和声とか楽典とか言うだけで、わー苦手・・・という声をよく聞きます。
でも、うちの生徒たちは、もしかしたら全然そんなふうに思ってないんじゃないかな
和声や調のしくみって、解かればちっとも難しくないんです。
それどころか、しくみを知れば、新しい曲も楽譜を見てどんな曲かすぐわかります。
一見複雑に見える楽譜も、な~んだ簡単ということに。
ピアノを再開した大人の生徒さんたちは、特にそう思っておられるようです。
かつて、苦手意識があったから。
音階、和音のしくみを、きちんと頭に入れられるようにお教えします
特に、借用和音がわかるとスッキリするみたいで、
「この曲、分けわからんと思ってたけど、こういうことやったんですね」と言われ、
間もなく、すらすら弾けるようになられます。
まずは、ドッペルドミナントに感激される生徒さんが多いですね。
とてもよく出てくるので、分かると嬉しくなっちゃうみたいですよ。
「これ、ドッペルドミナント」って。
子どもの生徒さんには、「こどものおんかいれんしゅう」(原田敦子著・YAMAHA)をよく使います。
音階とカデンツが、美しく弾けるように作られた教本です。
とても分かりやすくて、使いやすいレイアウト、イラストも可愛いです。
私はそれと同時に音階の成り立ちと、関係調、コードネームと和音記号も教えてしまいます。
小さい生徒さんは絶対音感レッスンもしてきてるので、その過程で大体C F G D A E B♭ E♭までのコード(和音)が分かっています。
ここで調性感、和声感を味わうことで、絶対音感習得後の相対音感を付けることにもなります
では、本日のタイトル。
音楽理論って難しい?
いいえ、簡単で、と~っても面白いですよ