではないでしょうか?と言います。

暫時的インプラントなら細いですし、その分骨とか歯茎とかの損失もそこまで起きてこない期待が持てますから。

実際に私も、実は極最近導入して、本当に手術直後から普段通りに噛める、リアルな即時荷重インプラント治療を始めています。

これなら行ける、と感触も得ています。

即時荷重インプラントに否定的な先生方も、暫時的インプラントによる即時荷重での歯周病治療への応用なら、抵抗感は少ないのではないでしょうか?

今、患者さんは直ぐに噛めることを切望されています。

その上で、歯周病も治して欲しいのです。

確かに我がままな要求です。

でも、、考え方発想を切り替えれば、出来る時代になっているんだ、と私は強調したいです。

インプラントは歯周病を治すことに意味がある、と言う言葉が一般的になり、そんなの当たり前だろ、と言われる時代こそ、患者さんが望んでいる世界です。

そこから、業界全体が持っている即時荷重へのアレルギーも治っていくのではないでしょうか?

患者さんの願いを叶える為に医療は発展してきました。

その原則に則って、即時荷重インプラントが当たり前の時代の到来を私は願っています。

 

 

 


6月18日(月)のつぶやき

2012年06月19日 | Weblog
00:02 from web
これはタバコの害を口の中の関連できちんと書いてくれている。見ろこのタバコの害。synapse.ne.jp/~iichiki/index…こんな体に悪いことしてて、歯や口の病気を治せって言うのは無理。まず、禁煙することから。

00:40 from gooBlog production
映画ミッドナイト・イン・パリ見ました。 goo.gl/WXYKd

14:16 from gooBlog production
インプラント治療に患者さんが抱く幻想を正し本当の姿を伝える! goo.gl/zjrZi

17:55 from gooBlog production
歯周病治療の上の(即時荷重)インプラント治療とは、歯を救うためのものです。 blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

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歯周病治療の上の(即時荷重)インプラント治療とは、歯を救うためのものです。

2012年06月18日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

土日が、臨床歯周病学会で、新宿の京王プラザホテルでした。

非常に面白かったし、考えさせられる内容でもあった学会でした。

現在の歯科治療では、審美的な結果が何よりも重視される時代になってきています。

そうすると、必然的に歯茎の治療、歯周病の治療がその足枷になります。

歯周病に罹患してしまうと、治癒した後の、歯と歯の間の隙間が生じてしまうことも多々ありますし、それへの対応をしようとすると、また手術を重ねることになり、治療期間が伸びてしまいます。

