歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

ばいばい、にほんじん、ばいばい、技術者 by 経団連(小説)⑤

2016年02月27日 18時40分04秒 | 日本の弱点

4.崩壊

石井達は、様子を見ながら余計な検討を始めた。

「多分馬糞が拒否った熱電対だろうね。まだTC-023が0度のままだ。だが、どうも関係者はヒーターが爆発の原因である事を分かっていないようだ。」

そう言う橋口に石井が

「伝えるかい?」

「悪いが馬糞の声を聞きたくないのでNo」

「結局、そんなものだな。人間性が最後にものを言う。」

「ヒーターはTC-023に比例制御で入っている。それを誰も気付いていないな?」

「その内溶け出すぞ。って言うかメインバルブが動かないなら手動で閉じればいいんだが…」

「その役目を誰がやるか?言い合っているだろう。メーカーの連中も結構他人事だからな…」

「不味いな…。この状態では、最悪気化器が溶け落ちるぞ。そうなると手は無い。爆発あるのみだ。」

「もっと後で爆発すると思った。」


すると予想通りヒーターが気化器を溶かしてしまった。

天然ガスが燃焼器とは関係なく火を上げヒーターが点火した。

天然ガスは爆発と消火を繰り返してドンドン爆発が酷くなる。

間欠的に爆発するのでプラントが共振する。そして冷媒のタンクを揺らした。

パイプが破れ、そこから漏れた冷媒が燃焼器の中の爆発に触れて急膨張する。

燃焼器が冷媒の膨張に負けて破裂する。最早メインバルブの近くまでが破壊されていて、露天に出された天然ガスが勢い良く降りしきる。


「また爆発したぞ!どう思う?」

橋口が眼鏡の位置を直した。

「規模がでかい事を見ると、冷媒が入り込んだか?アレだけボンボンやれば、そりゃ冷媒配管系は壊れるだろうさ」

西山は的確に状況を説明する。まるで現場にいるようだ。

「冷媒が燃焼器に接触すると燃焼器も爆発するだろうな。最初の段階で燃焼器がもっと壊れていれば冷媒による膨張もスルーだったろうが。中途半端に密閉状態だったのが悪くしたな。

