ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

11月8日、218回目の「火曜行動」です。

2016-11-08 20:16:19 | 火曜日
朝から雨が降っていますが、府庁前には大勢の方々が駆けつけてくださいました。








長崎さんの力強い声が響きわたります。

☆長崎さんのアピールから

『子どもたちの夢と希望を取り戻す』ために私たちは声を上げています。
火曜行動は、もう4年になります。218回訴え続けてきました。


ネット上で罵声や嫌がらせを繰り返す在特会を訴えた、リシネさんの反ヘイトスピーチ裁判が勝訴しました。
最高裁で勝訴した京都朝鮮初級学校のたたかいも、リシネさんのたたかいも、共通しているのは『人間の誇りを取りもどす』ために立ち上がったことです。
諦めないで声を上げ続けたことです。


今、韓国では朴クネ大統領にNOを突き付け、韓国の厳しい学歴社会の中で試験中にもかかわらず、学生たちが立ち上がっています。『自分たちの民主主義は自分たちで決める』と。


沖縄の高江でも理不尽な弾圧の中、たたかっています。
『沖縄の豊かな文化、やさしさ、明るさは自分たちに繋がるものがあった』と朝大生が火曜行動で報告をしてくれました。
大阪府警の「土人」「シナ人」発言を決して許してはならない。


来年1月26日に「補助金裁判」の判決が下されることになっています。
一世~四世へと日本の社会で、地域で共にくらし、税金も納めているのに子どもの学ぶ権利が奪われている。この理不尽な差別に対し、司法の公正な判断を求めてハガキ署名を準備しています。


また11月10日の木曜日に梅田ヨドバシカメラ前で街宣行動をします。
『朝鮮学校への差別を無くしたい』『子どもたちの学ぶ権利を守りたい』との思いをこめて、学生、保護者、先生、弁護士、支援者がアピールとチラシ配布をします。
沢山の方々の参加をお願いします。一緒に声をあげましょう!(レポート横道)









今日のリポーターはハルモニ会の横道さんです。雨がひどいので、向かい側の屋根のある場所で聞き取りをしてくださっています。よろしくお願いいたします。





田中さん!





カン委員長





大村さんとツーショットで




京都の東九条から来てくださった許牧師さんです。本貫をお聞きしたら「金海 許」だと教えてくださいました。私は「陽川 許」だと答えました。^o^



雨にも負けず、火曜バンドは健在です












若者登場です





川西の井上さん





イケメン三銃士健在です





森本さん、雨に濡れても大丈夫な三線持って来られました。

Fbに短歌を投稿くださいました。

ー久々の短歌です。三首披露させていただきます。ー


「濡れて立つ仲間のやさしさしみじみと降る雨のごとわが胸に沁む」


「街頭に立ちて訴う人々を包みて煙るやわらかき雨」 



「責任かはたまた使命雨の日も街へと出でて皆濡れて立つ」〈森本忠記)





つじさん、熱は下がったようですが、ご自愛下さいね。




パクリョンヒさん、雨降りの日は傘もささずいつもカッパです。





井上さん、別館の方で一人頑張っておられました









長崎さんのアピール続いています




韓さん、お久しぶりです





リレーアピールの始めは東大阪の鄭さん

☆アピール

東大阪初級学校は今年創立70周年を迎えました。
一期生から1000人の卒業生を送り出してきました。
私も東大阪初級学校の卒業生です。

ハルベ、ハンメ、アボジ、オモニが学校を守ってきました。
お金のある人はお金を、知恵のある人は知恵を、力のある人は力を出し合って頑張ってきま
した。

今年、アボジ、オモニたちの努力で校庭に芝生が敷かれました。
芝生の上で子どもたちが寝っ転がり、歌い、走る様子はとても幸せそうです。
この笑顔を絶やさないためにも、子どもたちの学ぶ権利を取り戻さなくてはなりません。
頑張ります。よろしくお願いします。(レポート横道)







雨が降っているので、参加者が少ないのではと、心配してきてくださいました。





☆京都南部教会牧師 許伯基さんのアピール

私は北九州市で生まれました。
私のおじいさんが強制連行で日本に連れてこられて日本の生活が始まりました。
私は日本の学校を出ましたが、自分はなにものかと悩やみ韓国に留学しました。