更に、現代歯科治療では、治療期間短縮化、浸襲の軽減は避けて通れません。

となると、歯周病治療するよりも手っ取り早く抜歯してインプラント、と言う治療方法へ傾倒してしまう輩も出てしまう訳です。

インプラントは、時に魔法の杖のような影響を与えてくれることがあります。

従来の歯周病治療では有り得なかったような、しっかりとした歯応えで噛める治療が可能になっているからです。

そう言う強い咬合力が発揮される状況の中で、歯周病の歯がどれだけ持つのか、ここに非常に難しい問題が又一つ出て来ます。

尚更の如く、経験の浅い、歯周病治療を余り得意としない歯医者はインプラントに邁進しがちでしょう。

インプラントと言うモノは、麻薬のような、と言えるかも知れません。

歯医者側には、従来の歯科治療では有り得なかった高い成功率と、噛み応えを手軽に提供出来る、従来ほどの修行を要しない(ように見える)。

患者さん側からは、入歯で人生を過ごさないで済む、痛くも何ともなく噛める、非常に快適で楽である、そのまま何事も無く長持ちしてくれそう(に感じられる)。

一度インプラントの快感を知ってしまった歯医者、患者さんは、その後の人生でも、歯がなくなった後インプラントすれば入れ歯に苦しめられることはない。

しかし、その後の人生で、予防治療、メインテナンスに真剣に取り組まれないと、時間経過と共に次々とインプラントになってしまう、と言う可能性もあるのです。

これではいけません。

私は、(即時荷重)インプラント治療は、あくまでも歯を残す為のもの。

歯に掛かる過剰な咬合力を減らし、守ってくれるもの、歯茎の状態を維持する切っ掛けになり、歯列、お口全体を守る為のもの、としなければならない、と願っています。

このことを強調しなければならない程、今の時代は安易なインプラント治療が蔓延しています。

歯周病絡みになると、尚更その傾向が高まって来るようです。

結局、歯周病を治すのよりも抜いてインプラントにする方が、歯医者側は楽だからです。

勿論、そこには患者さん自身も早く治せるから良いや、と言う考えもあるでしょう。

私が危惧するのは、こう言う安易なインプラント治療が蔓延ると、歯周病に係るインプラント含む歯列の患者さんが増えるだろうな、と言うことです。

多分、このことは表に出る現象としては、インプラント治療終了からタイムラグがあり、5~10年後に大きな問題となるだろう、と思っています。

今が、テレビとかの影響もあって、インプラント不況と言われますが、本当のどん底は実は5年後位に来るだろう、と感じて仕方がないです。

 

私がクリニックを大きくして、やたら目たら本数をやることを追わないのは、メインテナンス、リカバリーをすることが大変になってくるのが目に見得ているからです。

患者さん方は、大きな所、何人ものDRがいて手広くやっている所が安心出来ると考えて、治療受けに行かれる方が増えているようです。

しかし、インプラント周囲炎とか上部冠の破折とか、物凄く沢山起きるであろうと予測される、治療後何年もしてからの治療で考えると、大変な事態になるであろう、経営的に危険であろう、と予測出来ます。

あまりに手広く、大きく、安い治療費でやっている所は、早ければ5年後位から、経営状況が厳しくなるであろう、と私は予測します。

ある程度の初期費用が掛かるのは、リスクヘッジで考えると、その医院の経営安定化に直結しますから、真逆の薄利多売戦略は、やがて頭打ちになり、患者集めに限界が見えて来た時に破綻するであろう、と。

ですから、今彼らは必死なのです。

今出来る限り稼いで、資産を形成しておかないと、負債が増えてくる事態に対応出来ず潰れる、つまり医院としてなくなる、と言う最悪のことも起きてくるでしょうから。

 

話が横道にそれたので、元に戻しますが、今後長期的な安定を願うなら、歯周病治療を根底に置かないといけないことは自明の理です。

こんなことは、入歯の大家、歯を入れる補綴の大家達が,昭和の30年代に気が付き、幾ら高級な被せもの、入歯治療しても、歯茎の問題を解決しないと駄目だ、長持ちしない、と言うことで明白になった事実です。

しかし、それがインプラントと言う麻薬、魔物が出て来たが為に、又振り出しに戻ってしまった、そんな感じが漂って来るのです。

今回の集まりの中でも、歯周病治療した上でのインプラント治療でなければ、長期的予後は危ない、と言う見解が強調されていました。

それが、本末転倒で、歯周病治すと時間も手間も掛かるからインプラントにと言う、異常な風潮まで出始めているのです。

 

インプラントはそう言うものではいけないと思います。

あくまでも、天然歯を救う強力な助っ人、支え。

その概念の定着、正しい広がりが今強く求められるものでしょう。

私の唱えている即時荷重インプラント治療は、今一般的に言われているものとは違う概念であり、歯周病治療の歯を即時荷重することで救う、要となって、守り続けるものです。

そうすることで、歯周病治療の成果の出方も早くなり、効果的になり、劇的に治癒期間を短く出来る。

それが、私の即時荷重歯周病再生インプラント治療です。

私は今は、抜歯即時植立即時荷重インプラント治療だけなら、上顎の場合でも2ヶ月でセラミックの歯まで治せるのが当たり前になってしまっています。

因みに、先日、昭和の勉強会で出して、びっくりされてしまいましたが、嘘は一切ありません。

今私が燃えているのが、歯周病のある患者さんで即時荷重インプラントを用いての、従来の概念を遥かに超えた短い期間で、綺麗に早く確実に治せる治療方法です。

従来なら4年以上掛かりそうな患者さんを1年で治す。

そう言う治療をやり始めています。

かなりの手応えを得ていますが、まだまだ数が少なく、キチンと出せる程の数には中々行かないのが悩みの種です。

ユニット3台しかない、しがない個人開業医なので。

でも、しがない個人開業医だからこそ、大きな法人とかみたいに流れ作業ではなく、深く、細かく、丁寧に、精密に全ての治療を手掛けられ、チーム全体で当たって出来ることなのです。

