道尾さんは、好きな作家です。
でも、この本はまだ読んでなくて、
おまけに、帯に書かれていたのは、
「あざやかな仕掛けを堪能せよ!」
これは、もう、絶対読まなきゃ!ってね。
(毎回、帯に翻弄されてます)
さまざまな悩みを抱えていた僕は、
祖母が購入した椅子(刑務所で作られた)に彫られていた奇妙な言葉、
その意味を探るために、
椅子を作ったSという人物の故郷へ出向く。
そこで、さまざまな人に出会い、Sの過去を知り、
その言葉に秘められた、意味を知る。。。
Sに比べたら、僕の悩みなんて、大したことは無い。。。と、
僕は勇気づけられて、家に帰るのだった。
が。。。物語はそこでは終わらない。。。。
そう、そこには予想外の、驚愕の結末が。。。。!!
この本には短編が6つ収められています。
つながりはありません。
でも、すべてに仕掛けがあるのです。
1つ読むと、次からは、もうドキドキで、とっても楽しめます!
私の満足度★★★★★
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鬼の跫音 (角川文庫) 価格:¥ 540(税込) 発売日:2011-11-25 |