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小学校教諭 12月から4か月の病気休職 4月から復職予定。
この4か月間、初めの1ヵ月は休むことに慣れなかった。毎日、何かの予定を入れないと落ち着かなかった。
2~3か月目は休むことに慣れてきた。何か予定を入れなくても大丈夫だし入れても大丈夫。
しかし、復職が近づいてきた4か月目は生活がだらだらしてきた。
生活がだらだらすると体もぶよぶよして体調も悪い日が続いている。
このまま復職しても大丈夫だろうか?と心配になってきた。そのタイミングでこの
「マンガでわかる 神☆時間術」と出会った。出版記念公演会からの帰りの電車の中で8割近く一気に読み進めた。
何と言ってもこの超バトルマンガに引き込まれ、直後にコラムとしてその章で紹介されていた時間術の解説がついている。
わかりやすさも抜群だ。6年前に読んだ「神時間術」で忘れてしまっていたことも多く、復習をしながら学ぶこともできた。
さぁ、4月からの復職に向けてもう一度自分自身の時間の使い方を見直してみよう。
① 疲れたら休む→疲れる前に休む (1分間閉眼休憩術)
4か月もお仕事を休ませていただいているのでちょっとした作業でも・・・疲れる。それでも我慢して続けていると立ち直れないほどの疲れに。早めに休憩すれば1分の休憩で回復するのに、無理をすると30分の昼寝でも回復しない事態に。文書作りで一区切りついたところで目を閉じて1分間の休憩。たったこれだけで疲労が軽減しリフレッシュするだけでなく次の段落のアイデアが湧いてきたりもする。やはり、こまめに休むに限る。
② 神時間術の基本 脳のゴールデンタイム(もう1度生活時間の見直し)
病気休暇に入る前の朝のルーティン
・起床する→コーヒーのお湯を沸かす→トイレで歯を磨く→洗濯機を回す→水で顔を洗う
→前日の食器の片づけ→コーヒーを淹れる→パソコンでメールチェック→ネットニュースをザッピング
→ブログを書く→洗濯物を干す(テレビニュース視聴)→ベランダに洗濯物を運ぶついでに家族を起こす→出勤準備
→6:20分出勤
ここでの問題点は、
・メールチェック
・ネットニュースのザッピング
・洗濯物を干しながらテレビのニュースをつけている
脳のゴールデンタイムを生かすには、この3点をバッサリと切る。
つまり、
・メールチェックは前夜に済ませる。
・ネットニュースも閲覧しない。
・洗濯物を干す際は、テレビをつけずに別のことを・・・例えばラジオのニュースはどうだろう?朝の6時にラジオニュースはやっているだろうか? でも解決策はあるものだ。
言葉で言うのは簡単だ。長年繰り返してきた朝のルーティン。これを変えるには夜のルーティンも変えなくてはならない。簡単にいくだろうか?いきなり全部は難しいので1つずつ。まずはメールチェックは前夜に済ませて、朝はチェックしない!という自分ルールを守るようにしていこう。
③ いつかは全部戦略
復職直後からエンジン全開、フルスロットルで時間術を駆使してバリバリ働くと・・・疲れてしまいそうだ。疲れすぎてまた・・・。となるのは残念過ぎる。慌てず、焦らず1つずつ。慣れてきたら、せっかくなので時間術をできる限り駆使して有意義な生活を送りたいものだ。考えつくのは、
・けつかっちん仕事術
「5時には退勤するぞ!」と決めてそれを実現できるように段取りを組んでいく。締め切り効果が発揮できるように集中を要する仕事は、賑やかな職員室ではなく、自分の教室で集中して行うなどの工夫もしたい。
・脳のゴールデンタイム
朝の時間を有効に使えれば、朝散歩もできるかもしれない。テレビをつけないで洗濯物を干せばその後の脳内もクリアーで職場での仕事効率も上がりそう。それだけではなく、退勤後に趣味のランニング。退勤経路の途中で30~40分ジョギングをすれば第2のゴールデンタイムが得られて、帰宅後に夕ご飯をつくる元気もわいてくる。復職後も家庭円満が期待できる。時間があれば、漢字検定挑戦の勉強も進められるかもしれない。
・休憩
前述では、1分間の閉眼休憩を書いたが、休憩時間とその方法は多種多様。数秒の閉眼でもそれなりの効果はあるし、頭を使う作業と身体を使う家事とを交互に行うことも脳と身体の休憩には効きそう。今まで意識せずにやっていたことを意識的に取り組んでみよう。
・復活は運動
職員室で仕事をして、煮詰まってきたら2階の教室に移動をして別の作業。別の作業で疲れたら、教室の掃除をして体を動かす。飽きてきたら、職員室に移動して仕事の続きを行う。体は動かせるし、気分もリフレッシュするし、場所ニューロンの力も借りて効率アップが期待できる。長い時間運動するのもいいけどちょこっとした運動を積み重ねていくのもいい。習慣にしていこう。
・即断~その場主義
やるか?やらないか?それが2分で完結することならその場でやると決める。この本にはそのように書いてあった。休職前、現場では「その場主義」を意識していたっけ。「アンケートが配られたらその場で書く。」「テストの採点もその時間内に行い、返却、テスト直し迄させる。」「問題行動を発見したら、その場で指導するかその後の対応案をその場で出す。(次の休み時間に話を聞くよ。など)」後回しにすると記憶があいまいになってアンケートを書くのにも時間がかかる。問題が大きくなる。後回しにしてよいことはない。
その場主義は、今後も続けていきたい良い習慣だと思う。
・毎楽
「よく遊んで、よく学べ」と昔の人は言った。これ、毎楽じゃん!毎日を楽しく過ごせれば、幸せな人生。明日もやる気もりもり。これからも楽しいことを見つけて、ブログで報告していきますよ。
(まとめ)
復職直前のブルーになりそうだったこのタイミングでこの本に出会えて、時間術の感想を書いていたら復職が楽しみで仕方がなくなってきた。少しずつ体も心も頭もならしていって、1年後には笑顔で毎日を送っていたい。そう想像しながら4月をスタートさせます。