石井は、もう段階が終わりだなと思った。

「最後の締めとしましょうか?霞ヶ関消防署と、まぁ三住井重工の森田に電話しよう。」

公衆電話のある所まで行くと、早速霞ヶ関消防署にかけた。

「霞ヶ関消防署ですか?今霞ヶ関熱管理組合から通報はありますか?」

「何を?あんた誰?」

「なら取敢えず化学消防車と放水車を出した方が良い。それと東京ガスに連絡を。天然ガスラインを閉鎖する。」

「一体?」

「伝えたよ。じゃぁね」

それと三住井重工の森田に電話した。

「森田さん?状況は?」

「あんた!何処に!」

「ヤバイよ!天然ガスが自然発火するまで時間は無い。それとヒーターの電源、いい加減切れよ、じゃぁね、俺は首になった人間なんで。」

「なに!」

それを聞くと、三住井重工の関係者は逃げ出した。

「あんた!逃げるのか!」

「こっちに何も言わずに動作開始したのはそっちだろう!」

そして、押し問答をしている間に、天然ガスが大気中で爆破した。ヒーターの電源を落としたのだが、それが火花を起こしたのだ。

電源ラインが停止。暗転。そして非常灯が点火、そして爆発。

もうインドネシア人が先を争って逃げ出している。58人もである。そして日本人的なものが三匹。

典型的なパニック状態である。

そして予備燃料タンクが破壊する。中の天然ガスがぶちまけられる。呼吸が出来ず、全員死亡したのは、その5分後である。

暫くして、爆発。勢い良く白煙が、霞ヶ関の中央メインシャフトの排気口から上がる。そして、暫くして炎が後を追う。

霞ヶ関熱管理組合は今完全に崩壊した。

程なく、渋谷、新宿でも同様の爆発が発生した。

歴史上「慶応爆発」と呼ばれる惨事だった。


ばいばい、にほんじん、ばいばい、技術者 by 経団連(小説)④

2016年02月27日 18時36分24秒 | 日本の弱点

3.日本人的なのが一匹と57人のインドネシア人だけ…

始動当日である。

だが来たのは馬糞とインドネシア人57人だった。

青くなった馬糞はパーソナルテックルに電話、他の派遣社員に連絡をするが誰も受けない。

携帯を全員が一斉に変えたのだ。住所である寮にもいない。それは渋谷も新宿も同じだった。

三住井商事とパーソナルテックルは大恐慌だったが、そこに石井からの電話が公衆電話から来た。

「何処にいるんだ?」

「辞表は昨日の16:00に出していますので、もう処理しているでしょう。始動に関しては、しっかり教えたので、大丈夫でしょう。では…」

と言うと切ってしまった。

呆然とした馬糞だったが、その一方で電話が来る。

「クーラーの動作はどうなっているの?今日から集合(冷却装置)は使えないの?」

と矢の様な催促である。

そこで始動を馬糞が決定した。

システムは既に予備監視モードだった。

炉には、パージエアーが入り、内部を暖めていた。

「ビデオを持って来い!動作シミュレーションのビデオがあるだろう。」

そうして、ビデオを見ながら、おっかなびっくりで動作を開始した。

皆心細さの極みだったが、それも仕方ない。だれが首になるのが分かっている職場に愛着を持つか?

今まで色々教えたのを感謝して貰いたい。実はビデオの最初に、それを入れていた。

さて、モニターを見ながら形だけの動作が始まる。

「CV-001開放0.1%ゆっくりと」

モニターから声がするが、インドネシア人には分かり難い。

「ゆっくりってどのぐらい?」

どうせ介助が入ると高を括っていたので真面目にやっていなかった。

「世の中厳しいんだよ」

とは別の場所で中の状態を見ている面々が居た。

それは石井達である。

会社のスマートホンを経由してミラーリングしていたのだ。音声も入る。

「やっぱり必要以上に遅い。自信が無いのだろう。多分是で痺れを切らす。」

一方で現場には三住井重工の関係者が二人来た。残りの二箇所にも行っているらしい。

「状況は?」

「ステージ1です」

インドネシア人が答える。

「職場放棄ですか?」

「全く怪しからん事です。」

「お宅の方針だから言わなかったが、この首切り見え見えで真面目に仕事をすると本気で思っていたのか?馬鹿か!」

「馬鹿なのはお前さんの上の方もね!」

この状態で、外気に気化器を当てて、気化器を暖める。そして大気開放の煙突から天然ガスを放出しつつ、天然ガス量を増やして、点火に至る。点火したら、冷媒を流す。そして冷媒によりガス炉の燃焼器を冷やしながら、一方で冷媒を蒸発させ、大気路の空気を冷やすのであうr。

だが天然ガスの流量が多かった。仕方が無いので気化器につけたヒーターで天然ガスのバーナーに付いた氷を溶かそうとした。だが、この時天然ガスの弁を閉じなかった。

でも気化器は凍っているので、現状問題なかった。

このヒーターが問題で、実は氷の付き方で、全体の温度を把握できないのだ。特に馬の糞がケチった熱電対が、この部分には1つだけで、それはヒーターから一番遠いものだった。

熱電対を頼りに気化器の様子を見ていたが、それは状況的に不味い事だった。

「ドッカン!」

それはいきなり来た。

気化器付近でヒーターに寄る過熱で天然ガスが流れたのだ。

それだけではない。センサーはまだ0度のままで、ヒーターはバンバン加熱していた。

そのヒーターに加熱された天然ガスは、大気に触れると自然発火したのである。

関係者は蒼白になった。

「何が起きている!」

「天然ガスを止めろ!」

「駄目です。今のでバルブが動かない手動で!」

ここでインドネシア人が凍り付いた。

あの怖い場所へ行くのか?爆発した所に。

天然ガスはリザーバータンクの中から基幹ガスとして装置に入っていく。天然ガスのタンクは装置より大分離れているが、バルブは装置の近くにある。

もう一つの手としてはリザーバータンクから燃料を抜くのであるが、その為には、別の管路を開く必要性がある。

 


