
柳家三三独演会に行ってきました。
@霞ヶ関イイノホール
この7月から三三師匠が毎月口演中の
連続ドラマならぬ連続落語、
『嶋鵆沖白浪(しまちどりおきつしらなみ)』。

江戸時代末期の落語家、
談洲楼燕枝の作品。
先代の金原亭馬生師匠が
口演していたそうだが、
その後は演じる噺家もいなかったところを
2010年に三三師匠が復活させ、
話題になった。
(当時、その準備段階を『情熱大陸』が
追っかけていた)
以来、今年が3回目のシリーズ復活。
今回は九話と十話だった。
自分的には、はじめて聴くネタ。
何せ連続モノを途中から…なワケだから、
予習をして臨みたかったけど、
このところ忙しくて、それも適わず。
入場時にもらったプログラムに
ざっくり粗筋が載ってましたが、
ハイ、いきなりの九話でした

最初は登場人物の名前が
頭の中でぐるぐる…
直前に食べた小麦粉(サンドイッチ)のせいで眠気も…

でも、仲入り後の十話は、
ぐいぐいと噺に引き込まれた。
人を殺め島送りにされた
吉原出身のヒロインが、
命からがら島抜けして戻った江戸で、
古い知り合いの男を騙くらかして、
またまた悪事を企てかけているのだ。
その、たぶらかしっぷり演技が、
ウマイのナンのサンザサン。笑。
それからどうなる?
このあとどうなる!?
最高潮に前のめりになったところで
お時間。
つづきは来月〜


来月の最終回チケットはすでに完売。
今回のチケットも後援会枠の抽選で
何カ月も前にゲットしたもの。
面白かったのに不完全燃焼感が残る、
珍しい落語会でした。笑。
いつか必ず、通しで聴くぞ〜
