歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

お安い批判、白川さん、お察しします。

2010年08月03日 12時39分36秒 | 日記
堕ちたマエストロ、アラン・グリーンスパンは、毎度毎度、景気刺激策を求める議会からの要求を跳ね返す事に対応するのが一苦労だったとの事である。

彼は景気過熱を一番恐れた存在だったが、そのFRBですらリーマンショックを止められなかった。

過熱する景気に冷水を浴びせかけ続けていた彼が、である。

現在問題なのは供給過剰になってしまった世界である。それは投資を得て、設備計画を立てて、建て屋を作り、装置を入れて設けようと言う行動である。

例えば長崎市では、時津でハイパーマートの繚乱さ加減が見られる。これが2010春口から初夏までにオープンした。一気に2.5倍になったのだ。

これも供給過剰。5件のうち、OKとオサダが潰れるのは既定事実みたいに皆言っている。

長崎に人々に言いたいのは民主党の言う景気刺激策で日本をどうにかするというのは、この5件のハイパーマートに利益を上げつつ存続できる環境を作るという…

寝言です。

昨今は(通貨の)量的緩和と国債・社債・株購入、円安誘導、インフレターゲットの花盛り。

正直ショックなのはみんなの党も同じだった事。

大体みんなの党は2点が問題。

1)官僚は敵である。天下りは許さない。以上で終わり。

2)自分のアジェンダを丸呑みしろ。

1)は役人も生活者である事を完全に無視している。私は、質の良い保育所に子供を通わせる官僚夫婦を見て、彼らも下駄履きの生活者なのだと実感した。

文科省は、自分達の子供の為の保育所を霞ヶ関に作ったとの話を聞いたが、むべからざるを得ない。

こんなのを見ていると、官僚も世間の訳の分らない常識に押し潰されている事を思い知る。

彼らは敵ではない。

もっと言えば、良い前例を彼らの為に作ってはどうか?先ずは保育所である。

また天下りは仕事先が無いからやるのであり、やりたい事や能力があるのなら起業をさせてはどうだろうか?

例えば日本の有力な起業支援企業として、大手商社と銀行がある。ここで天下りではなく、起業して何とかするという事があるのだ。

これはアメリカの状態と比較してどうだろうか?官と民を完全に分けるのはどうか?起業を補佐するシステムとしての役所が出来ればどうだろうか?

今は、官僚の落ち着く先は天下りか、大学の教授か、引退か、NPOか、であろう。(法務省の場合は弁護士・コンサルタントがある)

彼らの身分の不条理は、天下りと言う不条理によって贖われている。これを「無し」では、終わらない。だが「みんなの党」はターミネーター(終止符)を打つのだ。

その後は何とかするだろう?ってなもんで、別の天下りが出てくるだけである。

考えてみれば官僚のハローワークは無い。また能力のマッチングで天下りは決まっているわけでは無い。この議論は30年は続いているが、矛盾は矛盾のままで、新手の矛盾が出てきただけだ。

2)丸呑みはいけない。

丸呑みと言う事は修正が無いという事だ。これは本来自分達が精査して作ったから手を入れられて精神が損なわれると言う事を官僚との戦いで味わってきたトラウマだからだろう。

だが、それは法案の問題であって、まだ官僚は運用方法で誤魔化すという手がある。明確なサボタージュである。若しくは法案無視であろう。

大体、法案は修正が必要なものだ、今の言い方では修正をするタイミングを誰がどう設定するのか?が問題となる。この法律の通し方は前近代的なものであり、修正はどのスキームにのっとって行うか?が問題だろう。

これを何とかするには、官僚よりも多くの人の力が必要である。そのネットワークが無い状態で、それを言うのはどうか?ザル法だけでなく、店晒し法も幾らもある。見て、指摘する存在がいなければ、法は、単なる文章で終わる。

だからである。議員定数削減は問題である。いや小沢や横粂や山岡・赤松のような役立たずは極問題の露に消えて良いんだけど、先進国の法案審議の為には、数は今のままが良いだろう。