ばいばい、にほんじん、ばいばい、技術者 by 経団連(小説)③

2016年02月27日 18時34分53秒 | 日本の弱点

2.教育指示

翌日半分が出社した。元々待機体制の時はそうである。つまり機械が動いている間は、二交代制で行うのである。これが昔は三交代制だった。

そこでインドネシア人にシステムを教えろとの事だった。

「彼らに、ここの機械を教えても意味が無いでしょう。今渋谷で動いている奴が最新です。そっちでやった方が良いのでは?」

「渋谷には別の班がいる。」

「なに!」

明確な人員交代をほざいているのだ。

お前等の仕事は安いインドネシア人にやらせる。

「我々の次の職場は?」

「現在検討中だ。一応雇用は続ける」

小泉潤一郎の押し通した契約用紙一枚で首が切られるのである。

「教育をするなら、教育用の時間と、その分の費用が必要ですが?」

「教師のつもりか?」

「じゃぁ教えるってのは無しですね」

もう石井は呆れ果てた。そして認識しなければならなかった。

我々は奴隷なのだ。慶応による奴隷支配なのだ。

「高橋健吾か…」

それを聞くと馬の糞はびびると同時に激怒した。

「脅す気か?」

「予言を思い出すだけですよ。」

そして石井は出て行った。


「それじゃ、首を切らせる為に刀の刃を砥げと言っている様なものだ。いやソビエトでは穴を掘らせて背中から撃って次の囚人に穴を掘らせたそうだ。」

西山が怒る。

「キチガイのやらせる事は同じですね。共産主義と慶応主義」

橋口もだ

「辞めましょう。」

全員が首を縦に振った。

だが石井は一言言った。

「実は昨日渋谷と新宿の連中に会ったんだ。」

「で、どうだったんですか?」

「同じさ、上の方はやれると信じているようだ。」

「メーカーは?」

「メーカーは金さえ出せば、サポートするようだ。」

「皆辞めると、この業界も広くないし…」

「いや、辞めたら、もう技術関係も辞めるよ…。もう馬鹿臭くて…。結局昼夜の無い生活していたら見事全員独り者だ。もう人生を日本に吸い取られてしまった感じだ。解雇を怖がりすぎて、安定を怖がりすぎて、従った結果が是だ。私は高橋健吾の気持ちが良く分かる。」

「そう…ですね。」

「それで…ね、まぁ皆に従ってくれと言えないんだが、インドネシア人にとりあえず教育をやっても良いかも知れない。あの連中に一応教育をして、それで動かせたら、やっぱり俺達は要らないんだって、清々しく辞められる。どうせ停止期間は1月程度だ。そうなると北海道あたりで、農場の倍と当たりあるかもしれない。今じゃゴールデンウィークの人間見ながら独り身を嘆くしかない。」

「動かなかったら?爆発しますよ。このプラント。大体。クーラーやボイラー程度に思い込みたがっているようですが、これは爆弾ですよ。」

「そうだな…。でも三住井商事はやれると信じているようだ。」

「大惨事になるかも…。」

「高橋健吾の事件みたいにか?俺達も歴史の英雄だな。だが俺達は会社の言う通りにやり方を教える。ただ教える。出来る筈だから彼らだけでやって貰うんだな…。後は知らん。我々は言うべき事は言いやるべき事をやって辞める。職場放棄は別に罪じゃないし、大体、首を切るのが目的で雇ったインドネシア人だろう。良いじゃないか。」

そして石井達は、妙に熱心にインドネシア人にシステムを教えた…。マニュアルに書いてある事を一通りなぞっただけだが…、一方で助言も添えた。

教えた証拠としてもだが、見直しをする時に呼び出されるのも嫌だから講習光景を録画する事にして、その費用も要求したが馬の糞は嫌がった。しかし、しょうがないと渋々30万円出して映像セットをそろえた。

