田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

江の島土産のシラスクッキーをたべながら「タイムループ」をみた。麻屋与志夫

2017-06-02 07:23:51 | ブログ
6月2日 Fri.
江の島土産のシラスクッキー。野鳥の鳴き声。吸血鬼のヘンガオ。タイムループ。

●家から数十歩のところに山が迫っている。緑が濃くなってきた今日この頃、ウグイスとホトトギスの鳴き声をliveできけるなんて田舎暮らしのもたらす恩恵だ。ホトトギスの鳴き声は東京特許許可局とたしかに聞える。二羽の野鳥の鳴き声に、カラスや雀の鳴き声まで入り混じってきこえてくる。野鳥の鳴き声を今朝は目覚時計として遅い目覚めを体験した。

●いつもは、夜明けをまたずに起きてしまう。鳥は明け方に鳴くので、わたしがパソコンに向かう頃にはまだ静かなのだ。

●カミサンが留守だったので、日常のルーテンにクルイが生じた。あまりに遅い目覚めだったのであらためて時計をみた。五時まえだった。外に出たがってうるさくブラッキがなく。玄関を開けてやる。薔薇は昨日の雷雨でゲンナリとしてしまった。

●カミサンの江の島土産の「シラスクッキー」をたべなから昨夜見た映画のことを考えていた。タイム・ループを主題としたセルビヤの監督フイリップ・コヴブァチェヴィッチの映画だ。文字どうり「タイムループ」をあつかったチョッとかわった映画だった。耳もとでカミサンがコウフンシテ江の島での感動について話しつづけていた。セリフのほとんどない映画なのでたすかつた。

●わたしは七十年もむかしにいった修学旅行「江の島の旅」に想いをはせていた。タイムループのような経験のくりかえ――。あのころの友だちはどうしているだろうか。まだ生きているだろうか。時間を遡行してなんどでも想いでの体験をくりかえすことができたらいいのに――。

●そんなことはできない。そうだろうか。ひとにはこうして過去を起想する能力がある。シヤシンや映画、小説で、あるいは自分で書いた日記で回想にふけることができる。すばらしいではないか。

●まだカミサンは旅の疲れで寝ている。音をたてないように気配りしてトイレにいく。手を洗いながら「ヘンガオ」をまたやってみる。いちばんの人気は「吸血鬼」だ。生徒たちがこわがって喜ぶ。上の入れ歯を舌先でズラシテ迫り出させる。白く光る歯がニョキッとのびて吸血鬼の牙にみえる。バカだね。こんな顔をして――カミサンにみられたらと、恥ずかしくなる。

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