歯周病で困っている、でも、出来るだけ歯を残したい、インプラントは要所要所だけにして欲しい、痛くない手術をして、早く、綺麗に、直ぐに歯があるように見た目にもこだわって治して欲しい。

そう言う患者さんを心からお待ちしています。

私には出来ます。

証拠も、許可をいただけている患者さんのレントゲンとかの口腔内写真で、幾らでも見せられます。

従来の常識の半分以下の速さ、手術浸襲2~5分の1、痛みも腫れも劇的に少ない、全く新しい概念に基づく歯周病再生治療と(即時荷重)インプラント治療、手術直後から綺麗な歯を入れる治療し始めて12年以上になります。

歯周病再生治療と(即時荷重)インプラント治療を、私はもっともっとチャンと極めて、正しく広め、患者さんを救いたいのです。

 

学会に関して少し不満を言えば、相変わらず即時荷重は全く出て来ない、今尚超先端医療である現実が腹立たしいです。

救える筈の患者さんが救われていない。

命に関わらないから、軽視されている、そんな現状が不満です。

病気なら、やはり早く楽に綺麗に治してあげたいのが医療人の性ではないのでしょうか。

 

一人、未来に生き続ける者には、現代は孤独です。

 


インプラント治療に患者さんが抱く幻想を正し本当の姿を伝える!

2012年06月18日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

患者さんはインプラントに幻想を抱いているようです。

1回チャンと治してしまったら、その後は何ともないのは当たり前、と言う捉え方をされている方がとても多いのです。

これは、とても困った誤解です。

インプラントは確かに、骨としっかりくっ付いてしまったらかなり頑丈なものです。

しかし、インプラント本体は骨とくっ付いて頑丈でも、アバットメントと言う被せものと繋ぐ中間構造物は、極小さいネジで留められているものでしかないし、被せものもセラミック始めとする人工物で作られているものに過ぎません。

ですから、物理的な強く噛む力が掛かり続けることで、時には壊れてしまいますし、インプラント本体も折れたり、ヒビが入ってダメになることすら、本当に稀ですが起きることもあるのです。

インプラント治療は、半永久的であり、凄いものだ、というのは、従来のブリッジ治療とか、義歯治療と比較しての話であり、やはり作り物ですから、色々なトラブルとか問題がないものではないのです。

患者さんの中には、インプラントは高額であり、だから半永久的でないとおかしい、と言われる方もいますが、高額であっても車にしろ、装飾品にしろ、壊れるときには壊れ、作り物はいつかは壊れるものである、とご存知の筈です。

特に最近インプラントの大きな問題として考えられているのが、インプラント周囲炎、いわゆるインプラント周囲の歯茎に起きる歯周病です。

インプラント治療を受ける患者さんは、歯を失う原因があった方が殆どです。

その原因を解決していないでただインプラント治療だけをしている場合、かなり高い確率で、歯周病が起こりますし、噛む力が強過ぎる方の場合でも、壊れる可能性が高くなります。

インプラントも所詮作り物、人工物なのです。

残念ながら、そのことをチャンと広報しているところも余りないですし、どこを見てもインプラントの良い話ばかりで実態は伝わっていないようです。

本当の姿は、ブリッジ、義歯にするのに比べたら、取り外したりしなくて良いし、動かないし、噛んでもしっかりと固定されていて痛くも何ともない、と言う治療方法の一つ、作り物、借り物の歯に過ぎないのです。

ですから、定期的なメインテナンスは欠かせませんし、ナイトガードと言うものも欠かせない、と私は断言します。

患者さんにとっては酷な言い方になるのでしょうが、自分自身の日頃の努力、定期的なメインテナンスが必須であり、治療終了後のこれらのことに関しては、自己責任になるのです。

怖いところは、直ぐに痛んだり張れたりの異常な症状は出ず、出る頃にはほぼ手遅れ、と言うことなのです。

自覚症状が乏しく、深く静かに進行する、だから、歯の病気、歯周病とかは特に怖いのです。

こう言う病気をサイレントディジーズと言います。

サイレントディジーズに対しては、自己管理で対抗するしか方法がないのです。

今日の結論ですが、インプラントはブリッジ、義歯より数段優れているもので、生涯義歯とかで悩まされない人生を遅れる可能性が非常に高い治療方法、人工物ですが、やはり限界がある、と言うことなのです。