繰り返し「機械の中の装置の動きをしっかり想像して…、そして、その中身の状態を考えながらやるんだよ」

と一見すると実に丁寧なようだが、実際に動かさないと分からないものだった。

そして冷房始動1月前。

装置内センサーの確認を始めた。一つ一つをチェックして駄目なものは交換するのだが、それも馬糞は拒否した。

「沢山センサーはあるんだ、そこの一つぐらい駄目になったって…」

つまりロットで購入するのだが、その購入の狭間で、部品が無いのである。

糞馬鹿文化系大学出ならではのドケチ連発である。

だが皆聞き分けが良かった。

どうせ本番を動かすのは、俺達じゃない…。それを知らないのは三住井商事とパーソナルテックルの糞馬鹿ばかりだった。


ばいばい、にほんじん、ばいばい、技術者 by 経団連(小説)②

2016年02月27日 18時33分24秒 | 日本の弱点

1.爆弾の中の都市東京

渋谷駅の周りのビル群が完成を向かえた。

そして渋谷も「中央集中熱管理システム」を使用する事となった。

この「中央集中熱管理システム」は集約が進み到底個々のエアコンでは解決できない冷却・暖房問題を解決する為に天然ガスを使った温度管理システムである。

温度管理を、このシステムで行う事で、高効率で大量の温度管理を実現するが、それは地下に備えた巨大システムが必要だった。

現在、同システムは、霞ヶ関、渋谷、新宿などに配備されている。現在進行中のものが3基あり、その為に大量の天然ガスが地下のパイプラインを流れているのである。

そして、そのすぐ横に地下埋設の電線ラインが存在する。これも空を電線で見栄えを悪くしない為だ。

そんな中、霞ヶ関熱管理組合の関係者に、ある通達がやって来た。

「帰化インドネシア人57名に温度管理システムの運用補助を割り当てる。」

現在仕事をしている皆が戦慄したが、管理トップの糞馬鹿文化京大学出(慶応出身)は涼しい顔だった。

「どう言う事ですか?」

次長の石井の目が眼鏡の中で光った。

「通常の通達だ。増員だよ。」

「いきなり倍ですか?人員削減を言っていたのに?」

「社の方針だ」

毎度見え透いた事を平気でやる。

石井達は、自分達が切り捨てられる事を理解した。

元々霞ヶ関熱管理組合は準公務員的待遇との事だったが、アベノミクスのお陰を被って、企業体となり、年俸制となり、勤務実績制となり、契約制となった。

つまり今霞ヶ関熱管理組合の人材派遣会社パーソナルテックル正社員は唯一、この糞みたいな何も知らない糞馬鹿文化系大学出の馬越龍二だけだった。

この糞馬鹿のお陰で、元居た優秀な技術者がドンドン辞めて行った。

石井も多少の矜持があったが、それを徹底的に馬鹿にするのが慶応出身のゴキブリだ。

石井は、半ばカリスマになった高橋健吾の言葉を思い出した。

「一万円の糞馬鹿面を『ふざけた諭吉』がやっている限りに於いて、平和と捏造された戦争は終わらない。我々の敵の存在は紙幣が示している。だから夏目漱石が野口英世になり、新渡戸稲造が、樋口一葉に変わろうとも、居続けているのだ!」

「とり合えず、春の掃除の時期だ。社員同士で、やりたまえ」

何時もは外注業者で燃焼炉を掃除するが、それを帰化インドネシア人と一緒にやれとの事だ。

嫌な事は石井にやらせるのが社の方針だ。

58人の日本人メンバーは皆嫌がった。

「毎度の事だ…。とり合えず。」

「技術者ですよ!我々は!」

今村係長が怒った。

「馬鹿正直って意味ですよ、それ…」

西山社員が諦めて言う。

「技術職がドンドン減って、外国人ばかりだ。ソフト関係はベトナムやインド、機械プラントだから簡単に止めさせないと思っていたのですがね。

橋口課長もうんざりしていた。

「連中にとっては何てこと無いんだろう。」

このシステムが動き出した時には破損状態を確認する為にカメラや探傷装置を持って入っていったものだった。

当然馬の糞(馬越龍二の事)は来ない。

中を見て驚いた。

「メーカーもよく、この状態をOKと言いましたね。」

橋口が懐中電灯を近づけて見る。

「メーカーも立ち上がりが終わったら、後は厄介物件だ。まぁ金を出すのが三住井商事だから、金の問題として、利益合算の都合が悪いのだろう。」

石井も嫌そうな顔で答える。

「まぁ燃焼量が少ないクーリング(冷房)では、まぁやれるでしょうが、夏の終わりから冬の始まりは、その逆より早く来ますよ。これ内装のパネルの相取っ替えしないと次の火入れは不味いですよ。」

