のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

雨の新橋で三三の『鰍沢』

2011-02-13 00:44:39 | 落語会に行ってきた
柳家三三師匠の落語会に行ってきました。

【会員落語会】
(三三師匠の後援会『三三時代』会員向け落語会)
3月12日(土)開演14時半
於・内幸町ホール

昨夜の天気予報では、
さぞかし大雪になるかと心配したけど、
新橋は小雨

三三師匠を含む、ご出演のお三方、
なぜか紀尾井町の紀尾井ホールに集合したそうで(?)、
勘違いに気づきタクシーに飛び乗り、
開演ぎりぎりに内幸町ホールに到着したとか

ドキドキをクールダウンさせるためか、
三三師匠の一席目は、
『皿屋敷』。

え、オバケの噺?
この寒いのに、ますます…

でも、幽霊のお菊さん人気が高まり、
お皿を数える会場が、
スタジアム級(?)になるあたり、
現代的で面白かった。

二席目は『鰍沢(かじかざわ)』

この噺、大好き!
『鰍沢』が聴けるなら、
今日は大雪のほうが良かったかも?

三三師匠が演じる、元・花魁の「月の兎(つきのと)」、
小三治師匠ほどのスゴミはないものの、
暗い過去のせいで荒んでしまった
翳りのある暫定26歳の美人・・・に見えた

このネタって、
太めの人が演じると、
月の兎も太っちゃって、
噺のヒンヤリ感が失せるからね

そう、三三師匠はヒンヤリした噺がよく似合う。

そんな意味で、今日は二席とも、
三三師匠にピッタリなネタだったなぁ

前半のお囃子解説も、
前回の会員落語会の寄席文字解説に引き続き、
勉強になりました
(次回も楽しみ!)

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