噛む力が歯の色々な問題を引き起こす!インプラントも例外ではありません。 blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…
by mgenchan on Twitter
インプラントと言う従来の常識からは考えられない、固定されていて痛くも何ともなく噛める人口の歯が復活させられる時代が来ています。
それを歯がなくなったらインプラントにすれば全ての問題が解決する、何も問題がなくなる、と言うことと受け止める患者さんが、今増えて来ているような気がして仕方がないです。
しかし、それは全くの誤りです。
人と言う動物は非常に厄介な動物です。
どう言うことかと言うと、歯応えのある食物、歯に過剰な負担を強いてでも食べたいものがある、と言う動物ですから。
つまり、食べる欲望によって、負担能力を無視してでも食べてしまって、問題が起きてからどうしましょう、となる動物である、と言うことです。
そこに、インプラントと言う過剰なほどの用心棒が現れてしまった。
これが、今後更なる色々な問題を今後起こすであろう、と私は心配しているのです。
現実に起きている問題としては、インプラントの隣の歯とか噛み合っている歯が次々と問題を起こす。
時には、残せない状態に成り、又インプラントですか、と言う状態に追い込んでしまう。
そんなことも起きてしまいかねない事態が始まっています。
これは相当に由々しき問題です。
人の体が変わり行くものである、と言う問題が根本的にある訳ですから、そう言う問題も特に考えるべきではない、と言うご意見もあるかも知れません。
しかし、私はやはりその個人の体での性能、能力の見極め、安全運転の勧めを言わずにはいられません。
インプラントなら好き勝手に何でも噛んで、食べて良い、と信じている患者さん達が多過ぎるのでは、と思うのです。
食の欲望への強さ、深さ、とでも言えるでしょうか。
高い金払って、食事指導までされなきゃいけないのか、と言われてしまったこともあります。
でも、好き勝手に飲み食いしていて、体壊して糖尿になったり、血がどろどろになって血栓になったりしたら、生涯かけてもっともっと高い支払いをする羽目になります。
又、もしインプラントのない時代に生まれていたなら、幾らお金掛けたとしても総義歯になって苦労する羽目にもなっていたでしょう。
歯を大事にしない習慣は、必ずその患者さんの体に強烈なしっぺ返しをして来ます。
体に異変が起きたら、医師は歯のことは放って置いて、体の治療ばかりになります。
それが悪いというのではありませんが、歯の大事さを見落としていませんか、と言う疑問は大きくあります。
インプラントの登場は、まだ日が浅く、業界内でもしっかりと足に地が付いて理解している方は少ないと思えます。
そんな中では医師、患者さんの理解の程度、チャンとした療養の仕方など説く方が、早過ぎるのかも知れません。
しかし、インプラントは魔法の棒、ネジではない。
そのことだけは理解していただきたい。
インプラントが入ろうと、インプラント自身も動きますし、歯も動くし、体も縮む、変わり続けるでしょう。
話が変わりますが、そんな変わる体の中で、インプラントの被せ物をセラミックを選択するのはおかしい、と思われるかも知れませんので、私の考えを補足しておきます。
今現状では、人、生態の変化にチャンと追随できるものは何一つない、と考えている訳です。
その中、変わらないセラミックを採用する理由は、インプラント同様変化が極端に少ないものを使うことで、体の変化に気が付くのが早期に出来ないだろうか、と考えているのです。
変わり続けるものを観察するのに、基準となるものまで変わってしまっては判断し難くなります。
何か起きたら、外れたり、欠けたりして教えてくれるものが良いのでは、と私は思っています。
総義歯治療が非常に良い例で、義歯は変形とか普通はしませんが、体の方が変わる時に、少し空いて来たねとか、緩くなったねと判断出来て、直ぐに手をうった方が良いか、そのまま見ていった方が良いのか、診断がし易いのです。
その経験上、私は変化に追随するものではなく、変わらないものが良いだろう、と考えるようになったのです。
途中経過ですが、どうやら私の考えは正しかったようだ、との見解が色々と出始めています。
変わり続けるものだからこそ、ナイトガードとかも使っていただいて、出来る限り変化を押さえ込む、吸収する、それが正しい道ではないか、と考えています。
インプラントすらも、写真のように噛む力で時に5年で動いてしまうのですから。
この方の再治療は今日完了しました。
これからはナイトガード毎日します、と患者さんも言ってくれました。
こう言うのが良く来るんですよね。
意外に高いですね。
撮影料16830円、DICOM2100円、PC解析ソフト1050円。
でも3000円の撮影券進呈。
撮影サイズも微妙だし。
業界は過当競争ですね。
最近、若々しい状態を長く保つアンチエイジングがとても流行っています。
