★「父からの手紙」 小杉健治 読みました。
家族を捨て、突然失踪した父。
しかし、残された子供、麻美子と伸吾の元には、
誕生日ごとに父からの手紙が届いていた。
そして、十年が過ぎ、麻美子の婚約者が殺され、
弟が容疑者として逮捕された。
弟の潔白を証明するため奔走し、同時に父の行方を追う姉。。。
そして、もう一つ、別の物語が進行する。。。
殺人を犯し、刑期を追えたものの、
自分は、いったい誰のために殺人を犯したのかと苦悩する男。。。
全く別の2つの物語が、交差する時。。。
驚くべき真相が明らかになる!
父の手紙に込められた深い愛に、思わず涙が。。。
ミステリーとしても充分に楽しめる、
じわーんと涙がにじむ物語でした。
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★リンクに「百子の本棚」を追加しました。
お気に入りの本を並べてみたので、またのぞいて見てくださいね