民族教育は、自分が自分らしく生きるために必要だと思います
行政は朝鮮学校に〝いけず〝をしているのです。
先進国と言うなら、差別をやめてもらいたい。


私はカナダで暮らしたことがあります。
カナダでは色んな民族が暮しています。それぞれ民族教育を受ける権利があり、補助を受けています。


私の子どもがカナダの日本学校に行くために日本領事館に申請すると、国籍を聞かれます。在日韓国人であり祖父母も日本国籍でないから「教科書を渡せません」と言われました。
日本の考え方は狭い。物事を広く考えて、民族教育の豊かさを守っていきましょう。(レポート横道)






☆大村 淳さんのアピール

私は朝鮮学校を応援する会の日本人です。
最近の日本はひどい。危険な状況ではありませんか。
戦争法で正に戦争に出ていく状態になっています。
保険や医療はボロボロです。

そんな日本の現状の中で、戦後三度目の弾圧を受けながら、屈しないで頑張っている朝鮮学校は希望です。
朝鮮の言葉ですべてを学び、保護者や先生の努力で子どもたちは安心して学校生活を送っています。

でも子どもたちは知っています。政府や大阪府大阪市が朝鮮学校を差別していることを知っています。

日本の社会は暗い。私たちの国がまともな国になるには、歴史をきっちりと考えていかなくてはならない。
難しいことではありません。大阪は在日コリアンの方々がたくさん暮しています。
話を聞くことでも歴史の勉強になると思います。

先日、城北ハッキョの秋祭りがありました。
保護者や卒業生手作りの食べ物の販売で少しでも学校運営を助けようと、一生懸命作られました。どれも大変美味しかったです。
朝鮮学校はもともと国からの支援は一銭もありません。その上、大阪府、大阪市の補助金を止められてる現在、学校の収入は0です。
保護者の方々は大変な努力をしておられます。

子どもたちを痛めつける行政は、あってなりません。
早く補助金を出してもらいたい。(レポート横道)





☆陶山さんのアピール

私は守口市で教員をしていました。

先日、守口市内の公立学校に通う、朝鮮半島にルーツを持つ子どもたち60人が一同に集まって、「チュギ・ハッキョ」(秋期学校)が行われました。先生や保護者も大勢参加しました。

キムキガンさんが「子犬のウンチ」というお芝居をして下さいました。
観客参加型のお芝居はとてもパワフルで、子どもたちの顔も生き生き、楽しんでいました。

守口市公立学校の民族学級がだんだん増えていっています。
民族学級では在日の子どもだけでなく、日本の子どもも参加して、仲良くやっていました。
差別化していくのはいつも行政です。

おかしいことは、おかしい。間違った時は謝る。
大阪府職員のみなさんも松井知事に言ってください!
おかしいことはおかしいと!(レポート横道)





☆大村和子さんのアピール

今朝の新聞記事を読んで私は怒りで震えました。

記事は書いています。
大阪の街は外国人観光客に対する差別発言が頻発しているとの批判に対し、松井知事は
「外国人に対して大阪はやさしい街作りを目指していく」と答えています。

観光客にやさしいのは結構ですが、自分の目の前にいる在日外国人を一番大事にしなくてはならないのではないか。歴史的経過を考えれば尚更です。
朝鮮学校を差別している松井知事の同じ口から、新聞記事の様な言葉が出るのは、おかしいのではないでしょうか。
先ず自分の足元、一緒に暮らしている人々を守るべきではないでしょうか。

無償化裁判で証言した朝大卒業生の言葉が忘れられません。
「朝鮮学校では誇りを持って生きることを学ぶのに、社会では朝鮮人として生きていくことを否定されている様に思う」という意味の証言です。

日本人の一人として頑張っていきたいと思います。(レポート横道)






武市さん





火曜バンドずらりと並びました





最後の合唱は「この坂を上れば」です
(松尾和子さんがこの写真を送ってくださいました。)





駐輪場でのまとめです。11月10日午後6時半から7時半まで梅田ヨドバシカメラ前での街頭宣伝活動に参加しょうと呼びかけがありました。ハルモニ会もこの日レポートと写真でブログアップすることを協議しました








雨の日は地下鉄でかえりますが、谷町4丁目駅前にはもう紅葉が深まっていました。










最後の日まで頑張ります。共に進みましょう!











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