田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

家の中がみように広い――。麻屋与志夫

2017-05-07 09:09:22 | ブログ
5月7日 Sun.

●「パパは連休中――おとなしかったわね」
ソファに座り、テレビを見ながら「薔薇の番組やっているぞ」と呼びかけたところ、もどってきたカミサンの声。

●おとなしくしていたわけではない。子どもたちが来てにぎやかになると、カミサンが主役の家庭劇になる。わが家がカブリツキでみられる劇場となる。わたしは黙視。この子たちの、孫たちのいままでの来歴をじっと反芻する。こんなことがあった、あんなことがあった。あのときはたのしかった。かなしかった。うれしかった。……さまざまなイメージが交差して登場人物の背中にはりつき、さらにわたしをたのしませてくれる。

●さて、季節はいよいよ薔薇、本番。黄モッコウバラは咲いているが、鉢植えのバラも咲きだした。ピクチャはカミサンのブログ「猫と亭主とわたし」を検索しぜひどうぞ。狭小庭園ではありますが、花々に彩られた田舎町での初夏の庭をぜひご覧ください。

●遠隔住まいの家族たちが去っていって、家の中がみょうにガランとしている。老夫婦だけの静謐な生活がもどってきた。広い部屋の中でふたりで座して語らず――静かな時が流れている。かぎりなく、さびしい。こんな時だ。大家族で生活がなりたてばたのしいのにと思うのは。


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