いろいろ備忘録

泳がせシーズンは下田・伊豆方面(神津島、銭洲、イナンバ、御蔵島、大島沖など)、それ以外は新潟の上越方面での釣行記

海洋汚染 その3

2011-04-15 10:01:00 | ヨモヤマ・バナシ
だいぶ厳しい状況になってきました。

毎日新聞の記事

前回の海洋投棄だけが理由ならまだいいんですがどうでしょう。

東電がやっと汚染実態調査に乗り出すとか。

悪い結果出ると公表しない可能性があるので、公的機関、民間検査機関がどんどんやってもらいたいところです。


海洋の放射能汚染について その2

2011-04-14 07:49:00 | ヨモヤマ・バナシ
TBSラジオのDIGという番組(Podcasting)を聴いてたら、水産物への影響の話をやってました。ちょっと驚いたんですが、日本では縦割行政のしばり(あるいは遠慮?)があるので、海産物と放射能との関係などは、あまり調査・研究されていないそうです(原発は経産省マター)。50以上の原発があり、多分そのほとんどが、海に面してるのに。

水産庁のホームページを見ると、3/24から4/13までのセシウムとヨウ素のモニタリング調査結果が出ています。これによると、検出限界未満が多いですが、最大値でセシウムが500、ヨウ素が2300ベクレルなんて場所・日時もあります。過去にイワシ等で調べた調査結果によれば、通常、検出限界程度だそうなので、それなりに影響は出ています。(一部地域でコウナゴ漁自粛中)。

とにかく安全だと言いたいんでしょう。えらくアバウトな海流図も出ていますが、海流は複雑なので、海洋物理の専門家とかに解説して欲しいところです。

それから、魚の流通の特殊性で、水揚げしたところが獲ったところと必ずしも一致しないので、この辺も明確にしていかないと消費者心理は改善しないかもしれません。

いずれにしても、総理府・経産省・東電を反面教師にして、水産庁には、産業や業者にとって都合の良いデータも悪いデータも中立的にどんどん出して、その上で「安全」とかの価値判断して欲しいと思います。


海洋放射能汚染の現状

2011-04-10 09:40:00 | ヨモヤマ・バナシ
国際原子力機関が公表した直近(4/7)の報告です(自分でサンプリングしたのではなく日本政府の情報まとめたもの)。

海洋モニタリングのプレゼンテーション資料

とりあえずのFindingとしては、「このままの状況が進めば、ヨウ素とセシウムのレベルは大きく減少傾向に向かう」ということです。

汚染水大量放棄の影響が出ているのかどうかの記述ありませんが、タイミングとしてまだカウントされていないと思われます。