26
「おれたち――人間はたかだか一緒にいられるのは、半世紀。
長生きしても70年。
だから50年で金婚式なんていって祝う。
悲しいではないか。
愛し合うものにとってはあまりにも短い。
……短すぎる。
だが……ミイマは不死の種族。
死なない。
もしも、肉体に損傷をうけても、
それを脱ぎ捨てることができる。
新たな肉体に長年の記憶の蓄積をもちこむことができる。
あまりに現実を生きるのに辛ければ、棺の中で冬眠だってできる。
そんな種族のミイマを、
わたしは……わたしは独り占めにしておく権利はない」
「GG。
不死の種族だの。
権利はないだの。
GG――らしくない」
「もっと長く、永遠の愛を誓いあえる彼に、
ミイマを戻してあげるほうが、
ミイマのためになるようなきがして。
これから千年でも、
万年でも生きられる彼に……」
「なにハナミズキしょうとしているの。
愛には……長いとか短いなんてことはないの。
愛しているのよGG。
あなたは余計な心配はいらないの。
ソンナ心配するひまがあったら。
……さあ、「BB刀エクササイズ」で稼ぎましょう」
「そうだよ。
GG。わたしもきょうか手伝うから。
元気出して」
「だが……ショックだったな。
この歳になって恋仇があらわれるとは……」
エクササイズのジムは満席御礼。
GGのアシスタントに美女が2人も参加したのだから。
それはあたりまえのことだ。
そこになんと小栗旬似の、純まで加わったのだから……。
プチしていただければ作者の励みになります。
「おれたち――人間はたかだか一緒にいられるのは、半世紀。
長生きしても70年。
だから50年で金婚式なんていって祝う。
悲しいではないか。
愛し合うものにとってはあまりにも短い。
……短すぎる。
だが……ミイマは不死の種族。
死なない。
もしも、肉体に損傷をうけても、
それを脱ぎ捨てることができる。
新たな肉体に長年の記憶の蓄積をもちこむことができる。
あまりに現実を生きるのに辛ければ、棺の中で冬眠だってできる。
そんな種族のミイマを、
わたしは……わたしは独り占めにしておく権利はない」
「GG。
不死の種族だの。
権利はないだの。
GG――らしくない」
「もっと長く、永遠の愛を誓いあえる彼に、
ミイマを戻してあげるほうが、
ミイマのためになるようなきがして。
これから千年でも、
万年でも生きられる彼に……」
「なにハナミズキしょうとしているの。
愛には……長いとか短いなんてことはないの。
愛しているのよGG。
あなたは余計な心配はいらないの。
ソンナ心配するひまがあったら。
……さあ、「BB刀エクササイズ」で稼ぎましょう」
「そうだよ。
GG。わたしもきょうか手伝うから。
元気出して」
「だが……ショックだったな。
この歳になって恋仇があらわれるとは……」
エクササイズのジムは満席御礼。
GGのアシスタントに美女が2人も参加したのだから。
それはあたりまえのことだ。
そこになんと小栗旬似の、純まで加わったのだから……。
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