滞在九日目。
シャーロック・ホームズの住まいといえばベイカー街ですが、
現代版である「SHERLOCK」のファンにとっては"もう一つのベイカー街"があるのです。
シャーロックとジョンの住む221Bの建物のロケ地は、実際のベイカー街とは別の通りにあります。
そして、その一階には撮影にも使われたカフェ"SPEEDY'S"があります。
この日はついに「SHERLOCK」ファンにとっては聖地と言っても過言ではない、
その"SPEEDY'S"に行ってきました!
(以下、未見の方はリンクにネタバレありなので注意して読んでください。)
"もう一つのベイカー街"は、実際のベイカー街からは4駅離れた、
Euston Square駅を出てすぐのノース・ガワー・ストリート(North Gower St.)にあるのです。
大きな地図で見る
駅方面から見たノース・ガワー・ストリート。もう見えて来た!
とうとうSPEEDY'Sにキター!!
本当のベイカー街に行った時とはまた違った興奮を感じました。
もう何度も見た風景なので、ぶるぶる鳥肌が。
ちなみにこれは放送されてないパイロット版でのSPEEDY'S。
シーズン2?の撮影中の雰囲気はこんな感じ。
足を踏み入れてみると、ガラスケースの中にサラダやお惣菜が並んでて、
カウンターの後ろにメニューが書かれています。
最近、特別メニューの"SHERLOCK WRAP"が出来たとお店のツイッターで知ったので、頼んでみようと思ったのですが、
"SHERLOCK WRAP"と口に出すのが何となくこっぱずかしく、
後ろにあった貼り紙を指して「"その"ラップとカフェオレをください」と注文。
「じゃあ席に座って待っててねー」とカウンターのお兄さんに言われ、奥のテーブルに座りました。
お客さんは学生さんや休憩中らしいスーツ姿の会社員、常連っぽいおじさんたちと、アットホームな雰囲気。
店員さんとお客さんが親しげに会話していて、地元の人にも愛されてるカフェなんだなーと分かります。
その一方で、私が入った時には中国人のSHERLOCKファンがご主人と店先で写真を撮っていました。
壁には撮影中のベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンや、マイクロフト姿のマーク・ゲイティス、
パイロット版の撮影中にカフェの前でポーズするMrs. Hudson役のユーナ・スタッブスさん等の写真が飾ってあります。
私の座った席の後ろ側は厨房につながる扉。
シーズン2の"A Scandal in Belgravia"ではカフェの内部のシーンもありますが、
このカットのカメラは厨房の扉越しにセッティングして撮影されたみたいです。
テーブルも撮影のために配置をちょっと変えてあったみたい。
注文したラップがなかなか出てこず、
ウェイトレスのお姉さんに「もう注文訊きました?」と訊かれたりしながら、
しばらくしてやっと運ばれてた、"SHERLOCK WRAP"。
チキンとキュウリの中にスイートチリソースが入ってて、ベーコンの味が効いてます。
辛いのかと思いきや、食べごたえがあって旨い!
見た目で想像したよりも、ずっとお腹いっぱいに。
閉店ギリギリまでのんびりカフェオレを飲んで、昼過ぎのゆったり流れる時間を十分味わいました。
(注文した時に恥ずかしがって言えなかったのに、支払いの時に「何を注文しました?」と訊かれ、
結局SherlockWrapだと説明しないといけなかった…)
《追記》
その後、SPEEDY'Sに立ち寄った際の記事はこちらをどうぞ。
●夜のSPEEDY'S(2012年11月5日)…メニューの画像も載せています。本物のベイカー街へも。
●2つのベイカー街(2014年1月31日)…人気の少ない夜の様子を少しだけ。
名残惜しいけれどカフェを後にし、南に向かいます。
ユーストン・ロードを横切るために一度Warren Street駅前の横断歩道を渡って、
Euston Square駅まで戻り、ノース・ガワー・ストリートの真南にあるガワー・ストリートを歩きます。
SPEEDY'Sとは道を挟んで反対側のEuston Square駅。
この駅もBaker Streer駅と同様、1863年に開業した古い駅で、
19世紀まではNorth Gower駅という名前だったそうですよ。
ガワー・ストリートはノース・ガワー・ストリートよりも建物が整然と並んでいて、ホテルの件数が多い!
後から気付いたんですが、夏目漱石が英国に留学した際に初めて泊まった下宿がここにあったそうです。
19世紀には薩摩や長州の留学生がこのあたりに下宿していたとか。
彼らが学んだロンドン大学(University College London)がガワー・ストリートの裏手にあるので、
そのすぐそばに住んでいたというわけですね。
当時国籍や人種に関係なく学生を受け入れていたのはロンドン大学だけだったそうです。
ワトソンも学んだロンドン大学、ですね。
大学のある街だけあって、近くには本屋も多い気がする…。
ここはWaterstoneの2階の出窓。
ゴードンスクエア近くのChrist the King (R.C.) Gordon Square。
横道を覗きつつ、ガワー・ストリートをさらに歩いて行くと、
右手にベッドフォードスクエアの緑が見えてきます。
そこを左に入った道がモンタギュー・プレイス。
大英博物館の真後ろの道です。
今日、さらに立ち寄る場所は、そうです、大英博物館!
時間を見ると、16時。ちょっとのんびり歩きすぎた!
果たして、見たいものをちゃんと見ることが出来るのでしょうか??
