のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

今年はじめて映画館で

2011-09-01 00:48:29 | 見てきたよ
映画を観てきました。

『日輪の遺産』

終戦の夏を舞台にした歴史ミステリー。

マッカーサーから奪取した財宝を隠匿するために、
「御国のための秘密兵器運搬」
と騙され駆りだされた20人の少女たち。
任務遂行後は毒を盛られ殺される運命にあった・・・
が、そこから驚きの展開に

浅田次郎原作のフィクションでありながら、
今も三鷹あたりに、
あの900億円(現在の価値で200兆円)が
眠っているんじゃ…??
と思わせるようなリアルさ。

配役も良かった

上からの命令と私情のはざまで揺れまくる、
心やさしき軍人たち=堺雅人、福士誠治、中村獅童。
個性は違えど、どことなく古風な雰囲気が共通項で、
皆さん、ハマり役!

少女たちの引率教師役のユースケ・サンタマリアも、
元・ビンゴボンゴの人とは思えない(話が古い?)、
知的な風情。

20人の少女たちも、
古いモノクロ写真に出てくるような、
純朴な女学生そのまま。

コワモテの曹長(中村獅童)と
いつのまにやら娘さんぽく成長していた
元・ちびまるこちゃん(森迫永依)が、
金平糖を分けあうシーン。
胸キュンだったなぁ

去年の大河『龍馬伝』で、
オトメ姉やんの少女時代を演じ、
朝ドラ『おひさま』にも出ている
土屋太鳳の鋭い美少女っぷりも眩しかった~
(でも、立派な肩幅で、
 イマイチ病弱少女には見えなかったけど

ところで…

10年ほど前から、
映画館で映画を観るのは、
年わずか1~2本。

そのほとんどに中村獅童が出てきた気がする。

我ながら、この獅童率(?)の高さは何

獅童出演作を選んでいるのではなく、
興味ある内容で映画を選ぶと、
ほぼ必ず獅童が出演しているのだ。

でも、映画のスクリーンで見る獅童、
圧倒的な存在感で、
もれなくカッコイイ

歌舞伎の舞台だと線が細く見えるんだけどね。
(ほかの歌舞伎役者の押し出しが強すぎるのだろうか

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