2月1日 日曜日
●「結婚するまで、あなたが、何で生活しているのか、わからなかった」
結婚して、何年過ぎてからカミサンがいったものだ。
カミサンの家はサラリーマンだった。
遊民にわたしが見えていたらしい。
まいにちぶらぶらして働いていない。
ように、
みえたのだという。
わたしが悠然としているので、
親に食わせてもらっているとでも、思ったらしい。
●たしかに、いまでもそうだが、
世間話はしない。
芸術全般。
ほとんど文学に関係あることしか話さない。
●小説をかくか、本をよむか、
その他のことではエネルギーを消耗しない。
疲れると猫のブラッキ―とたわむれている。
むるいの猫好きだ。
家にいて、
ほとんど動きのないわたしは猫みたいなものだ。
なんら生産的なしごとはしない。
遊民には猫がよくにあう。
●高等とつかないのには訳がある。
経済的にはみごとに自活し家族を養ってきた。
これは、わたしが、商人の出だからで、
お金を稼ぐ才覚があったからなのだろう。
●やっぱり、わたしは精神貴族。
だ。
ひとに寄生しなくても、
じぶんで堂々と生活してきた。
でも、心のもちかたは、遊民諸氏とまったく同じだ。
●若いとき、よく思ったものだ。
「ほくを養ってくれれば、五年でいい。かなりいい小説がかけるようになるのにな」
●遊民になる条件。
高学歴。
働いている時間がもったいない。
この時間に本をよみたい。
女の子にやさしいこと。
ハンサムであること。
ブ男はだめ。
話がおもしろいこと。
できれば、小説家修行中。
●デート~恋とはどんなものかしら~の巧くんにも、
作家への道を選んでもらいたいものだ。
もう筋は決まっているのだろうけど。
●寄生させてくれた、宿主に軽蔑されない意味でも、
巧くんには一流作家への道に進んでもらいたい。
と思うのは、
「もう期待するのに、つかれてしまったわ」
とカミサンにいわれたからだ。
それはそうだろう。
カミサンとしりあってから何年経っていると思うのだ。
もういいかげんで、あきらめたら。
いや、
まだこれからだ。
まだまだ。
死ぬまであきらめないのが、
精神貴族、
あるいは高等遊民の性だ。
●だよな。ブラッキ―。猫はニャンとも応えない。ジイッとGGの顔をのぞきこんでいる。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
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皆さんの応援でがんばっています。
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●「結婚するまで、あなたが、何で生活しているのか、わからなかった」
結婚して、何年過ぎてからカミサンがいったものだ。
カミサンの家はサラリーマンだった。
遊民にわたしが見えていたらしい。
まいにちぶらぶらして働いていない。
ように、
みえたのだという。
わたしが悠然としているので、
親に食わせてもらっているとでも、思ったらしい。
●たしかに、いまでもそうだが、
世間話はしない。
芸術全般。
ほとんど文学に関係あることしか話さない。
●小説をかくか、本をよむか、
その他のことではエネルギーを消耗しない。
疲れると猫のブラッキ―とたわむれている。
むるいの猫好きだ。
家にいて、
ほとんど動きのないわたしは猫みたいなものだ。
なんら生産的なしごとはしない。
遊民には猫がよくにあう。
●高等とつかないのには訳がある。
経済的にはみごとに自活し家族を養ってきた。
これは、わたしが、商人の出だからで、
お金を稼ぐ才覚があったからなのだろう。
●やっぱり、わたしは精神貴族。
だ。
ひとに寄生しなくても、
じぶんで堂々と生活してきた。
でも、心のもちかたは、遊民諸氏とまったく同じだ。
●若いとき、よく思ったものだ。
「ほくを養ってくれれば、五年でいい。かなりいい小説がかけるようになるのにな」
●遊民になる条件。
高学歴。
働いている時間がもったいない。
この時間に本をよみたい。
女の子にやさしいこと。
ハンサムであること。
ブ男はだめ。
話がおもしろいこと。
できれば、小説家修行中。
●デート~恋とはどんなものかしら~の巧くんにも、
作家への道を選んでもらいたいものだ。
もう筋は決まっているのだろうけど。
●寄生させてくれた、宿主に軽蔑されない意味でも、
巧くんには一流作家への道に進んでもらいたい。
と思うのは、
「もう期待するのに、つかれてしまったわ」
とカミサンにいわれたからだ。
それはそうだろう。
カミサンとしりあってから何年経っていると思うのだ。
もういいかげんで、あきらめたら。
いや、
まだこれからだ。
まだまだ。
死ぬまであきらめないのが、
精神貴族、
あるいは高等遊民の性だ。
●だよな。ブラッキ―。猫はニャンとも応えない。ジイッとGGの顔をのぞきこんでいる。
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