東京の旧家・鬼田山家で起こった密室失踪事件と、長男の毒殺事件。
先々代が当主が子供の頃に見た一つ目の鬼に関係があるのか。。。?
自称「毒草師」という御名形史紋が、この事件に挑む。
怪しげな雰囲気を漂わせ、物語が進展していく様は、
けっこう、ドキドキできて、面白かった。
それと、「毒草師」が語る、毒草についての話も興味津々。
一つ目の鬼は、その毒草のせいであるとか、
他にも、自然界には、恐ろしい毒をもった植物がたくさんあって、
へえー。。。。って感じでした。
そういえば、先日、どこかの料理屋さんで、
料理に添えられていた紫陽花の葉を食べた数人が、
中毒症状を起こしたとか。。。
葉には「青酸配糖体」と呼ばれる有毒成分が含まれ、
胃の中の消化酵素と反応することで、青酸(シアン)が生成され、
中毒症状を引き起こすという事でしたが、
そうなんだ。。。と、ちょっとびっくり!
紫陽花の葉を食べようと思ッたことはないけれど、
身近な植物にも、気をつけなきゃいけない物があることを知りました。
あんなに綺麗な花が咲くのにね。。。