諫早湾干拓事業について視察研修しました。諫早干拓資料館にて、ご説明いただきました
干拓事業の目的は、新しく出来た農業用地により高能率・高生産性を創造することが目的。潮受堤防3,542ヘクタール、調整池2600ヘクタール、農業用地672ヘクタール、堤防その他261ヘクタール。
諫早の川は、本明川をはじめ海への距離が短く、たびたび諫早大水害などたびたび水害に見舞われ、市街地洪水災害を調整池で解消する大きな目的もあり、地元の方の枕を高くして寝れるようになったという言葉が印象深かった。
古い汎用コンバインが飾られていた。この時代から大型機械を利用していたのは凄いですね
現在581ヘクタールの農地に法人が21組織、個人18人が5年契約で営農している。県開発公社と10アール当たり約15,000円で借地。
中央干拓地の内部堤防にも伺って、現地確認。6ヘクタール区画はデカイ!
潮受堤防7,050mにも移動して見学。ギロチンと呼ばれ湾奥部の閉め切りから20年以上になる。排水門の開門を巡る裁判は、国、開門派、開門阻止派の3者で和解協議が続いているが、国が示した開門しない前提の100億円の基金案は漁業者の分断もはらみ、先行きは見えない。
左が海水、右が淡水。色が違う。
生前に父が言っていた研修内容で委員会の皆さんも知っていて今回の視察となりました。帰ったら仏壇に資料を。
つくばに農道看板を設置したです