何事に置いても、過信は禁物である、と言うのは、永遠の真理です。

高額であるとか、最先端の医学であるとか、ではないのです。

 

 

 


6月17日(日)のつぶやき

2012年06月18日 | Weblog
01:12 from Social Sky Park ver2
食べ物美味しそう。行ってみたいです。 RT 礼文、利尻、稚内と聞いてイメージするものは?に投稿して100eクーポンゲット! #ana #rebun ana.ms/MxwCuk

23:46 from Keitai Web  [ 9 RT ]
タバコ吸いながら歩く奴の中に、外側に火向ける馬鹿野郎がいる。子供の目の高さに近いこと分かってない。馬鹿野郎だ。事件が起き、被害者が出ない限り悪習慣は改まらないのだろう。失明させたら一億は下るまい。皆が不幸になる。だから、タバコなんて撲滅させるべきだ。せめて火は手の平に包め!馬鹿

23:52 from web  [ 1 RT ]
タバコ吸うなら自分で全て毒ガス吸え!周りに撒き散らすな!ネットで検索してタバコ吸いの肺の画像見てみろ。kinen.sabujiro.com/damage2-1.htmlこれがタバコの害だ。頼むから自分1人で死んでくれ。他人巻き込むな。

23:57 from web
タバコ吸っているとこうなる。例外はない。hirama-byouin.or.jp/muen/books/200…真実から目を背け、今は大丈夫だから、で周りに迷惑を掛けるな!

by mgenchan on Twitter

映画ミッドナイト・イン・パリ見ました。

2012年06月18日 | 日々のインプラント臨床の話

今日学会が終了した後、少し時間があったので、品川でウッディ・アレンの新作、ミッドナイト・イン・パリ見ました。

 

良い映画でしたね。

一度パリに行ってみたくなりました。

タイムスリップして、黄金期のパリで現代に名を残す偉大な芸術家達と交流する話です。

個人的にはダリが好き、何か凄く雰囲気出していて、良い感じでした。

 

こう言う雰囲気の邦画では、異人たちの夏、と言う名作がありますね。

片岡鶴太郎が凄く、物凄く良かった。

鶴ちゃん大好きになりましたもの。

 

ウッディ・アレンは更に続けて、ロンドン、ローマと舞台移して、素敵な映画見せてくれるらしいし、又楽しみが増えました。

その時代、場所を生きている人間を描き、何か元気を貰えた気がする、そんなオシャレな感じの映画です。

機会がありましたら、是非見て下さい。

 

私は、映画が本当に好きで、その時時間が空いていると、その時間で見れる映画を無条件で見る、と言う習慣を持っています。

好みで見てしまうと、嗜好が出て意外な感動を得られなくなるので、変に選ばないんです。

でも、恐怖系と、スプラッタ系は絶対に見ません。

素敵な思いをしたいから映画観るのであって、怖い思いしたくないし、怖がりなので、その手の映画は絶対に見ません。

好む人の心理が分からないですね、全く。

ですから、バトルなんとかは絶対に見ませんでした。

中学生同士が殺し合うなんて、馬鹿げた設定大嫌いです。

下らん。

子供は次代を託す大事な存在、そんな異常な遊戯の題材にするな!です。

あの映画は永久に抹殺して欲しいです。

作るなら、醜い政治家同士が殺し合うとか、役人とか、ヤクザとかにしてくれ、です。

こう言う金儲けになりそうなら、何でもかんでも題材にする風潮が、大々嫌いです。

何か今のインプラント業界見ているみたいで、虫酸が走ります。

狂っている時代の象徴的な感じがします。

今は狂騒の時代で、誰も自分以外を信じていない、悲しい時代です。

 

そんな時代の中、今日の映画とか鶴ちゃんの映画とかは、やっぱり人って良いな、と思わせてくれる力があります。

こうして元気を貰って、明日から頑張れるんです。

それが映画とか、芸能の力ですよね。

私はそう信じます。

PS:だからエヴァなんたらも大嫌いです。気分悪くなる。気分良いのは独り善がりで作っていて、金儲けしている庵野だけですよ。馬鹿馬鹿しい。馬鹿にされているのに気付くべきです。