「私」は夫と近所を散歩し、
家に戻ろうとしていました。
実際の私たち同様、今の家に
引っ越して日が浅い設定で、
越した直後のようでした。
初めて通る家の裏側の道を歩
いている時、家の後に当たる
レンガの壁の地面に近い部分
に大きな穴が開いているのに
気がついて、驚愕しました。
穴の奥には白い水道のパイプ
のようなものが見え、工事の
ためにレンガを外したよう。
(👆そんなことはしませんが)
イメージとしてはこんな家
実際の家とはまったく違い、
この家はすでにありません。
驚く「私」に事情に詳しい夫
が状況を説明してくれます。
我が家の裏には別の家がくっ
ついており、元はうちの一部
だったらしい部屋を元の家主
が別の家に改築したらしい。
そこのキッチン周りの修理を
していたところで工事が止ま
り、そのままになっている。
大枚をはたいて購入しておき
ながら、自分の家にもう1軒
がくっついていたことを知ら
なかったこと、床下を共有し
ているはずなのにこんなに大
きな穴が開いていることに、
「私」は愕然とし混乱します。
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私にとり、自分の家とは生き
ていることの象徴なのだと、
夢日記をつけ始めて気づきま
した。前に見た夢の中でも、
今の家を思い浮かべて、
「あそこを出るのは嫌。」
とはっきり答えを出していて
家の重要性を知りました。
また、夢は寝ている間の幽体
離脱の記憶だと確信していく
中で、家とは残して来た自分
の身体の代替でもあります。
夢の終わりで「早く帰らなき
ゃ」と焦り出すことは、私の
場合、非常によくあります。
魂が身体を残してきた事に不
安を感じ始めるのでしょう。
魂と身体がセットになってこ
そ、現世で生きていられるこ
とを、夢の中で飛び回ってい
ても自覚しているようです。
では、その大事な家が実は2
棟からなり、しかも横面に大
きな穴が開いていたというの
は、どういうことなのか
これには興味深い続きがあっ
たのでもう1本書いてみます。