それと民主党は、ほぼ全員が素人であり、今後もマシになる事は無い。こいつはマシかと思っていた前原は海老蔵の結婚式を会議より優先させており、政治的な権威を無視した馬鹿やろうであろう。岡田は杓子定規、仙石や長妻は官僚に取り込まれており、民主でまともなのは原口ぐらいで、それもおかしくなっている。

残念ながら1年で、そっくり駄目な党である事が分った。

もう少し続けさせたらとの言もあるが、それは寝言だ。見通しも、方針も無い党に政権を任せるのは、政治の空白に他ならない。菅直人の頭の中には、総理と言う字だけがあるだけで、何をするべきか?は臨機応変しか無いだろう。それで政治主導とは大笑いだ。良い様に官僚に遊ばれるだけだ。

景気刺激は、確かに必要かもしれないが、重要なのは実態としての需要がどうなるのか?である。景気刺激策は基本的にカンフル剤である。

実態があるが短期的に経済が振るわない時に、今見えていない実態に引上げる為のものがカンフル剤としての景気刺激である。この破綻がアメリカで見られてきた。

それは住宅需要の30%の低下である。そして現在塩付けにしている過剰在庫が市場に出される恐怖感が世間を覆っている。

よく考えてもらいたい、小泉改革と言う名の暴挙のお陰で、小泉・竹中:慶応連合のお友達、景気過熱しか目に入らない金融機関の勝手に作った借金の帳簿をきれいにする為に、多くの製造業が、その場を追われた。その結果、偉大なる小泉改革の後は投資先が綺麗さっぱりなくなった。小泉投資砂漠である。

だからジョージ・ソロスなどのヘッジファンドと中国投資に血道を上げていた。その結果国内の働き場所はなくなり可処分所得は大企業とその従業員は増えたがたは下がっている。長崎では樗立するマンションの多くは三菱重工・電機と県・市職員、それと日教組の性犯罪者集団ぐらいなモノだろう。

皆、金を持っていない。企業側の都合、目先の見えない金融のバブル願望が虚飾の需要を作り、その荷重需要の圧縮が必要だと2009年NYでの白川総裁の発言で言っていたのではないか?

今、景気刺激策を取るのは、虚飾の粉飾の供給を買わせて、その存在を下支えするのである。その出所は税金であり、国の借金である。加えて増税するのしないのと、民主党のデフレ脱却議連の発言は、根底から要領を得ない。

恐るべきは、景気過熱で増えすぎる供給である。これが、当てが外れて崩れる時にバブル崩壊となり、デフレとなる。

デフレ・デフレと慶応の醜い奴らがほざくが、デフレとは、通貨が収縮する事である。これは既存価値の消失と、貸し出しに消極的になる2つがある。余剰設備は、投資額に見合わない為、その分の通貨は企業にとって消えてしまったのと同じになる。これが消失。不良債権化するということだ。

また景気全体が下がり気味になると貸し倒れの危険性と抱え込みのメリットから、全体的な投資沈滞が進む。この状況はポールクルーグマンは「もっとも馬鹿馬鹿しい行為」と言うが、なるほどそうである。

だが、この2つによって自己資本比率を増加せざるを得ない金融の芸の無い「自分さえ良ければよい」防衛策となる。

この慶応のモットー「自分さえ良ければよい」が「合成の誤謬」とほざく寝言の正体である。私は、これを「慶応下劣品性」「竹中下劣品性」「小泉下劣品性」「ふざけた諭吉下劣品性」と呼んでいる。

大体景気刺激策とやらは、株や債権、国債の買取と大企業や政府の経済的側面を日銀に押し付ける側面しかない。これは国の政策的に本当に成功しての結果かといいたくなる。

小泉に依る弱いものいじめで消えてなくなった国内需要の誤魔化しである。その一方で小沢に表をくれるやつらへの報酬を乱発した結果でもある。

そして、これら一連の「お決まりの景気刺激策」は、何より通常の経済から財政や大企業の運営が乖離する事を意味しており、これはカンフル剤と言うより麻薬だろう。この麻薬に安易に手を出したからギリシアもハンガリーもスペインもポルトガルもソブリンリスクを背負い込んだのだが、それって分らない?ばぁか?勝間和代?写像?

