トンスル臭い井筒=ヤクザ+チョングソ=アルカポネとなっていた。まぁへっぽこマシンガンを撃ち回っていい気になっていたらしい。
だが前のブログに書いたが、このマシンガンはチョングソの「虚勢」同様へみたいなものだった。
では凄いのは何か?
今では猟銃もショットガンの2連発程度のモノしかない。実際10年ほど前の佐世保のルネサンス銃撃事件では馬込(驚くことに、こいつはルネサスの名簿に今も会員として名が載っている)がショットガンを2丁も持って押し込んだ。
ライフルスラッグと言って、重心にライフリング(線条溝)が切ってないが、弾丸の方に切ってあり、似たような効果が若干期待されるものだ。
これもアル・カポネのマシンガン同様、短距離で素人さんを脅すのには通用するが、私には通用しない。弱点を知っているからね。馬鹿は簡単に殺せるし。勝ったつもりのチョングソと馬込は簡単に殺せるよ。
さて昔は、この猟銃が違っていた。昔月刊ジャンプに家族を熊に殺されて、その復讐をする少年の話があったのだが、その中では、まぁ馬鹿が描いたのだが、村田銃を使うという設定になっている。当然警察に見つかると捕まる。何より、何年も放っておいた銃弾が使えるという時点で「おかしい」のだが、まぁそれもいいとしよう。
このライフルはショットガンと同じくCP(センタープライマー)と言う中央に雷管(かんしゃく玉と似たもの)が配置されているものである。ただ、この村田銃がどんなものか知らないが、ショットガン全盛になる前は、実は6.5mmのライフルが使われていたのを覚えている。確か、猟が趣味の芸能人が見せているのを見たこともある。
この6.5mmライフルは「浅間山荘事件」以降、この手のライフルは徹底して世間から消えた。何しろ威力が半端ではないのだ。
6.5mmは今のM189BALL(5.56mm)の倍近くの重さを持っていて、有効射程距離が悠に1000mを越える。また当時スコープも10倍以上のものを付けた奴が多かった。これでやられるとアル・カポネやチョングソヤクザ=井筒を1500m離れて撃ち殺せる。
この6.5mmか7.62mmは今でこそ少数派だが、第二次世界大戦では幅を効かせた。5.56mm高速弾頭は1965年に出てきてアメリカ正式銃弾となったがアメリカは長い間5.56mmと6.5mmの併用が続いた。フランスは今も7.62mmNATO弾を使っているのだ。これは今歩兵の銃器として最強である。それの連発性が低いモノが40年前まではおおぴらに出回っていたのである。
また、こういうまともな銃器はヤクザ=チョングソは使えなかった。ヤクザは大体拳銃かドス(たいしたものじゃない)かスッカスカの長刀である。マグロ引きの方がマシだろうと言うものだ。
大体隊伍を整えられない寄せ集めの集団は、仕掛け爆弾を配置して、その中にガスをバラ撒いて、目と、スタングレネードで耳も塞いで、ご自慢のトンスルに硫酸入れて、臭い臭いガスをプラスしてやると、それだけでパニックになるでしょう。
後は何を使うか?色々選べます。守りが固ければ中で蒸し焼きにしてやりましょう。一番楽しいのは、ヤクザの火薬庫を燃やすと鉛の玉の飛び出す花火が見られますよ。
今の時代になっても、やっぱり押収される銃器を見るけど、想定している戦闘が極局地戦以上のモノがイメージできない。
それと扱い下手なのに手榴弾は定番ね?最近スタングレネードも見つかるけど、どうすんだよ!そんなの相手はしばらく動かないが、その周囲は皆動くよ。
そんで妙なソードオフ(銃身と銃床を切る)の銃・ライフルが多い。かと思うと、妙なカスタムを入れたり。毎度チョングソ=ヤクザの色々な物々しいフリの事を後で見ると、本当に「馬鹿?」実用性を考えているの?と思う。
まぁ狩猟をやる場合は弾丸の数が50発程度しか貰えなくて、それが事件後数が減り、チェックが厳しくなった。
ただ、狩猟の動物が、ああいや、虫がチョングソゴキブリだったら、ゴキブリ撃つのに躊躇は無いだろう。楽しく確実に無駄弾なしで撃ち殺そうよ。