昨日は一日予定が無かったので思い立ってキナコを連れて(キナコは車酔いするので車は嫌いです)妹のお見舞いに行ってきました。
車で行くときでないとなかなかキナコを妹に抱いて貰う事は出来ません。
夫に運転して貰いまして、キナコを抱き上げて、後部座席の窓を開けながら新鮮な空気を入れながら(寒いのですが)何とかキナコが車酔いしないように気を配りながら何とか行ってきました。
到着したらなんと雪がちらほらと・・わぁ~大変!早く帰宅しないと・・・・と心配しましたがその後霙っぽい状態でしたが、雨に変わりましてヤレヤレ一安心でした。
妹は前に訪問した時より顔色も良く少し安心いたしました。
キナコを抱いてとても幸せそうにしてくれて、良い顔を見る事が出来ました。この良い表情を見ると遠くても来て良かったと思います。
キナコにおやつの私が干して作りました干し芋を持参しまして、妹に渡しましたら、なんと妹は犬の気持ちが分かる(昔から犬や猫が大好きだったのです)のです。
驚いた事に干し芋を握りまして、キナコが掌を一生懸命に探して食べるようにしたのです。なかなか指を開かずに手の中を捜しまわってキナコは楽しそうです。
驚きました。こんなおやつのやり方をした事がありません。じれったいようですが、キナコはそうして掌の指の間に舌を入れて一生懸命に食べようと必死です。
こうして妹は瞬く間に犬の気持ちを掴んでしまいました。
その後キナコは妹の膝から離れません。約2時間妹の膝の上で動きません。妹も大変嬉しそうでした。連れて行って本当に良かったと思いました。
身体の具合が悪くても上手に話ができなくても、こんな事が出来るのです。
タブレット端末を持参しまして、手書きで落書き・・などもやって貰いました。なんでもやれることはやってまらいましょうと、自覚して指を動かしたら、きっと楽しいかな?と思ったからです。
楽しめることを捜してやりたいです。
スタッフの方々も、その変化を見てリハビリを開始しました。とか言ってくれますので、何時までもあきらめないように気を付けています。
なにが身体に取って良い事なのか?本当は誰も知らないのかも・・と思う時があります。
脳が喜んで活気が出るような時間を持てる事が身体にとって一番のお薬のような気がして・・・・。
我慢強い事だけでは人間は生きていけないような気がします。