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白亜の大絶壁!セブン・シスターズ(2)

2015-05-18 | 2015年春、英国の旅
■4月22日 続き■

昼食の後は、もう一つの別のルート、セブン・シスターズの真下から崖を眺める道でウォーキング。
この地図で見ると"Beach Trail"と書いてあるオレンジ色のルートですね。
こちらは往復約1時間程掛かります。



シーフォードヘッド側に比べると観光客が多いです。地元の人もいますが、慣れているのか、フットパスのない道を進んでいたりします。



それにこちらのルートは道が舗装されています。
歩き易いけど、ちょっとつまらないですね。午前中みたいに、すれ違う人同士で声を掛け合うこともないし。



川の向こうには羊の群れ。水際で気持ち良さそうに座りこんでます。
中には背中が痒いのか、網に背中をなすり付けている子が。



「何か用?(´・ω・`)」



草の下の土の色を見ると、やはり崖と同じ石灰の白い色が見えます。
そしてここにも斜めになった木々が。



30分ほど歩くと、次第に崖が見えてきます。
近いのでなかなか白い部分まで見えてこないですね。
反対側の遠くには先ほど歩いたルートにあった家が見えています。



さらに10分ほど歩いてやっと海岸へ到着。白い崖もグッと近づきました。
ところが、足元の石のせいで足が取られて先に進めない…。
一歩一歩が重くてセブン・シスターズになかなか近付けません。
帰りの時間もあるので、あまりのんびりも出来ないのに困ったもんだ…。
そこで、海岸から少し離れて崖まで近づいた方が早いのではないか…と気付きました。



思った通り、海岸を離れて大回りすると、足元は草になっているので歩きやすい。
地図で見ると"Park Trail"と書いてあるルートです。)
こちらから崖の横まで近づいた方が早いです。



そしてさらに10分ほど歩いてついにセブン・シスターズの足元へ到着。



…デカいし、近い! 視界に収まり切れません。



そばにいると、形っていうのは分からないものですよね。
意外と遠くから見た方が、その大きさや幽玄さが分かるのかもしれません。
とにかく、見上げて圧倒されるばかり。



崖の表面を接写。確かに白い。自分の手を添えると、色黒に見えます。
途中までは道が舗装されているし、草だけの道も凸凹もせず、坂道もないので、
マウンテン・バイクでここまで来て一休みする人も多く見かけました。



さくっと15分程眺めた後、今度はPark Trailというルートで戻ることにしました。
こちらの方が他の観光客もいないし、歩きやすそう。



例によって歌を歌いながら、枝に止まる鳥を観察したり、
遠くを散歩する犬を盗み撮り(笑)したり。



行きのルート、Beach Trailとの合流点。



最後に心残りがないように羊たちをこれでもかと撮影。
望遠で撮ってるのに、何故かカメラ目線なんです。気配で分かるのかしら。



地元の方の歩き方を見ると、決められたルートしか歩ける場所になっていないわけではなく、
始めから丘に登ったり、途中まで舗装された道を歩いたり、
自分の好きな道から進むことが出来るので、もしまた来る機会があったとしたら、
セブン・シスターズの上を歩いてみたいですね。



カヌーを楽しむ人の向こうに、ビジター・センターが見えてきました。
ここでこの後、お土産用のハガキと、自分用のカードを購入。



まさにこの日見てきた景色のイラスト。色使いがカラフルで気に入りました。
帰りも同じバスに乗って戻ります。
おじさんにバス停の場所を確認して、12番ルートのイーストボーン行きへ。
バス停には、詩人テニスンがウエスト・サセックスにあるゆかりの地、Black Downからの景色を詠んだ詩が掲げられていました。



カントリー・パークから離れるのが名残惜しい…。楽しい散歩道でした。
次に近くにくることがあったら、また来てみたい、それほどまでに好きになりました。
バスの車窓から、歩いた道を眺めます。
そしてあっという間にイーストボーンにただいま。



実はバスは駅までが終点ではない場合があるので、
海沿いのホテルに宿泊している方はそのまま終点まで乗った方がよかったりします。
私もホテルにより近い、劇場前のWinter Gardensで降りました。



イーストボーンの街並ともお別れです。
歩いた事のない道に入ると、海辺の街っぽい異国情緒のあるレストランも多いことにも気付きます。
ホテルで荷物を受け取った後、時間があったので駅前のターミナス・ロードで買い物。



Pound Landでブラウンソースとお菓子を買ったり、ドラック・ストアで化粧品買ったり。
この通りはなんらロンドンと変わりないものが買えますね。
そして18時頃の電車でヴィクトリアへ向けて出発。



さすがに帰りの電車は歩き疲れてウトウトしてしまいました。
時間潰しのために買ったクロスワードパズルも解かないまま。



19時半頃、ロンドンのヴィクトリア駅に到着。
ほんの2日だったのに、サセックスの滞在はものすごーく長く感じました。
全力で楽しんだ結果だと思いますが、それだけに疲労感も半端ない…。

ここからまた宿まで地下鉄で向かわないといけませんでしたが、
腹ごしらえもしたかったのでPret a Mangerで夕食をすることにしました。
その前に用を足しに…と有料トイレに入って鏡を見てびっくり。

「鼻が赤い!!!」

そういえばウォーキングが終わってからまともに鏡を見たのは初めてでした。
まさか陽に焼けるとは思っていなかったので、帽子は被っていましたが日焼け対策もそれほどしていなかったため、
見事に鼻だけ真っ赤になっています! トナカイかっ!
数日後にはシャロコンで写真撮影もあるのに私としたことが…。
よく見てみると、肌の出ていた手の甲もほんのり黒くなっています。

…春先にセブン・シスターズを訪れる方は、是非日焼け対策も忘れずに

(次回、ロンドン編に続く。)

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