歯科の業界でも同じです。
インプラントは正しくアンチエイジングに相当する治療であり、失われた歯を甦らせる治療であるから、今後益々栄えるものであることは間違いがないでしょう。
しかし、人は必ず老いるものです。
幾ら若々しさを保つようにしていても、年を取らない、若返るということだけは誰にも出来はしません。
50代半分過ぎてても30そこそこにしか見えないとか、幾ら頑張ってても、年を取ることは止められません。
一番大事なことは、体の中身の若さです。
外見の若さよりも、そちらの方が何倍も重要です。
それにはインプラント治療が、真の意味で役に立つのです。
外見上取り外さなくて良い綺麗な歯があることは若々しくある為に凄く意味があることでしょうが、それよりも咀嚼出来る、満足して好きなものを食べられる喜び、生き甲斐は何よりも人の体の若さを維持することでしょう。
但し、一つお願いがあります。
歯を失った原因があるのですから、その原因を解決する生活に直していただきたい、と言うことです。
そうでないと、今まで通りの生活を送っていたら、又他の歯がなくなってしまうかも知れないし、歯科治療が終わらなくなってしまうからです。
食事は好き嫌いをなくし、野菜、肉魚を食べ、ビタミン、ミネラル、繊維をチャンと取る、こう言う生活習慣を送ることが大切です。
適度な運動、規則正しい生活も大事でしょう。
歯をなくしてインプラントになっているからには、何がしかの原因がある筈なのです。
それを直してこそのアンチエイジングでしょう。
アンチエイジング時代のインプラント治療は、それだけではせっかくの効果が薄い。
そう言うこともチャンと知って、日常生活習慣から直す切っ掛けとしてインプラントを用いていただきたい、そうお願いします。
即時荷重インプラント治療を標榜し、直ぐに歯が入る治療を私は2000年からして来ました。
植立トルクが35N以上、平均的に通常している数値としては50N位でしょうか、だいたい一般的に信じられているトルクよりもかなりの力を掛けるようにして、私は植立するようにしています。
それでも、私は用心深いので、仮歯では気を使って噛んで下さい、とか時には厳しい条件なので、手術した側では食事は避けて下さい、とお願いしています。
しかし、高齢者の患者さんを治療する時には、本当に普通に直ぐに噛ませて上げられる治療方法の要望が高いんだな、と感じていて、それを何とかして差し上げたいな、と考えることが増えて来ました。
今現在考えられる方法は、暫間インプラントを用いて、それに通常のインプラントを混ぜて植立して解決を図るのが良いのかな、と考え始めています。
どうするのかと言うと、細いインプラント、直径2.5㎜程度の本当にネジのようになっている暫間インプラントを、普通のインプラントと混ぜて植立して、多数の支えを作って治癒期間を持たせると行けるのかな、と考えているのです。
実際、林先生とか武田先生とかも使い出しているようで、早春塾で勉強させていただいていて、先生方は暫間インプラントだけで支えて噛ませ、食事を最初から出来るようにされているんですが、私はストローマンインプラントで35N以上のトルクで行けたら、それも支えに使って、治癒期間でも普通に食事出来るようにして差し上げられないかな、と考えているのです。
支えとなるインプラントが多数あればあるだけ、即時荷重は安心出来て、成功します。
ラスベガスのレオン・チェンのインプラント治療がまさにそれで、上顎に18本ものインプラントが立っている、下顎にもそれ位入っている、と言う症例を見たことがあります。
昔のブローネマルクを用いている先生方の治療方法として、かなりの本数を植立すると言うのは一般的だったようです。
しかし、それではおよそ天然の歯が並んでいるような綺麗な歯並びに治すことが出来なくなります。
現代のインプラント治療は、インプラント間距離は最低でも3㎜と言われているからです。
プラットフォームシフティングの場合は、ギリギリで2㎜も行けるかも、と言われていますが、それでもインプラントが林立する状態では如何なものか、と私は思います。
しかも、生物学的なルール、反応でインプラントを林立する植立の仕方では、審美的な回復が難しい、特に前歯での歯と歯の間の歯間乳頭の再現が難しい、と現段階ではされています。
しかし、即時荷重では噛ませたい場合、前歯の部位のボリュームのある骨が使いたい。
となると、通常のインプラントよりも細く、最終的には逆回転させて除去する考えで、暫間インプラントを用いて1本の歯に1インプラントで行けるなら、即時荷重で、本当に直ぐに普通に食事させられるだろう、と思っているのです。
万が一の場合でインプラントのぺリオテスト値が落ちても、暫間インプラントだけで支えさせる形にして、通常の生涯使って貰いたいインプラントは負荷を避ける、と言う逃げ方も出来るでしょうし。
暫間インプラントなら、矯正用のインプラント同様安価で使えるので、患者さんの負担もそこまでお願いしないでも出来るし。
