のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

喜多八のミュートな『短命』に爆笑

2011-09-28 09:22:32 | 落語会に行ってきた
落語の柳家小三治一門会に行ってきました。

9月27日(火)開演18時半
於・有楽町よみうりホール

柳ノ宮喜多八殿下…いえ、
柳家喜多八師匠の『短命』、
最高に可笑しかった

『短命』は噺そのものが面白いので、
誰が演じても笑えるけれど、
その分、誰が演じても同じ感じに見えがち。
(ざっくり乱暴発言で失礼

でも、喜多八師匠版は違った。

伊勢屋のお婿さんが短命になる理由を
ご隠居さんが八五郎にわからせる場面。
普通なら、ここの会話が笑わせどころ。

そこを喜多八師匠は、
ミュートで演じていた
無音で動きだけ!

それがかえって吹きださずにいられない。

客席じゅう、
くすくす笑いと爆笑が混ざったような、
くすくす爆笑(?)に包まれた。

たしかに、
「短命になる理由」って、
大きな声じゃ言えないハナシだもんね。

さすがです、喜多八殿下

小三治師匠は『うどん屋』。

どんぶりの中に、
うどんが何本残ってるか見えるような
食べっぷり。

偶然にも落語会の前、
うどんを食べてからホールに向かったが、
終演後、またうどんを食べたくなった

食べ方のうまさなんか感心されても、
噺家さんたちは嬉しかないだろうけど、、、

やはり、おいしそうなものは、
おいしそうなのだ

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