白川総裁の恩師を担ぎ出して「本当の経済学」と、これまた、自分以外の権威を持ってきて貧相なその場限りの寝言に重みを持たせようとする慶応の得意技を踏襲しているあたり、勝間和代も醜悪な慶応の下劣な手法の呪縛から説き放たれていない。

私は無名の一個人だが、自信を持ってお前らの景気刺激策は赤点どころかマイナスだと断言する。

まぁ誰も乗ってはこないだろうがね。

この景気刺激策は空虚なものだ。金がまわるから何とかなる。その次は?

無いんだよ。

これまたXXしさえすれば良い。の典型。メッキが剥がれるのに1年はかからない。そして、今度は、その政策を主張した奴の責任追及である。

勝間和代がこれで消えてなくなるのなら、それはそれで良いのだが、国家に傷は残る。たいしたお母さんだよ。

この沈滞した社会は、自分だけが賢くて、自分だけが儲かれば良いと言う馬鹿文化系大学出の寝言から端を発している。馬鹿で間抜けで教養がなくて、小賢しいだけのクズども。

現在の経済分析も場の雰囲気でほざいているだけだ。これは戦争を始め、戦争中に愚策を行った連中に酷似している。「場の研究」と言う本を読んだことはあるか?インパール作戦を知っているか、それと長淵剛が涙を流して感動している大和の特攻は、実に貧相な理由とごまかしで行われた事を知っているか?

大和の映画が度々作られるが、あれは役に立たないで余計な資源を浪費した馬鹿の妄想の産物だ。決して誇れるものではない。

今回も、増税や景気刺激など、論拠が曖昧なものが並べられている。だが、白川総裁の頭には通貨の安定性があるのではないだろうか?私は実にその事が分る。

グリーンスパンもそうだったし、歴代FRBの関係者はそうである。日高義樹のワシントンレポートでもあった。「第二次世界大戦と今のハンバーガーの価格は同じである。これがアメリカの通貨の強さである」と。その見識、認識はあるのだろうか?特に勝間。お前だよ。

現在、アメリカの住宅需要が落ち込んでいる。これを無理やり回復させるか?身の程に合わせて過剰生産性・在庫を処分させるか?である。

これは住宅着工件数を圧縮する事であり、建設関係の失業者を増加させる事となる。この時、また財政投入となると、それに見合った生産設備と需要が換気され、消極的なバブルを形成する。バーナンキは、これに資金投入をいとわないというかもしれないが、愚策だろう。

「アメリカ版失われた十年が始まる」というレポートは実に、物事を良く分っている人間の手による。慶応ではないだろう。

そして「日銀依存がもたらす最悪の結末」もまた、見え透いた、手を繋いで唱える暴論集団の愚から解放されている賢者の見識だろう。

勝間の寝言や竹中の寝言、デフレ脱却議連の寝言よりしっかりした意見があるが、皆見ているのだろうか?

それとも分らない?困ったもんだ。

分らないなら言うよ。リーマンショックみたいなのが、また来るんだ。だが、今度のは少々厄介だ。何故なら、これまでの経済刺激策がほぼ通用しない。

理由かい?今刺激の真っ最中だろう?それで落ちるんだ。じゃぁ今ですら量的緩和ジャブジャブ、補助金ドサドサってやって、それで財政の健全性は保てるの?全ては語るに落ちている。

恐らく白川総裁は、それを見ている。

一応、及ばずながら私も。

昨年四月のNYでの講演は、先の2レポートと同様見識のあるものだった。慶応の軽口とは格が違う。

景気刺激策と言うもの、そして、皆が唱える円安誘導。これは危険なものだ。通貨安定の歴史を見ると一度下がった相場が、状況の急変に伴い、止め処もなく下がるという事例は枚挙に暇がない。

日本の円は高いんだ。近い将来下がる可能性のある全世界の通貨に対して、唯一の救いは日本の円なんだよ。(あと、運用の主体に依るが、結構元もタフネス)

そんな中、円安誘導は、少々早い。

実際ユーロ安に伴うドイツも輸出は増えているが、実態は利益に結びついていないとのレポートがあった。お安い実体を知らない経済音痴の集団の「XXさえすれば」は「そうならなかったら◎◎があるし、その次は▽▽がある」がない。何ならデフレ脱却議連に聞いてみようか?