全部通常のインプラントでは、生物学的ルールを犯してしまって心配ですし、何よりも審美的に難しくなりますし、それに何より費用負担がかなりの金額になってしまいます。
色々と考えて、本当に直ぐに噛ませられるインプラント治療、即時荷重インプラント治療と言う最後の難題を解決して差し上げるには、の答えとして、この解答はどうなのだろうか?と考える私です。
暫間インプラントを支えとして用いて、即時荷重、手術の麻酔が切れた時から普通に食事出来るインプラント治療を始めて見よう、と思います。
ご助言、ご意見伺えましたら、非常にありがたいので、皆さんのコメントお待ちしております。
非公開希望の方は、公開しませんので、安心して書いて下さい。
よろしくお願い致します。
今日はITIコングレスでした。
ITIは世界中に広がるネットワークを持つ、インプラントの学術団体です。
ITIの出版しているトリートメントガイドが、世界中に普及しているインプラントの教科書、と言っても過言ではない位影響力のある集まりなのです。
海外からスイスのブーザー、ベルザー、テキサスのコクラン、と言うITIの現役ベスト3が一同に介し、2日間現時点での分かっているインプラントの情報をレクチャーしてくれました。
残念ながら、ブーザー先生の考え方、治療方法には私は同意出来ないものがありましたが、それは世界標準治療と言う標榜の元では仕方がないものだったのでしょう。
そんな中、最後のコクラン先生のインプラントの生物学的ルールの解説には嬉しくなりました。
結論から言えば、ストローマンTLインプラントは、本当に良いインプラントなんだ、と言うことです。
私自身の臨床実感とも合致し、非常に納得の行くものでした。
アバットメントの接合がない、一体型のストローマンTLインプラントは、骨の吸収を抑え生体に優しいインプラントである、と言うことがコクラン先生のレクチャーから窺い知れました。
だから、ブーザー先生も、BLからTLに回帰して来ています、とコメントされたのでしょう。
後々のことを考えると、自由度の大きいBLインプラントは良いインプラントだ、と言えるでしょう。
しかし、腕に覚えがあり、しっかりとした3次元的位置に植立出来るなら、TLインプラントは凄い成果を出せる、と言うものなんだ、と分かりました。
そう言う意味から言えば、TLを使いこなせれば、患者さんに真に優しい楽なインプラント治療を提供出来る、と言うことなのです。
返す返すも、恩師DR.ラムの教え、ご恩を思い起こされます。
それを実感したITIコングレスでした。
今日明日と六本木のミッドタウンでITIコングレスです。
朝早くから、私も参加して来ました。
友人、恩師の先生方と久しぶりに会えて、とても楽しかったです。
しかし、内容的には、クラッシックでしたね。
せいぜいBMPとCAD/CAM位。
インプラント業界も目玉がなくなってしまいましたね。
特にITIは、ストローマンは。
日本だけが落ち込んでいる、ストローマンの理由が垣間見えた気がしました。
結局BLインプラントも今一つだったようですし。
逆にTLインプラントの長所、良さを再確認されている先生が増えているとか。
そりゃそうでしょ、と私は思っています。
私はBLに飛び付きませんでしたから。
TLは、本当に良く考えられている良いインプラントです。
殆どのケースがTLで解決出来る筈。
その道を、私は広めたい。
即時荷重だって、世界では本当にストローマンがベストインプラントだ、って評価が定まっているのに、未だに国内ではプロトコールにもなっていない。
だから、落ち込むんです。
本当に良いインプラントがストローマンTLインプラントである、と言うことが段々皆も分かって来ている、と言うのが現状でしょう。
だから、私はそうだって明言していたでしょ、です。
そんなこと言いながら、又明日、です。
残念ながら、世界が変わるのには時間が掛かります。
即時荷重インプラントは、まだまだ一般的ではないのです。
でも、私は2000年からしています。
勿論、今尚していますし、今日もしました。
今日も、抜歯即時植立、即時荷重+ソケットリフトGBR骨造成を上顎臼歯部でしました。
私にとっては、インプラント植立する時には、即時荷重出来るように35N以上を達成するのを狙うことは当たり前のことです。
私の持つ基準、目安に到達したら即時荷重しますし、到達しなかったら即時荷重しない、それだけのことです。
つまり、常に即時荷重を狙ってインプラント植立手術を行っている、のです。
全ての患者さんにです。
即時荷重を成功させるには、初期固定を堅く得ることが鍵を握ります。
35Nは最低基準です。
出来ている時には100N位行っているだろう、と言うこともあります。
骨の中にチャンと骨髄が普通にあれば100Nでも大丈夫です。
それが即時荷重成功の秘訣です。
患者さん達の喜びの為に、即時荷重が極一般的になる世の中になることを心から望んでいます!