「私」は初めて訪れるチャリ
ティーショップにいました。
いつものように寄付されてき
たアクセサリーを見て、自
分のアクセサリー作りの材料
になりそうなものを選んで、
レジに持って行きました。
店番は何人かいて、チャリテ
ィーショップらしく、みんな
フレンドリーでボランティア
なのでしょう。リアルの私も
チャリティーショップでのボ
ランティア歴が15年なので、
そんな雰囲気は初めての店で
も勝手知ったるものでした。
小太りのフィリピン系らしい
男性がレジを打ち終えると、
「500ドルです。」
とニコニコしつつ言います。
500ドルと言えば4万円以上
そんなに買ったんだろうか?
と驚きつつも買った物は袋に
詰められて確認できません。
「でも今ならもう400ドル?」
と男性が周囲の女性に相談し
始め、何事かと思ったらこの
店では1日の売上目標の達成
後は全商品が割引きになるの
で「私」の分が対象になるの
かどうか話し合っています。
(👆夢ならではの荒唐無稽)
ボランティアでは埒が明かず
オフィスにいる店長に相談す
るため「私」も行きました。
店長は暗い部屋でPCに向っ
ていた若いアジア人男性で、
制度上はそうでも、まだ割引
の時間になっていないので、
定価の500ドルという決定に
「私」も含め、ボランティア
一同も憤慨し、その時「私」
は、そのチャリティー団体が
以前リアルの私がボランティ
アをしていた団体だと知り、
「こんなことをしてるのか」
怒りが増し、当時のCEOの顔
や名前が思い浮かんでさらに
憤ったところで目覚めます。
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非常に麗しくない目覚めでし
たが、その瞬間に前夜が満月
だった事実が閃きました。
睡眠は脳の掃除タイムだそう
ですが、夢は心の掃除洗濯タ
イムだと、夢日記をつけて
いく中で理解し始めました。
13年活動を続けた以前の団体
はCEOを雇い入れてから売上
至上主義をひた走り、慈善団
体しての存在意義の大半をか
なぐり捨ててしまいました。
ボランティアはただの無償労
働となり一切の提案や決断を
否定され、マニュアル通りに
作業をこなすことだけを求め
られ、私も含め60人以上が団
体を去り活動はガタガタに。
あれから約2年が経ち、新し
い団体での活動も軌道に乗り
全く忘れていたつもりでも、
心のどこかに潜んでいた憤懣
が夢の中で浮かび上がり、浄
化されていったようでした。
満月は感情や抑圧のピークと
して、気持ちを解き放つには
最良のタイミング。夢の中で
心の大掃除大洗濯だった
明日は旅行記に戻ります