歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

味って何だろう?

2020年06月21日 16時08分35秒 | グルメ

先ず、猫が糞をする動画なのだが、反射的に用を足した後に肛門を舐めるのだが、この猫はふと「匂いを嗅いだ」のである。正直な猫は「なんて匂いだ」と顔を顰めた。
私は、この動画を見て「猫用ウォシュレット」を作ろうと思った。まだ構想中だが、殆ど道具は用意した。
さて、それもあるのだが、舐めている時猫は何を感じているのだろう。
実は犬猫熊は、皆子供の大小便を舐めると言う。どんな味か?と考えたくもないが「ちゅぅ〜る」なるモノを猫が熱狂しているのをみて、何が美味しいのだろう?
キャットフードも味は人間が食べて決めるらしい。
ただ、最近行きつけのラーメン屋の主人が代わり雇われ店長が入ると、途端に味が変わった。何とも言えない肉の旨味が、綺麗に無くなっていた。
ああ、出汁とは、これ程迄、味の全体を変えてしまうのか?と愕然とした。
とうとう、私のラーメン屋は駅ビルの「オールウェーズ」だけになった。
一時期と言うか行きつけの「とんかつ屋」文次郎の味噌汁が美味かった。半年ぐらいで、直ぐに普通になったが、あの時も味噌汁を作る人が変わったんだな?と思ってしまった。
長崎は、ラーメン激戦区ではないが商売的にきついらしく「一黒」って言うラーメン屋は美味かったが、商売的にダメだったようだ。
大体朝はパンで、昼は弁当、夜も適当と、生きる意欲が減退している。
私は父親が無理矢理入れたラグビースクールで「多汗症」となり、二度ほど便が固まり、排便できず病院に入院した事があるが、その時は、飴と水以外何も口にしない療法をとられて、12日間絶食した。その後口にした最初の三分粥は本当に、美味かった。
今不倫で締めあげられている渡部のグルメとか、寺門ジモンの肉自慢とか、凄いのは凄いが、何か他所(よそ)の話っぽくて…、まぁ他所は他所だな。
今私の唯一の味の基準は?と言われると、おかめ納豆のひき割り納豆だな…と思ったが、買って1月寝かせた、Aeonの小粒納豆も色が黒くなりだすと、結構いい味を出すんだな…。
味ってんで、美の壺の「日本のだし」を見たんだが、サラリと流した?と思う感じである。
昔NHKのウルトラアイか何かで、出汁の相乗効果ってのがあって、昆布を濃くしってもダメで、削り節を濃くしてもダメで、昆布と削り節が相俟って初めて倍加した旨さが出て来るのだそうだが、今回「だし」では昆布と削り節の出汁にあさりの出汁(イノシン酸)が入るのだそうだ。じゃぁ他の出汁の味の組み合わせと具材の組み合わせはどうなるんだ?と言いたくなるし、出汁といえばウチは昔は「煮干しだけ」だった。出汁の煮干しだけが蛋白質だった事もある。
それとウチは麦味噌である。だが、他所では赤味噌、豆味噌、白味噌、米みそとか色々有る。
昔、市場があった頃、そこでは樽盛りの味噌が量り売りされていた。ウチは頑固なので、ヤマト味噌だけである。
そんなのを見ていると、私は何を食べてきたのだろう?と思う事が多くなった。
困った事に兄弟仲は悪く、姉が料理が上手いが食えない有様で自分で作るしか無い。一時期「おじや」にこだわったが、それも今は無い。
精々ケンタッキーフライドチキンが「おごつぉう」(御御馳走)なぐらいで、大した食生活でもない。
何か、美味しいものって何?と思う。
BS日テレの「小さな村の物語・イタリア」はよく考えると必ず料理をするシーンが出て来る。アレなんかは、本当に我が家オンリーのパスタであり料理なんだろうな?と思ってしまう。
大手がノサバリ支配する日本では、あんな家庭の料理は希少価値だろうと思う。
最近は「小さな村の物語・イタリア」は、週2回必ず見るようになった。あんな、家族が羨ましいのだろう。独り者だから、しょうがない。
美味かったと心から言えるものがないなぁ〜。
YouTubeの「靴下を履くネコアオとウメ」では、パンケーキに泣いたり笑ったりする子供を見て、本当に美味しいんだろうなぁ〜と思う。
美味しいもの…、何か食べましたか?