裏手の入り口から、いざ、大英博物館の中へ入ります。
続く…
シャーロック・ホームズの住まいといえばベイカー街ですが、
現代版である「SHERLOCK」のファンにとっては"もう一つのベイカー街"があるのです。
シャーロックとジョンの住む221Bの建物のロケ地は、実際のベイカー街とは別の通りにあります。
そして、その一階には撮影にも使われたカフェ"SPEEDY'S"があります。
この日はついに「SHERLOCK」ファンにとっては聖地と言っても過言ではない、
その"SPEEDY'S"に行ってきました!
(以下、未見の方はリンクにネタバレありなので注意して読んでください。)
"もう一つのベイカー街"は、実際のベイカー街からは4駅離れた、
Euston Square駅を出てすぐのノース・ガワー・ストリート(North Gower St.)にあるのです。
大きな地図で見る
駅方面から見たノース・ガワー・ストリート。もう見えて来た!
とうとうSPEEDY'Sにキター!!
本当のベイカー街に行った時とはまた違った興奮を感じました。
もう何度も見た風景なので、ぶるぶる鳥肌が。
ちなみにこれは放送されてないパイロット版でのSPEEDY'S。
シーズン2?の撮影中の雰囲気はこんな感じ。
足を踏み入れてみると、ガラスケースの中にサラダやお惣菜が並んでて、
カウンターの後ろにメニューが書かれています。
最近、特別メニューの"SHERLOCK WRAP"が出来たとお店のツイッターで知ったので、頼んでみようと思ったのですが、
"SHERLOCK WRAP"と口に出すのが何となくこっぱずかしく、
後ろにあった貼り紙を指して「"その"ラップとカフェオレをください」と注文。
「じゃあ席に座って待っててねー」とカウンターのお兄さんに言われ、奥のテーブルに座りました。
お客さんは学生さんや休憩中らしいスーツ姿の会社員、常連っぽいおじさんたちと、アットホームな雰囲気。
店員さんとお客さんが親しげに会話していて、地元の人にも愛されてるカフェなんだなーと分かります。
その一方で、私が入った時には中国人のSHERLOCKファンがご主人と店先で写真を撮っていました。
壁には撮影中のベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンや、マイクロフト姿のマーク・ゲイティス、
パイロット版の撮影中にカフェの前でポーズするMrs. Hudson役のユーナ・スタッブスさん等の写真が飾ってあります。
私の座った席の後ろ側は厨房につながる扉。
シーズン2の"A Scandal in Belgravia"ではカフェの内部のシーンもありますが、
このカットのカメラは厨房の扉越しにセッティングして撮影されたみたいです。
テーブルも撮影のために配置をちょっと変えてあったみたい。
注文したラップがなかなか出てこず、
ウェイトレスのお姉さんに「もう注文訊きました?」と訊かれたりしながら、
しばらくしてやっと運ばれてた、"SHERLOCK WRAP"。
チキンとキュウリの中にスイートチリソースが入ってて、ベーコンの味が効いてます。
辛いのかと思いきや、食べごたえがあって旨い!
見た目で想像したよりも、ずっとお腹いっぱいに。
閉店ギリギリまでのんびりカフェオレを飲んで、昼過ぎのゆったり流れる時間を十分味わいました。
(注文した時に恥ずかしがって言えなかったのに、支払いの時に「何を注文しました?」と訊かれ、
結局SherlockWrapだと説明しないといけなかった…)
《追記》
その後、SPEEDY'Sに立ち寄った際の記事はこちらをどうぞ。
●夜のSPEEDY'S(2012年11月5日)…メニューの画像も載せています。本物のベイカー街へも。
●2つのベイカー街(2014年1月31日)…人気の少ない夜の様子を少しだけ。
名残惜しいけれどカフェを後にし、南に向かいます。
ユーストン・ロードを横切るために一度Warren Street駅前の横断歩道を渡って、
Euston Square駅まで戻り、ノース・ガワー・ストリートの真南にあるガワー・ストリートを歩きます。
SPEEDY'Sとは道を挟んで反対側のEuston Square駅。
この駅もBaker Streer駅と同様、1863年に開業した古い駅で、
19世紀まではNorth Gower駅という名前だったそうですよ。
ガワー・ストリートはノース・ガワー・ストリートよりも建物が整然と並んでいて、ホテルの件数が多い!
後から気付いたんですが、夏目漱石が英国に留学した際に初めて泊まった下宿がここにあったそうです。
19世紀には薩摩や長州の留学生がこのあたりに下宿していたとか。
彼らが学んだロンドン大学(University College London)がガワー・ストリートの裏手にあるので、
そのすぐそばに住んでいたというわけですね。
当時国籍や人種に関係なく学生を受け入れていたのはロンドン大学だけだったそうです。
ワトソンも学んだロンドン大学、ですね。
大学のある街だけあって、近くには本屋も多い気がする…。
ここはWaterstoneの2階の出窓。
ゴードンスクエア近くのChrist the King (R.C.) Gordon Square。
横道を覗きつつ、ガワー・ストリートをさらに歩いて行くと、
右手にベッドフォードスクエアの緑が見えてきます。
そこを左に入った道がモンタギュー・プレイス。
大英博物館の真後ろの道です。
今日、さらに立ち寄る場所は、そうです、大英博物館!
時間を見ると、16時。ちょっとのんびり歩きすぎた!
果たして、見たいものをちゃんと見ることが出来るのでしょうか??
裏手の入り口から、いざ、大英博物館の中へ入ります。
続く…
年末、ということはもう行かれているでしょうか。楽しい旅になることをお祈りしております。