何かと言うと量的緩和を持ち出す慶応の馬鹿ども、だが量的緩和は今まで3回あったが、どの程度の効果だった?最初の量的緩和の大した事の無い成果に、私は「こんなものか?所詮慶応の寝言」と思ったもんだ。そして、恐らく今度もそうなるだろう。

「アメリカ版失われた十年が始まる」にもあるが2009年アメリカの地方銀行が140潰れ、2010年は200を超える事となる。これはご自慢の景気刺激策のど真ん中にあっての事である。本来的に過剰供給の間の手は付け焼刃のカンフル剤では駄目だという事を証明している。

たとえ成功しても、今度は麻薬となる。マイケルジャクソンがデメロールから離れられなくなったように。聞く所に依ると慶応は麻薬の園だそうだ。なるほど、ふざけた学風に相応しい。

夢を覚ますのは財政破綻か増税か?

何れにしてもスペインとポルトガルのソブリンリスクは注目すべきものであるが、直近のアメリカに対して、EU、ユーロと言うものは、経済統合と言うモノの為か、影響範囲が広くなるという傾向を見せている。

つまり国情に合わせた通貨体勢が、やはり必要で、通貨統合前に散々言われた事が、やっぱり正しかった事を証明している。ユーロ崩壊は時間の問題で一番良く無いのはなし崩し的に発生する事だろう。だが、その態度を明確に出していないので3年は無いだろう。

EUは経済・貿易的に北高南低の状態が続き、南の赤字を北が払うという形になってきている。これをドイツを始めとした北欧が嫌い出して来ている。通貨統合と言う夢のためにEU自身が崩壊の際に追い詰められるのは空言とは言えない。メルケル首相のイラ付く顔を見るに付け、そう思う。

EUはEUだけでなく、東欧の一部、バルト三国もユーロ加盟をするし、ハンガリーとかの面倒とかも見る、ロシアも一方の雄だが、それとの関係が無いわけではない、東欧と関係があると言う事は中央アジアとの関係も出てくる。

どれか破綻するとえらい事だ。直近の問題としてはアメリカが顕在化しているが、その後は、EUが長い間EUである限り悩み続けるだろう。

見識の無い馬鹿は、事ほど左様に自分だけが不幸だと思い込んでいるようだ。だが蓋を開けるとイギリス人のコラムのように「これが退嬰ならば、退嬰もいいものだ」と言える状態なのである。本来的には、他国の厄介事の方が大きくて深刻である。

特にEUにまつわる問題は、複雑で厄介で広く多種多様である。到底解決するとは思えない。少なくともユーロが使われている時点で。

そして、慶応後推薦のグローバル経済では、否応無く発生した厄介事には付き合わなければならない。

その事を分っているのだろうか?

今の日本の通貨安定は「奇跡」なのである。誰もが望んでも望み得ない「奇跡」を崩したくない気持ちは分らないではない。

だが、全てを当たり前とほざく、何も自分では作って来ず、他人の作ったものにただ乗りする朝鮮のような慶応は、当たり前とほざく。

戦後すぐに行われた通貨政策の博打のような姿からは到底考えられない安定なのだ。

戦後は、インフレ懸念があったからGHQは、所持できる通貨量の上限を設定したりもした。これは、まるで北朝鮮のそれか?と思われるような事だが実際にあったのだ。

私は来るべき金融危機を見てから出ないと景気刺激策は出すべきではない。出すとしても今までの延長線上でしかない。だが状況が見えたら果敢に手を打つべきである。

断言しよう。ドルかユーロは必ず落ちる。だが慶応の口車に乗ると、日本が最初に落ちる。円安誘導によって、景気刺激策によって。

往々にして攻めは守りに弱い。今は守るのが重要だと思う。所で、リーマンショックは突発的で100年に一度だと思い込んでいるのかい?そりゃ結構。私は底まで甘くないし、世間知らずではない。

そして最後に、株は株の形である限りにおいて0まで下がる。現在の通貨は兌換紙幣ではないので、理論上価値が0まで下がり得る。それを止めるのは人の信頼だけである。お安い目先の事に走る馬鹿を人は信用しない。

安易に景気刺激を唱える馬鹿は、この手間だ。