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『たまの最期!』をかってみた

2005-09-24 | music
…「たま」の話の前にですね、
家のビデオの山を漁っていたら、
「新選組!」の録画ビデオが出てきたので、つい観てしまいました。
しかも山南さんが亡くなるまでの話。
(「江戸へ帰る」「山南、脱走」「友の死」)。
芹沢鴨と山南さんの死がこの大河の二大クライマックスですからね。

いやぁ、久々に見たらよかった。
明里とのエピソードや仲間の苦悩する様子を観てると、
NHK大河ドラマだということを忘れてしまいますね。
今見てみると捨助もけっこうおもしろいなーと思ったり。
この大河はキャラがたってて楽しいですよね、
なんて、他をそこまで細かく観た覚えがないから比べようがないですが。
「義経」も脱落しました。

えーっと、改めて見たら近藤勇の娘は、たま、って名前でした。
…そんなつなぎ方は無理がありますか?(笑)

色々書くことを考えてはいたんですが、
考えるほど今の自分のからっぽ具合を自覚して書けなくなるんです。
だから、たまについて語ることだけでも結構重労働。
言えることは、すごく必要とする音楽、ってことです。

今は「さんだる」に「Live at New York」、「東京フルーツ」、
それに最近出たナゴムレコードのベスト盤を中心に聴いてますが…
音楽っていう感じより、子供が積み木遊びしているような、
聴いてると無心になれます。
それで、泣きたいときは泣けるし、笑っちゃうときは笑えるし、
フィジカルな分かりやすい快感ではなくて、
心が夢の中で遊んでる感覚。
今になってたまをこれだけ聴くようになるとは、
学校の終礼で「さよなら人類」を歌っていた
1990年の私でも知りようがなかったでしょうね。

吉祥寺のスターパインズカフェでの解散ライブの模様を収録したDVDで、
定番の曲から、CD未収録のものまで演奏しています。
特に、「南風」と「サーカスの日」がすごくいいなー。
一番最後のモジャラーズも最高だけどね(笑)。

「らんちう」の滝本さんの台詞挑戦は見ているこっちがハラハラしたり(笑)、
途中のMCの石川さんの和尚さん口調が最高だし、
知久さんは終始楽しそうに演奏しているし、
いいバンドだなーでもこれが解散で、しかも2年前のことだ…
実感すると寂しいです。

アンコールの最後、ライオンメリィさんとワタナベイビーがゲストで出てきて
「これをやらないと」と言って予定なく突然ワタナベイビーが「さよなら人類」を歌いだす。
でも、メンバーはすっかりコードを忘れているという事実(笑)。
19年で解散するに当たって、石川さんが、
ハタチの大人になる前にたまは解散する、というようなことを言ってましたけど、
そういわれると妙に納得させられます。
でも、「たま」はピーターパンのように、
これからも誰にでもネバーランドへの飛行経路を教えてくれるような気がするんですよ。
コメント
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