私のブログでのヒット率が高いのは意外にも「サトイモ」の話です。

2015年12月16日 23時37分34秒 | グルメ

元々NHKの「人間は何を食べてきたのか?」と言う3本シリーズでした。

「塩の吹く大地」(醤油)と「題名忘れた」(お茶)と「題名忘れた」(サトイモ)でした。

「塩の吹く大地」では、タイの奥地にある塩水泉に魚を漬け込むもので、ニョクマム(魚醤)が元で、その後、大豆を使った醤油が生まれたと言うストーリーでした。

醤油は、日本よりも先に虫獄の浙江なんかで作られていたらしく、日本が醤油を作ったのは江戸時代の中期頃でした。それまでは、味噌の樽に湧いて出た上澄み(溜まり)を使ったり、江戸の初期の茶見世では「煮ながし」だったか?って言うものを使っていたらしい。

さて、お茶は、陸羽の「茶経」をテキストに話が進みました。そして、虫獄のどこかの「超高級烏龍茶」の木の株を「最高の茶」として紹介していました。

このお茶の回では、色々なお茶が紹介され「龍髭(ロンシー)茶」「虫糞茶(茶の葉だけを食べる虫の糞)」「四国の茶粥」「団茶(たんちゃ:虫獄がチンギスハンの時代から売っている安物の硬いレンガのように固めた茶。牛乳と砂糖と塩を入れてツァーティー茶とする。)」と色々説明がありました。他にも「花茶」と言う無印良品でも売っている、見た目も匂いも良いお茶も紹介されました。

そして、最後に出てきたのが「サトイモ」でした。

このサトイモの回は、最初の舞台が台湾の少数民族でした。

この民族は、台湾に居る、半農半漁で、刺青を入れる風習があり、下着は「ふんどし」でした。上着はシャツのみ。見た感じ、大阪の、酒飲みのおっちゃんという感じの島民の主食がサトイモでした。

主食:サトイモ+飛魚と言う極端な「偏食」です。

たまに、何かを臼でついていると思えば、それは「若干腐れたサトイモ」でした。

この「若干腐れたサトイモ」は、このサトイモが台湾の地にやって来た時に、毒を抜く為の手法で、腐れている問題より、サトイモ自身のシアン化合物(ソラニン)の問題が大きかったのです。

今でも栽培種の時期によっては、この腐らせをやらないといけないとありました。

そのオリジナルは?実はメコン川の上流に、デカイ株が、その当時(1990年代)には存在していましたが、食えば確実に死ぬと言う猛毒の芋でした。

サトイモは、メコン川ですが、ジャガイモ、サツマイモは中南米の作物です。しかし、やっぱりシアン化合物(ソラニン)は存在しており、青い部分は食用になりませんでした。

このサトイモは「芋煮」の関連で福島の人々には興味があるのでしょう。大体「芋煮会」の関連で読みに来る人が多いのです。

さて、それでは前の記事以上の「憶測」を入れたく思っています。

先ず、この芋ですが、シアン化合物があるにも関わらず、これを食べようとしたのは、ここまででんぷん質を持っている食べ物が当時無かったのです。

それ以外では、栗、どんぐり、百合根、程度で、それらは、食事としての満足感が遠くサトイモには及ばず、結局、その食べた満腹感を得る為にシアン化合物の危険性をはらんでいながら、日本人も食べていたのです。

日本では栽培種になり毒が抜けて行き、今の形態ですが、日本の各所に、サトイモを若干腐らせる手法が残っているそうです。

さて、私の妄想は、終わらない。

ネイティブアメリカン、つまりインディアンとかインディオと言う人々は、我々とDNA的に近いのですが、彼らは今から3万年前にベーリング海峡を歩いて渡ったそうです。(氷河期による、海面低下のお陰です。)

その後彼らは、人類の60%を養うジャガイモ、サツマイモ、とうもろこし、かぼちゃ、トマトを発見するのですが、特筆すべきは、芋が2種類も発見されている事です。

思うに、彼らが3万年前に日本の周辺に到達した頃、もう、サトイモは、この地にあったのかもしれない。

そうなると、新大陸に移動した後、嘗ての食べ物の記憶にあったものを探し、それが見つかった。つまり新大陸のジャガイモやサツマイモが発見できたのはサトイモと言う記憶が促したとすれば、我田引水が過ぎているでしょうか?

私は、そう言った知識も芋煮を食べる時の「旨み」の一つになれば、してやったりです。

昔は、食い過ぎると痺れてしまう危険性を背にして食べていたのに、そして、今入っている豚肉なんぞ…、それは猪で有り得るなぁ~。

そんな、下らない事を色々盛り上がりながら、安全な芋を残してくれた祖先に礼を言いましょう。「美味しい」ってお礼を。。。。。。。。。。。。。。

浙江省