コロナ禍を経験したことで、
今できることは今のうちに
今行ける場所は今のうちに
という元からの想いがますま
す強くなり、週末のボランテ
ィアや平日の寄付用アクセサ
リー作りで連綿と働きつつ、
いざとなったらすべてをうっ
ちゃり、荷物をクルマに放り
込んで近隣にドライブ旅行
2020年11月はNZ北島の屋根
とも言えるトンガリロに行っ
ていました。この旅行は10月
末で報酬のためのすべての仕
事から完全に引退した私の、
リタイア記念旅行でした
大学生だった19歳で自活を
始めて以降、学生だろうが、
海外だろうが、妊娠しようが
出産しようが、40年間絶え間
なく続いた仕事というものに
ついに終止符を打ちました。
以来ボランティア三昧です。
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ワイカトまで南下するとなっ
たら、必ず立ち寄りたいのが
スコッツ・エピキュリアン
ハミルトンの神カフェです
同じメニューに同じスイーツ
これ以外もこれ以上も探す必
要がない最高のランチです
春先のワイカト平原は鮮やか
眺めているだけで疲れが抜け
呼吸が深くなっていくよう。
途中で立ち寄ったのはキウイ
モチーフ、キウイアナが有名
な可愛い町オトロハンガの、
公衆トイレ(笑)
トイレの名前がこんなにある
とは気づきませんでした
「アウトハウスに行ってくる」
と言われてもわからない~💦
トイレ内のタイルがこれまた
可愛いキウイアナなのです。
小さなタイルにこれだけの絵
観光案内にたびたび出てくる
絵になるオトロハンガ駅
オークランド=ウェリントン
間の1日1本の観光列車ノーザ
ンエクスプローラーもこの時
はコロナで休業中だったはず
駅にカフェがあるのは知って
いましたが入ったことがない
サポートローカル気分で、フ
ラりと立ち寄ってみました。
大きなコーヒーの焙煎器がデ
ーンと構える店内。今は使っ
ていないそう。意外だった小
さな町のコーヒーロースター
今は奥の電動の焙煎器が稼働
私たち以外誰もおらず、手持
ち無沙汰というより人恋しそ
うなオーナー氏と自然に会話
が始まりました。キウイでは
ないなと思って話していると
「マラウイって国を知ってる?」
「知らないけど、知らないって
ことはアフリカの国かしら?」
「そうだ。じゃアフリカの国を
何ヵ国言える?10も言える?」
なんとか15ヵ国まで来ました
がマラウイは見当もつかず💦
マラウイ共和国
1964年にイギリスより独立し
縦に長いマラウイ湖を擁する
人口2千万人弱の内陸の国。
「アフリカで湖があるって、ど
んなに貴重かわかるだろう?」
彼の両親は本国でコーヒー農
園を営み、ここでローストし
ているのはすべて実家が育て
た豆なのだそうです。それで
『農園からカップまで』なのか
両親をNZに呼び寄せていない
ところをみると、本国で幸せ
に暮らしているのでしょう。
お互い移民同士。語り始めた
ら止まらなくなりそうです。
またいつか。お元気で
その後は徐々に農村部に入り
野を越え、山を越え
縁起が良さそうな四頭龍の雲
を追いかけつつ北島中央部へ
あちこち寄り道しつつ5時間
以上かけて、トンガリロへ。
ここまで来れば後ちょっと