今日は以前からこのブログでも何度か紹介させていただいていた、映画の完成披露上映会がありました。
その映画は「『小さな命のゆくえ』~名もなき犬・猫たちのこと」というタイトル。
ペットの殺処分を扱ったちょっと重いテーマの映画。
監督のはまのさんが「重いテーマでぜひ多くの人に考えて欲しいことだけれどあまり暗くしたくない」という思いを持って作られただけあり、本編40分という短い時間の中に大切なメッセージをさらりと盛り込まれて、全体的には明るく楽しいムードの映画でした。
動物の命をどうやって守っていくのか。
人間の命も動物の命も、命は命。
全ての命が大切と言えば、ブラッドピットが主演の映画『セブンイヤーズ・イン・チベット』でチベットの僧侶たちが、工事現場の土の中にいるミミズを一匹一匹大事に移動させていた場面を思い出しますが(笑)、やっぱり突き詰めていけばどの命は大切でどの命は大切ではないというのは本当はないんだと思います。
一般論を話すときっと「それは無理」になってしまうので、 私はその場その場で考えていきたいと思っています。
今、目の前にある命を大切にする。
私が関わる、私が向き合う、私に責任のある命を、尊いものとして尊重する。
それだけしかできないし、それでいいのかなって思います。
犬・猫の殺処分の背景にはペットショップの生体販売の問題や繁殖ビジネスの問題が関わっています。 そしてもう一つはペットを飼う人のモラル。「殺処分の事実を知らない」ということから引き起こされる問題をこの映画で少しは払拭できたらという思いもあるのかなと思いました。
「知る」ことから問題意識が生まれ、意見や自分なりの選択が生まれる。
今すぐにすべてを解決することはできなくても、きっとそういう人が増えていけば世界は変わっていけると信じています。
上映会終了後、はまの監督さん、キャストの皆さんと記念撮影。
最後にエンディングテーマの『オレンジの朝焼け』の歌詞を載せます。
みなさんありがとうございました。
『オレンジの朝焼け』(三輪真理作詞・作曲)
歩き始めたばかりだよ 僕らこの町で
同じ時代を旅しに来たんだ
世界の地図もわからないまま 願い続けた
夢は君にもう一度会うこと
誰かの都合で簡単に壊れて行く世界
それでも僕はあきらめない
※オレンジの朝焼けを 君とここから見たい
誓った約束僕は叶えたい
いつか僕らが大人になったその日がきたら
世界中の戦いをすべて終わらせてみたい
図書館の本をすべて読んでも 解けないことが
広い世界に隠れているんだ
明日もし朝焼けがたとえ見れないとしても
誓った約束決して忘れない
いつか僕らが大人になったその日がきたら
世界中の悲しみをすべて終わらせてみたい
※くりかえし
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