「クーリングでもヤバイだろうな。だが俺達技術を知っている人間の判断は聞かれない。」

「メーカーは?」

「強力にプッシュしているようですが、それも、あの足し算しか出来ない馬の糞では無理ですよ。馬の糞の耳に念仏です。」

そして、後では言ってきたインドネシア人だが、どうもいい加減な感じだった。

連中も「美辞麗句」を並べられたのだろうが、やっている事が人足仕事だった。

揉め事が起きたのは、こんな仕事はお前達がやれ!とインドネシア人が言った事だった。

「とにかく内部確認も仕事だろう!技術者として、この内部の状況はどう思う!」

と言うと

「さぁ~」

と言い出す。

「そりゃ立派な技術者だな…。いいか、このプラントを動かすにはイマジネーションが必要だ。中の構造を想像しながらやらないと上手く行かない。だから、こうやって見るんだよ」

と石井は言いながらも

「掃除は業者にして貰いたかった。」

と思っている。

掃除をやる事を認めたにしても、インドネシア人の行動は適当でやっつけだった。

「やっぱり日本人とは感性が違う。」

そう言う石井に橋口が

「糞馬鹿文化系大学出とは意見が合いそうじゃないですか。アバウトで適当で口から先で上から目線で」

嫌だとは言いながら石井も内部の損傷箇所を記録して自前のスマホで写真を撮った。

結局インドネシア人は役に立たなかった。

色々な事を含めて一応報告書を書いて提出した。

これは一応の予防措置である。何も無かった事にしたがるのが慶応の糞馬鹿文化系大学出である。


ばいばい、にほんじん、ばいばい、技術者 by 経団連(小説)①

2016年02月27日 18時27分42秒 | 日本の弱点

序章.「平和の中の戦争」状態

平和の祭典「東京オリンピック」が終わった後202X年。

春の東京に6つの大規模爆発が起きた。

慶応幼稚舎、小学舎、中学舎、高校舎、慶応大学、慶応大学院である。

総量1000kgに及ぶ黒色爆薬は、参集した二万七千の「エリート」達は、「普通の人間と同じように」吹き飛び、死亡八千八百、残り全てが重傷。

犯人はすぐに名乗り出て、確保された。

年齢42歳の元塾講師、高橋健吾(独身)だった。

彼は一年前少子化の影響でリストラされ、居酒屋でアルバイト生活をしていた時に、慶応大学のゲス野郎に「落伍者扱い」を受けて激怒したらしい。

彼は続ける。

「慶応が、小泉が、竹中平蔵が、この糞みたいな状態を作り出した。

しかし経済を破綻させた罪特に日本振興銀行で背任を働いた木村剛が有罪になっているのに、任命責任のある小泉潤一郎と竹中平蔵は罪に問われず、また、政府の関係者だったコネでパソナの社長となっている。

またパソナはアスカ事件で関係があるにも関わらず手付かずだ。これがアベノミクスの限界だろう。少子化は延々と続き貧富の差は開く一方だ。左翼の糞馬鹿に政権を任せたくも無いが、自民党もゲスだらけだ。」

そして最後に

「ボクは最初だ。あとはドンドン続くよ。皆、忍耐の限界をとうに超えている。ふざけた奴は、殺してやる。皆その機会を待っている。大体、糞野郎を殺して何が悪い。俺には家族も財産も地位も無い。犯罪者になって何を失うというのだ。」

彼は、三年かからず死刑が確定、即刻執行された。

その時、日本の社会は忍耐袋の緒を切った。

その後TBSの岸井が交通事故で殺された。古館伊知郎は高層階から落とされた花瓶で頭部を脳挫傷で死亡直前にまで到った。

日本は「平和の中の戦争」状態となった。

それは高橋健吾の死刑直前の一言だった。 

「現在日本は『糞馬鹿文科系大学出支配による平和の中の戦争状態』である事を宣言する。」