作り手の想いはどこに？

最近ハマっているドラマが、今NHKで再放送している“外事警察”。
映画版が公開されていて、時間があったら観にいきたいなぁと思ってます。

日本に潜伏する外国人テロリストを追跡する警視庁の秘密組織の話で、
テロリストの実態を解明するために一般の人を“協力者”として取り込み、スパイ活動をさせるというもの。

目的のためなら手段を選ばない、非道な刑事役の「渡部篤郎」がなかなかハマっていて、
テロリストに潜入するスパイ役を、"ランキングNo.1"の「石田ゆり子」さんが演じているのも個人的には見逃せません！

そして渡部篤郎の部下役をやっているのが、朝ドラの"カーネーション"でブレークした「尾野真千子」さん。
朝ドラとは違った緊張感のある演技で、女優としての成長を期待させる作品になっています。

ドラマとしては、画面全体から重厚感が伝わってきて、さすがNHK！って感じがします。
最近の民放のドラマは視聴率の獲れるタレントを主役にして安易に作っている様な気がして、どうも薄っぺらく見えちゃうんですよね～。

視聴率を獲らないとスポンサーが許してくれない民放ではしょうがない事ですが、
“作り手の想い”みたいなものが伝わってくる作品が少ない様に思います。

そんな数少ない作品のひとつだった“オダギリジョー”主演の「家族のうた」が、前代未聞の低視聴率で打ち切りに・・・。
やっぱり“花王”がスポンサーの日曜のゴールデンタイムに、オダギリジョーとロックの組み合わせは無謀？でした。

ロックと子供を無理やりくっつけた様な展開も、ちょっと中途半端でしたね。
“ロック好き”には最高のドラマだったんだけどね～、残念です！

Shin

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=fJQ39soRqdo