★「花まんま」 朱川湊人 読みました。 直木賞受賞作
自分が誰かの生まれ変わりだと言い出す4歳の妹に、困惑する兄。妙に大人びて、他人行儀な妹が気になり、妹の記憶にあると言う町を訪ね、そこで、不思議な体験をする。。。という表題作をはじめ、子供の頃の記憶を回想する短編集。
大阪弁で語られているので、ユーモアもあり、言葉の温かさも伝わってくる。それでいて、切なく、うるうるしてしまう作品が多い。怪異的、幻想的な物語が、とっても私好み♪
このタイトルと表紙からは、想像もできない世界が広がっていて、意外性があって、面白い。それに、とても読みやすく、お薦めの1冊です。
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